生きづらを隠し切れなくなった私が出会った対処法

生きづらさ体験談
文:mora
第1回
生きづらを隠し切れなくなった私が出会った対処法
「アダルトチルドレンを本気で克服する方法」というコラムにどのようにたどり着いたのか?
これは「巡り合わせ」としか、言いようがない。
自然にめぐってくる運命のようなものだった。
┃コラムは絶妙な間合いの隙間に存在した
知りたいことがあれば、パソコンを立ち上げてキーワードを幾つかたたけば、何らかの答えにたどり着ける。
今は情報過多で、手を伸ばせはたいていのことは手に入るが、自分にマッチした情報と出会う、ということになると話は別である。
ネットサーフィンしながら検索結果を眺めて、「どれにしようかな?」と「神様の言う通り!」で指が止まった情報を覗いてみる、というのはたいていの人がしているだろう。
膨大な情報から、検索エンジンでキーワードを打ち込み必要項目を抽出するのは当然しているだが、チョイスやそのさじ加減で、出会い方は千差万別というのも経験済みであると思う。
私が「アダルトチルドレンを本気で克服する方法」と出会うためにまずチョイスしたキーワードは、「トラウマ」「虐待」「親」「克服方法」の4つ。
今思えば当然のことだが「アダルトチルドレン」という情報がたくさん現れた。
キーワードが雑であると、ヒットする情報も粗くなるので、絞り込み毎にヒットした情報から、更にキーワードを抽出して、キーワードを厳選し続けた。
これには訳がある。その時に私がやりたかったことは、情報の海で波乗りを楽しむためではない。私は、本気(マジ)で生きづらい、今の状況を克服する情報と出会う必要があったからである。
始めのうちはどれも、内容は似たり寄ったりだった。
しかし、パソコン画面いっぱいにひしめく言葉の集合体の中に、ひときわ目立つ言葉を見つけた。
「アダルトチルドレンを克服しカウンセラーとなった筆者みずから語る、そのしつこい苦しみを「本気」で克服するための具体的な方法と心構え。今までの方法では通用しなかった方、必見です」
…初めて出会った。
どこもかしこもピッタリのキーワードが、ゴロゴロ並んだキャッチコピーに。
┃なぜ、克服する方法を調べる必要があったのか?
ごく最近まで、トラウマを抱えていることの「生きづらさ」を隠しながら生活を続けられていたし、克服のために様々な方法を挑戦し続けてきたことで、楽になっていたので、わざわざ新しい情報を取りに行く必要はなかった。
しかし、それは…楽になっていると思い込んでいただけだった。
年齢を重ね、いくつかの人生のステージを超えてきた今、これまでの対処法が全く効かない、ということが起こり始めているのである。
はじめは、いわゆる更年期障害の一種かとやり過ごしてみたものの、様子が違う。
そんな「気の持ちよう」などという、ごまかし方ではどうにもならない状態が、短いスパンでぐるぐる回って押し寄せてきて、まったく抜けられなくなっていたのである。
そこで、私の今の状態を説明できるような、新たな対処法につながる情報源を求めていたのである。
「トラウマを克服する方法」というコラムは数多くあるが、「本気さ」を伝えるために「本気で」とダイレクトなキャッチコピーをつけるということは、マジでいいか?わるいか?
白黒がはっきりしているはず…。私は自分の直感に賭けてみた。
このコラムが他と違うのは…
1.筆者はPTSD克服体験があること
2.心を痛めた人たちのための、ストレスコントロール理論『三理一体の法則』を用いていること
3.習慣改善カウンセラーであり
4.脳生理学から「生きづらさ」をサポートするコラムを配信している
5.セロトニントレーナーが、専門的な情報から身近な情報までカバーしているということ。
コラムにであってすぐに1回~30回まで読んだのだが、読み手をぐるっと何かで包み込むような感覚になる。球体の中心にいるような心地よさを感じるところが、他と大きく違う。
その心地よさというのは、専門的なサポート専用の語群から発せられるというより、
6.言葉のリズム、高低、語調のハーモニーからくる、柔らかな語り口調からである。
上記1~3くらいまでをカバーしているコラムに出会うことは比較的容易かもしれない。
1~5までをカバーしたコラムに出会うとなると、なかなか簡単ではない。
まして、6ものセールスポイントを備えてるとなると、宝くじの高額当選を狙う感覚に近いのでは!?と感じているのは、私だけではないと思う。
私はこのコラムに出会ったことについて、ごく親しい友人に話したことがある。
「長く暗い夜空と大地が触れ合っているところを割くように、光がじわじわ沁みだしてきて、朝日が昇るような感じだったんだぁ」と感想を伝えたのだ。
友人は「ハイハイ!いつもの大感動ね」とあきれながら笑っていたが、私の感想は事実そのものである。
斯くして私は、このコラムと出会い、掲載文に「食いついて」、現在もがっつり食いついたままである。
文:mora
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