人生を一旦仕切りなおしたい人へ

 

夢のあきらめ方を表現した画像

 

夢のあきらめ方

 

最終回
もう一度夢を見る

 
優越感を得ることを原動力とした夢。
 
そこから脱却しようとする時。
 
『虚しさ』という大きなステップが
あなたの前に立ちはだかります。
 
何を目的に生きればいいのか、
どんな目標を持てばいいのか。
 
食事や歯みがきといった
日常的な作業にさえ意味を感じられず
ただただ『虚しさ』に打ちひしがれてしまう。
 
この状況を抜け出し、
新たな人生を歩み出すためには、
優越感に変わる強力な原動力が必要になります。
 
その強力な原動力とは、
いったい何でしょうか?
 
それは、
 
『人を思いやる気持ち』
 
です。
 
「って、おいおい・・・。
 ここまで読ませておいて、
 結局、最後は “お道徳” かよ・・・」
 
そう思われたでしょうか?
 
でもちょっと待ってください。
 
私は決して道徳的な観点から、
「人を思いやろう」と
言っているのではありません。
 
脳生理学的な観点から、
申し上げているのです。
 
なぜなら、私たち人間は、
他者を思いやり、他者の役に立つ行動をとると、
脳の仕組みによって安らかで幸せな気分に
なれることが解っているからです。
 
私たちが他者を思いやり、
他者に役立つ行動をとっているとき、
脳の前頭前野内側部という部位が
活動を強めます。
 
それと同時に、
オキシトシンといわれる
脳内物質も放出され、
幸せな感情をおこします。
 
さらにオキシトシンは、
セロトニン神経を刺激し、
幸せ物質として有名な
セロトニンを放出させ、
私たちに穏かな平常心をもたらします。
 
つまり、私たちの脳には、
安らかで幸せになれる仕組みが
生まれつき組み込まれているのです。
 
誤解を恐れずに言えば、
私たちは、オートマティックに
安らかで幸せになれる機能を
脳の中に持っているのです。
 
これを使わない手はないじゃないですか。
 
さあ!
 
今こそ、人に役立つ夢を見ましょう。
 
優越感にひたり
自分を喜ばせるための夢を捨て去って、
人を喜ばせるための夢を見るのです。
 
追えば追うほど苦しさが増していく
“キリがない幸せ”を手放しましょう。
 
そして、長く穏かに続く
“安らかな幸せ”を手に入れましょう。
 
あなたの中に組み込まれた
オートマティックに安らかで幸せになれる機能。
 
今こそ、その機能をフル活用する
最大のチャンスなのですから。
 
自分の能力や苦悩を
人に理解してもらうために夢を見るのではなく、
人を思いやり、人を理解する側にまわるのです。
 
『理解する側へ』。
 
この言葉が、
あなたがもう一度夢を見るための
新たな原動力です。
 
あなたが幸せになるための、
新しい道しるべです。
 
その道しるべにそって、
『理解する側』へと一歩踏み出したとき。
 
あなたのもとに、
『心地よい人生』が訪れるでしょう。
 
実感がわかないかもしれない。
勇気が出ないかもしれない。
 
でも、大丈夫。
 
だってあなたは、
幸せになれる仕組みを持って
この世界に生まれてきたのですから。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

 
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