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更新日:2021年2月22日

感情マネジメントで気づいた怒りの正体

 

感情マネジメントで気づいた怒りの正体

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生きづらさ体験談

文:ギャラクシー

 

第16回
感情マネジメントで気づいた怒りの正体

 

┃自動思考の正体

 
あなたが「わかってもらいたい」「理解してほしい」と思っているのは、どんなことでしょうか?
 
とにかく自分が悪い。自分なんて生きていてはいけない。と思っていることでしょうか。
 
自分なんてどうしようもなく劣っているダメな奴で、もっとちゃんとしなければならないクズなんだと思っていることでしょうか。
 
参照記事「とにかく自分が悪いと思ってしまう」
 
それとも、激しい怒りや不安に心を支配されていることでしょうか。
 
そんな自動思考と距離をとって自分の思考をながめているうちに、気づいたことがあります。
 
「~しなければならない」
「~してはいけない」
「~ねばならない」
「~するべきだ」
 
といった、自分を苦しめる思い込みは、
 
罪悪感、劣等感、恐怖。
 
この3つに分けられるということです。
 
 

┃罪悪感、劣等感、恐怖という分類

 
罪悪感とは、自分を責める考え方。
 
自分のせいで。とにかく自分が悪い。といった思考です。
 
劣等感とは、劣っている自分を否定すること。
 
人と比べて劣っている自分を認められないことだけでなく、
 
完璧ではない自分を認められないとこも、強い劣等感であるといえるでしょう。
 
3つ目が、恐怖。
 
恐怖といっても形はいろいろあると思います。
 
恐怖が形を変えたものが怒りであるとわたしは思っています。
 
未来のこと、今目の前で起きていないことへの恐怖は、不安へと形を変えるでしょう。
 
突然に無力感を感じ、自分には価値が無いと感じる気持ちも、恐怖といえるかもしれません。
 
 

┃たんたんとラベルを貼る感情マネジメント

 
つらい記憶や悪いイメージが頭に浮かんだり、嫌な出来事があって不快な感じに飲み込まれたとき、
 
感情を罪悪感、劣等感、恐怖の3つに分けることにしました。
 
つらい感情が必ず3つのうちのどれかに分類できるというわけではなく、
 
ほとんどの場合、罪悪感、劣等感、恐怖の3つを併せ持っています。
 
だからたんたんと、
 
罪悪感と、劣等感と、恐怖。
 
たんたんと、
 
罪悪感と、劣等感と、恐怖。
 
と思考にラベルを貼っていくのです。
 
これはわたしの場合の分類なので、
 
必ずしも罪悪感、劣等感、恐怖の3種類でなくても構いませんし、2種類とか4種類になる人もいるかもしれません。
 
慣れてくると、「これは劣等感が強いな」とか「罪悪感のほうが大きいな」と冷静になってきます。
 
わたしは、怒りの感情が強く、
 
怒りがわたしの本体。怒りがわたしを成り立たせている。
 
と思えるほどの感情で苦しんでいました。
 
怒りは、恐怖が形を変えたものでしたよね。
 
罪悪感、劣等感、恐怖の3つのうちの1つであると分類したことで、
 
怒りは全体の3分の1まで減らされました。
 
怒りは形を変えた恐怖であるという視点をもつことで、
 
怒りを直接コントロールしようとするのをやめ、恐怖というラベルを貼ることができるようになりました。
 
こうして、常に生きづらさを感じるほどであった、怒りという感情に少しずつ距離をとれるようになっていったのです。
 
 

┃怒りとは何か

 
このような感情マネジメントを習慣にしていたある日、
 
久々に強めの怒りの感情を感じていました。
 
すると、
 
「その怒りは最後にはどうなっていますか?」
 
という声が頭の中から聞こえてきたのです。
 
それまでは、怒りを感じているときは、目の前の怒りで精一杯になっていました。
 
怒りがどこから来てどこへ行くのか。
 
怒りとは何かと考えてみたことはありませんでした。
 
わたしの場合、怒りの感情は、
 
引き出しのようなところにしまっておいてその都度取り出して苦しむというよりは、
 
その都度どこからか生まれてくるという感じでした。
 
そしてその都度怒りはいずれ消え去り、
 
怒りが存在しない状態で、食事を楽しんだり他の作業をしていることも時にはありました。
 
流し終わった後のトイレを気にしたことがないように、
 
さっきの怒りがどこへ行ったか気にしたことがなかったということに気づきました。
 
このとき、「なんだ。俺はウンコにひびってたのか」というアウェアネスがありました。
 
わたしは腸が過敏で、しかも排泄のたびに肛門が傷つき、痔のような痛みやかゆみに苦しんでいます。
 
体の機能のことなので、一生付き合っていく問題だと思います。
 
それと同じで、
 
怒りの感情がわいてくるのも、一生付き合っていく問題なのだな。と。
 
体が働いた結果、便となるように、
 
わたしの場合、つらいことがあったり楽しいことがあったりして、心が働いた結果、怒りとなって排泄されていくのかもしれないと考えるようになりました。
 
苦しんでいる人に、
 
トイレに行ってはいけない。我慢しなければいけない。
 
というアドバイスをする人がいたとしたら、
 
それがいかに的外れであるかとあなたは思うことでしょう。
 
怒りもそれと同じなのだと思います。
 
怒りも自分の一部であると認めることで、結果的に怒りは軽くなっていきました。
 
文:ギャラクシー
 
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参照記事

心理の法則「感情マネジメント」
感情を安定させる法則
 

 

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