考え方のパターンを変える技術

  

思考のアミダくじ書きかえ法

 
考え方のパターンの画像

 

第1回
アミダくじの横棒

 
あなたは、
気がつくとネガティブなことを
考えてしまうことがありませんか?
 
また、体はクタクタなのに、
休まず仕事をしてしまうことはありませんか?
 
そして、
自分のことでもないのに、
首をつっこんでしまい、
トラブルに巻き込まれてしまうことはありませんか?
 
やめようやめようと
その度に反省するのに、
“気がつくと” また繰り返している。
 
実はそれ、
意識の力ではどうにもならないんです。
 
なぜならそれは、
あなたの考えと行動を決めている
 
『思考のアミダくじ』
 
のせいだからです。
 
「思考回路」という言葉が
昔から使われますよね。
 
実はこれ。
 
本当に存在しそうだということが
脳科学の世界ではわかってきているのです。
 
私たちがものごとを考える時。
 
脳の前にある前頭前野という
部分を使って考えるといわれています。
 
この前頭前野に、
 
『思考のアミダくじ』
 
があることがわかってきたのです。
 
まるでアミダくじのように、
 
“横棒”
 
のようなパターンが入っていて。
 
考え方が決まった結果へと、
導かれていってしまうのです。
 
例えば、
アミダくじのスタートに
 
「疲れた」
 
と入力するとします。
 
そのまま下にストンと落ちれば
 
「休む」
 
という結果が出ます。
 
しかし実際には、
 
「こんなことで疲れたと言ってはいけない」
「疲れたと思うから疲れるのだ」
「もっと大変な人がいる」
「休むことは怠けることだ」
 
という “横棒” が
たくさん入っていて、
 
「休む」、
とはかけはなれた
 
「徹夜で頑張る」
 
という結果に、
たどりついてしまうわけです。
 
もちろん徹夜が、
よい成果を生み出してくれる
こともあるかもしれません。
 
でも。
 
毎回ここに、
くじの結果が導かれてしまえば。
 
過労で倒れてしまいます。
 
それは『ハズレ』ですよね。
 
私たちが
心地よい人生を送るためには
『思考のアミダくじ』で、
 
『アタリ』
 
にを引くことが大切になります。
 
そのためには、今ある
アミダくじの“横棒”を
いったんはずさなくてはなりません。
 
そして、
『アタリ』へと導いてくれる
新しい“横棒”をかける必要があるのです。
 
つまり前頭前野に、
心地よい”結果へと導く、
新しい思考回路を築くわけです。
 
では、そのためには、
どうすればよいのでしょうか?
 
その答を知るためには。
 
私たちの “感情” を、
大きく左右している、
 
『心のアンテナ』 
 
の存在を知る必要があります。
 
次回は、
この 『心のアンテナ』 と
『思考のアミダくじ』の関係について
詳しくご紹介したいと思います。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

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