人生を一旦仕切りなおしたい人へ

 

夢のあきらめ方を表現した画像

 

夢のあきらめ方

 

第6回
賞賛型の優越感

 
あなたが夢依存症から脱却するために、
夢の中にある『優越感』の存在を見極める方法。
 
私のところにご相談に来られ、
夢依存症にかかっておられる方の多くは、
ロスジェネと呼ばれる世代や、
その前後の世代の方たちです。
 
そのことを考慮して、
職場での仕事のシーンを取り上げて、
夢の中にある『優越感』の存在を見極める方法を
考察していきたいと思います。
 
仕事で企画を考えたり、
アイディアを求められるシーンは
多く見られますよね。
 
あなたも、
ご経験されたことが
あるのではないでしょうか。
 
あなたは、
企画を提案したり、
アイディアを出す時の、
自分の『目的』を考えたことがありますか?
 
もちろん、
いい企画を出して相手に貢献する、
そして企画を実現して何らかの仕事を
やり遂げるのが本来の目的でよね。
 
でも本当に、
その『目的』だけでしょうか。
 
企画やアイディアを通して、
自分をアピールしようとしていることは
ありませんか?
 
もっと突っ込んで聞いてしまうと、
自分をアピールすることが
最大の目的になってはいないでしょうか?
 
そんなことはない、
ちゃんとお客様や会社、部署や上司、
同僚、社会に貢献するために企画を出していると
あなたはおっしゃるかもしれません。
 
これは意外と、
自分では気付きにくいもののようです。
 
なぜなら自分をアピールすることを
最大の目的にして仕事をしてきた場合。
 
それがあまりにも自分に馴染んでしまっていて、
本来の目的とすり替わってしまっていることに、
気付けないからなのです。
 
これは企画書など、
形に残して相手に評価を求める
“提出物”を作る際により如実に表れるようです。
 
「こ、細かい事例を出すな~」
 
と思われたかもしれませんね(笑)
 
でも、ご相談される方のほとんどに、
この傾向が見られるのでぜひ考察させてください。
 
例えば企画書を作る。
 
その時、
企画の内容よりも、
また企画書が相手にとって
解りやすいものになっているかよりも
 
「すごい企画書だ」
 
と言われることが目的になってしまっている。
 
そんなことはないでしょうか?
 
誰も知らないような難しい言葉、
色使いやデザイン、文体など、
本来企画自体にはあまり関係ないが、
相手に驚きをもたらす部分に時間を使って
作業が深夜にまでおよんでしまう。
 
そして
できあがった企画書を前に、
その内容よりも、
それを受け取った相手からの
驚きの声や褒め言葉を想像して
いつまでも企画書をながめる・・・。
 
これを私は
 
『賞賛型の優越感依存症』
 
と呼んでいます。
 
仕事の目的が、
相手から賞賛をもらうためのものに
なってしまっているのです。
 
完全に同じではないにしても、
もしあなたにこういう傾向があるのなら、
あなたの持つ夢もまた、
『賞賛型の優越感』に依存したものに
なっているかもしれませんね。
 
『賞賛型の優越感依存症』は、
一度とりつかれると、
仕事をはじめあらゆる生活行動に浸潤し、
あなたに “無理” をさせ続けるでしょう。
 
身近な仕事でかまいません。
 
あなたのその仕事における行動の
『目的』をもう一度見つめ直してみてください。
 
それが、
あなたの夢の中に、
『優越感への依存』を見つける “鍵” となります。
 
その “鍵” は、
夢依存症から脱却し、
夢を上手にあきらめる手がかりとなるものです。
 
あなたが、『心地よい人生』の扉を開くために。
 
次回は、
優越感依存症の、『もう一つの型』について、
考察していきたいと思います。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

 
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