生きづらい人生に悩むあなたへ

 

 

心地よい人生の便り２

 
＜９３通目＞

頑張ることは良いことか？

 
こんにちは。
Brain with Soulの信夫です。
 
あなたは、
『頑張る』という言葉を聞いて。
 
どんなイメージを持たれますか？
 
ふた昔くらい前までは、
頑張ることが美徳のように語られていましたよね。
 
もっと頑張れ、
もっと頑張ろう、と。
 
逆に少し前から。
 
頑張ることは、
あまり良くないことという
風潮が強くなってきました。
 
無理して頑張らない方がいい。
 
『頑張る』という言葉を、
口にすることすら極端に避ける人もいます。
 
うつ病の人に、
「頑張って！」
というのも禁句といわれていますよね。
 
とは言うものの。
 
たとえば、
東日本大震災のあとには、
 
「頑張ろう、日本！」
 
といったキャッチフレーズが、
使われたりもしています。
 
頑張るか、
頑張らないか。
 
いったいどちらが正しいのでしょうか？
 
それは、
 
 
“どちらも正しい”
 
 
と私は考えています。
 
単純に、
頑張った方がいい時もありますし、
頑張らない方がいい時もある。
 
つまり重要なのは、
頑張るか頑張らないかではなく、
 
いつ頑張るのか、
いつ頑張らないのかという、
 
 
『タイミング』
 
 
の方だということです。
 
生きづらさを抱えている人は、
真面目で頑張りすぎる人が多いです。
 
あなたも、
きっとそうだと思います。
 
そんなあなたは。
 
確かに頑張らない方が
いい時が多いでしょう。
 
力を抜いて、
扁桃体をいたわってあげることが、
最優先です。
 
無理せず、焦らず、
ゆっくり、じっくりと。
 
そんな風に、穏やかにのんびり、
ご自身を休ませてあげて欲しいと思います。
 
でも。
 
頑張った方がいい時もあるのです。
 
いったいどんな時でしょうか？
 
それは、
 
 
『人に助けを求める時』
 
 
です。
 
長い間、
生きづらさに苦しんでいる人は。
 
真正面から、
人に助けを求めることがとても苦手。
 
たとえ助けを求めても、
気づけば相手を責めていたり、
 
自分の期待する答が返ってこないと、
助けを求めることをやめてしまいます。
 
もしあなたにも、
心当たりがあるのなら。
 
ここが『頑張る』ところです。
 
人に助けを求めましょう。
 
そしてそこにとどまってみましょう。
 
あなたが助けを求めようと
思ったほどの人です。
 
きっと、あなたが、
『心地よい人生』を手に入れるための、
大きな気づきをもたらしてくれるはずです。
 
さあ。
 
頑張って弱音を吐き、
頑張って涙をながし、
頑張って助けを求め続けてください。
 
それでは今日もあなたに、
心地よい人生が訪れますように。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀（しのぶ かつのり）