TOP | 生きづらさ体験談 | ははな | 傷ついた子どもは子育てで癒やされる


更新日:2020年6月29日

傷ついた子どもは子育てで癒やされる

 

傷ついた子どもは子育てで癒やされる

LinkIcon目次はコチラ  
 

生きづらさ体験談

文:ははな

 

第4回
傷ついた子どもは子育てで癒やされる

 
私は幼いころ、無邪気な子どもの感覚とはかけ離れた子どもでした。
大人の顔色を見ながら生活をする不自然な子どもだったのです。
 
当時はそんなことは知るよしもありませんでしたが、 それは家庭生活のなかで気持ちに余裕がなかった両親の存在が大きく関係していたと思います。
 
 

┃感情のコントロールができない親


親だって虫の居所が悪い時もあるでしょう。人間だから完ぺきではないです。
 
しかし、もう亡くなってしまいましたが、わが家の両親は感情が爆発するスイッチを常時携帯しているような人たちでしたね。それも怒りのスイッチです。
 
私がまだ小学生だったころの話です。両親は少し前までは機嫌がよかったのに、なぜか突然に烈火のごとく怒り始めるということがよく起きていました。
 
当時の私は子どもなので何が起こっているのかが分からず、わからないながらも、何か親に対して自分が良くないことをしたか、もしくはしそうになったために親は怒っているのか?そんなふうに釈然としないまま、ただ罪悪感を感じていました。
 
とにかく家の中にいながら、親の持つ怒りの地雷を踏まないようにビクビクしながら過ごすというのが普段の日常生活だったわけです。
 
今から思えば、そのような家庭生活は子どもの立場になってみれば大変迷惑なものでしたね。
 
 

┃子育ては親育て


親の感情の爆発について幼いころの私は理解できませんでしたが、大人になってからは、そのからくりが理解できました。
 
というのは、なんと親になった私自身が、当時の親と同じようなことを自分の子どもにしそうになっていたからです。
 
それは何か特別な理由はなかったと思いますが、自分の感情をコントロールできない時に、子どもの、ほんのちょっとした言動に対してイラッとして、それから子どもに説教をはじめようとしたのです。
 
その時の子どもの顔は「何が何だかわからない」といった顔をしていました。
おそらくそれは昔の私の顔と同じような顔だったはずです。
 
その時、はたと気がつきました。そして私は同じ行動をとることを止めました。
 
子育てとは本当にありがたいものだと思います。子どもが言いたいことを思い切り言って、スッキリとしている姿を見ていると、昔の私が癒やされるのを感じます。
 
子育ては試行錯誤もたくさんで、決して私の子育てすべてがよかったわけではありませんが、子どもの姿から発見できたことはとてもたくさんにありました。
 
そして手前みそですが、3人の子どもたちが優しい人に成長してくれたと思います。
 
体験したからこそ、その気持ちが肌身に染みてわかる!ということがありますね。
反面教師という言葉がありますが、これは本当にありがたいことだと思います。
 
文:ははな
 
LinkIconははなのプロフィールはコチラ
 
<関連コンテンツ>
親と同じことをしてしまった
我が子へのマナー
 

 

おかげ様でコラム数500本突破!

読むと心が強くなるコラム

「読むだけで生きる勇気が湧いてくる」と大好評をいただいている、しのぶかつのり(信夫克紀)の連載コラムです。
もちろん<無料>でお読みいただけます。