AI時代に生き残る仕事

 

AI時代に生き残る仕事

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生きづらい人生の歩き方

 

第1回
AI時代に生き残る仕事

 
今の仕事がつらい、転職したい。
 
毎日のようにそう思っている方も、少なくないはずです。
 
生き方全体を変えるカウンセリングをしている当所には、よく転職のご相談がよく寄せられます。
 
いわゆるキャリアプランニングですね。
 
これには、最近流行りの「AI」も大きく関係しているようです。
 
AI時代の到来で、人間の仕事が奪われていくと叫ばれているため、将来自分の仕事もなくなってしまうのではないか、と不安になる方が増えているのです。
 
今まで自分がやるのが当たり前と思っていた仕事が、ある日突然「AIにやってもらうからいいよ」と言われしまう。
 
心が敏感で生きづらい上に、今手にしている仕事までなくなってしまうのだとしたら、不安になってしまうのは当然のことでしょう。
 
だから、今のうちから将来に備えて転職しておきたいと考える。
 
では、AI時代に生き残れる仕事とはいったい何でしょうか?
 
コンピューターや機械にはできない仕事。
 
私は、
 
『カウンセラー』
 
だと思っています。
 
自分の仕事がそうだから言うのではなく(笑)、英オックスフォード大学のフレイ博士とオズボーン博士が発表した有名な論文の中にも書かれています。
 
AIに奪われることなく「10~20年後にも残る職業」として、数ある仕事の中から、上位の25位に「メンタルヘルスカウンセラー」が入っているのです。
 
人対人の仕事、しかも相手の細かな心の動きにまで目を配る必要があるカウンセリングという仕事は、確かに、そう簡単にはAIにその地位を奪われることはなさそうです。
 
しかし、「この仕事が生き残る」と言われていれば、その仕事に就くことを目指して人は殺到するでしょう。
 
実際、「カウンセラーになるにはどうしたらいいでしょうか?」というご相談をよくお受けするようになりました。
 
やがては、カウンセラーも数が増えすぎて、食べていけるカウンセラーはごく一部になってしまうかもしれません。
 
さらに、悩みの質によっては、AIに任せられる分野も増えていくでしょう。
 
お寿司を食べるときも「回転寿司で満足」という人がいるように、手軽にサッと相談できて、データに基づいた明確なアドバイスをくれる「AIカウンセラー」で十分という人は、かなり多くいるはずです。
 
そう考えると、私たち人間のカウンセラーが活躍できる場は、実はそこまで多くはないのかもしれません。
 
「なんだ、結局カウンセラーに転職にしても、AI時代を生き残れないのか…」
 
いえ、そう悲観する必要はありません。
 
カウンセラーの数が増え、「AIカウンセラー」が出現するからこそ、心が敏感な生きづらい人の活躍の場が増えるのです。
 
なぜか?
 
それは、
 
「自分自身が苦しみもがいてきた経験」
 
があるからです。
 
今後、人間のカウンセラーには、「AIカウンセラー」とは違った能力、個性が求められていくことになるでしょう。
 
そのとき、「自分自身が苦しんだ経験」を持つ人が強い。
 
なぜならカウンセリングには、どうしても、
 
「生(なま)の共感」
 
が必要になるからです。
 
確かに軽い質の悩みなら、AIでも解決できるでしょう。
 
しかし、悩みの質が深ければ深いほど、そこに痛みを分かち合えるような濃く深い心の交流、むき出しの共感が求められる。
 
これは、私がカウンセラーをやっていて本当に強く感じることです。
 
本気で悩んでいる人は、「生の共感」を求めている。
 
そしてそれを本気で分かち合えるのは、「自分自身が苦しんだ経験」を持つカウンセラーだけなのです。
 
電子書籍が生まれてからも、手に取れる実物の本がなくならないように、リアルな共感を求める人がいなくなることはありません。
 
「生の共感」を求める人がいる限り、人間のカウンセラーは必要とされる。
 
教科書どおりのカウンセリングしかできない人は、今後はAIにとって替わられることになるでしょう。
 
生きづらい人だからこそ、AI時代に生き残ることができる。
 
AI時代だからこそ「自分自身が苦しんだ経験」を持つカウンセラーが求めらるのです。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

 
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