生きづらい人生に悩むあなたへ

 

 

心地よい人生の便り２

 
＜１１４通目＞

上手な逃げ場のつくり方

 
こんにちは。
Brain with Soulの信夫です。
 
ストレス処理のうまい人は、
『逃げ場』をたくさん持っている。
 
前回はそんなお話しをしました。
 
今回は、その『逃げ場』を、
上手につくる方法をお話ししますね。
 
といっても。
 
生きづらさを抱えた人は、
日常的によくある場を
 
『逃げ場』
 
にするのは、
実は難しいのです。
 
なぜなら。
 
 
『感性も話も通じない』
 
 
からです。
 
例えば、
気晴らしのつもりで
参加した飲み会の場。
 
他の人には気にならないことも、
あなたには気になります。
 
なぜみんな気にならないのか、
あなたは理解ができません。
 
そんなあなたの思いは、
周囲の人にまったく届かず、
 
みんなあなたの苦手な話題や、
嫌いな話題で盛り上がるのです。
 
そこであなたは、
何気なく相談してみます。
 
今悩んでいることを。
 
しかし、
 
 
“まったく通じない”
 
 
のです。
 
「深く考えすぎだよ！」
「そんなこと気にしない方がいいよ！」
 
と励ましてもらえるだけに、
余計しんどい。
 
また、
 
「へ～」
 
とニヤニヤ見られたり、
 
「あはははは」
 
と露骨に笑われることもある。
 
逆に、
 
「そんなつまらない話しすんなよ」
「もっとみんなに合わせろよ」
 
とお説教をされることすらあります。
 
これでは、気晴らしどころか、
逆にストレスが溜まってしまいますよね。
 
だから。
 
生きづらい人は、
上手に『逃げ場』をつくる方法を
身につけましょう。
 
その第一の方法は、
 
 
『気晴らしに専念する場』
 
 
をつくること。
 
趣味などが合う場を見つけたら、
そこで気晴らしのみに専念する。
 
自分のことは話さないし、
悩みについてはほんの軽くでも
絶対に相談しない。
 
そこにいる人たちのことも、
気晴らしの対象としてしか見ないのです。
 
第二の方法は、
 
 
『悩んでいるのが当然の場』
 
 
を見つけることです。
 
カウンセリング、
コーチング、
ワークショップ、
座談会など。
 
生きづらい人が、
その場にいるのが、
当たり前の場に行ってみることです。
 
そこでなら、
あなたが悩んでいることも、
不自然ではありません。
 
ここで思う存分、
悩みについて吐き出しましょう。
 
もちろん、中には、
怪しい会もあるので、
しっかり選ぶことが大切です。
 
第三の方法は、
 
 
『本』
 
 
です。
 
Book。
 
あなた一人でも気晴らしや相談が
できる場をつくりましょう。
 
それには『本』が最適です。
 
あなたに近しい感性を持った、
著者がいたら。
 
その人の本を、
 
『逃げ場』
 
にしましょう。
 
ポイントは、
くり返しくり返し読むこと。
 
そうすることで、
あなたの中に、
その著者の考えが根付き、
 
あなた自身が、
頼れる『逃げ場』になっていきます。
 
言葉の力は、
それほどまでに強力なものです。
 
もしも、
私の日々つづるこの言葉も、
 
あなたの『逃げ場』の
一つになっているのなら。
 
心の底から嬉しく思います。
 
そして、
逃げ場を見つけることが、
難しいときには。
 
いつでも、
個人セッションやワークショップに
来てくださいね。
 
それでは今日もあなたに、
心地よい人生が訪れますように。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀（しのぶ かつのり）