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更新日:2020年9月23日

相手に依存しないためには精神的自立が必要

 

相手に依存しないためには精神的自立が必要

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生きづらさ体験談

文:ギャラクシー

 

第6回
相手に依存しないためには精神的自立が必要

 

┃異性との関係に苦しむ

 
生きづらさを抱える人は、
 
人間関係で苦しむことが多いと思います。
 
その中でも、異性との関係は特に苦しいものではないでしょうか。
 
「お前ごときが」「お前ごときに彼女なんかできるわけないだろ」
 
と、学校で言われていたわたしでしたが、
 
そんなわたしも学生時代に一度だけ女性とお付き合いをしていたことがあります。
 
この女性、仮にAさんとします。
 
Aさんにはそんなつもりはなかったのかもしれませんが、
 
Aさんのわたしに対するふとした接し方や言動が、
 
なんだかわたしをバカにしているような態度に感じられて、
 
徐々に不満や不快感が溜まっていきました。
 
そして、とある決定的なすれ違いから、プライドを傷つけられたような気持ちになり、わたしはAさんに強く当たるようになりました。
 
責めるような口調で、
 
わたしの意図しない、想定外の変化は認めず、
 
Aさんの人格や感性を否定する。
 
それは、わたしが家や学校でされてきたことと同じことでした。
 
自分の心の傷を癒すために、行為はエスカレートしました。
 
相手を攻撃し、相手をわたしの人生の所有物にすることで、
 
ようやく自分が報われるような、
 
自分の存在が許されるような、
 
そんな気がしていたからです。
 
心が傷ついていたわたしは、
 
そうすることでしか自分を維持できないと考えていました。
 
攻撃をやめたいと思っても、自分でもどうしようもない。やめることができない。
 
客観的にみて、加害者はわたしのほうなので、
 
誰にも打ち明けることができない苦しみでした。
 
結局、
 
傷が癒えることはありませんでした。
 
わたしもAさんもどちらも幸せにならない地獄のような時間でした。
 
本来なら、早く関係を終わらせたほうがよかったのですが、
 
わたしはAさんに依存してしまっていました。
 
結局、耐えられなくなったAさんが終わりを告げ、
 
残ったのは無力感と、
 
Aさんへの怒り、
 
そして罪悪感でした。
 
そんな事情も知らず、ただ彼女と別れたという事実だけを知った母は、
 
「お前が気持ち悪いオタクだからフラれるんだ」
 
と心無い言葉を浴びせてきました。
 
 

┃相手に依存していた

 
わたしは、「自分ごときが」「自分が気持ち悪いから」と思い込み、
 
相手との関係において、自分に否がない完璧な状態でいなければならないと思っていました。
 
そして、パートナーさえいれば、機械のように完璧でいられるというプライドを信じていたのです。
 
それは、自分で自分を認めることができていない状態であると考えられます。
 
自分の存在を、相手からの受容や承認にゆだねている状態、
 
つまり相手に依存している状態といえるのではないでしょうか。
 
しかし、いきなり完璧でいられるはずなどありません。
 
一度ほころびが生じると、
 
相手を攻撃することでしか、自分を維持できなくなってしまいました。
 
わたしはモラハラの被害者でもあり、加害者でもあったのです。
 
立場によって、被害者にも加害者にもなりうることを実感しました。
 
Aさんとの関係が終わった後、
 
Aさんへの怒りを感じれば感じるほど、
 
ひどいことをした自分への罪悪感も膨れ上がっていきました。
 
環境を変えたり、大学を辞めたり、新しい大学に入ったりしてからも、
 
Aさんへの怒りは何年も続きました。
 
ある時、Aさんがとある分野で有名人になっていることをネットで知りました。
 
それまで、
 
わたしのせいでAさんが、心に大きな傷を負ったまま残りの人生を送ることになってしまったのではないか
 
という不安を強く感じていました。
 
ところが、
 
少なからず傷を負ってはいるのだと思いますが、
 
わたしが見たのは、
 
新天地で活躍するAさんの姿でした。
 
Aさんが新しい環境で、自分の人生を生きていることを知りました。
 
このときに、Aさんも1人の人間であるということに気づき、
 
怒りや罪悪感が軽くなっていきました。
 
目の前のネガティブな感情が薄れたことで、
 
ようやく、より原因的な部分に目を向けられるようになりました。
 
つまり、生きづらさそのものへの対処です。
 
具体的にいうと、精神的に自立するということなのだと思います。
 
 

┃精神的自立とは、自尊心を育んでいくこと

 
人間関係、特に異性のパートナーとの関係では、
 
相手に依存するのではなく、
 
お互いに自立した1人の人間であることが大切なのではないでしょうか。
 
そのためには、自分が完璧ではなく、変化していくものだと知ることだと思っています。
 
そもそも、誰にとっても完璧であるということなどありえないのではないでしょうか。
 
まず、完璧でない自分を認める。そこから変化していく自分を認める。
 
変化することこそが人間ではないでしょうか。
 
自分が変化していくことを認めることが、
 
自分を1人の人間であると認めることなのだと思います。
 
そして、変化しつづけていく存在である自分を認めつづけていくことこそ、
 
自尊心を育んでいくことなのだと考えています。
 
自尊心を育みつづけていくという態度が、精神的な自立の1つなのではないでしょうか。
 
文:ギャラクシー
 
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