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この世界を知り、生きづらさから脱け出す

 

Brain with Soul現象

 


第5回
内側から伸びる世界

 
自分の『意識』は、世界全体というネットワークによってつくられている。
 
前回、私はそうお話ししました。
 
世界全体というネットワークが、『意識』という映像を生み出している。
 
世界全体というネットワークの結果が、『意識』という映像であると。
 
その映像が、あなたの『意識』です。
 
あなたが、何かを決めたり、何かを感じたりしている状態ですね。
 
では、この『意識』というものは、いったいどこから生まれてくるのでしょうか?
 
パッと思いつくのが、脳ですよね。
 
私たちは眠っている時、脳の大部分を休ませています。
 
だから、『意識』を失ってしまう。
 
では、いったいどれが脳なのでしょうか?
 
私たちが脳と呼んでいるものからは、無数の神経が伸びています。
 
それは体の全体、すみずみにまで伸びているのです。
 
その神経が肌をとおして何かを感じ、あなたは『意識』することができます。
 
そう考えると、あなたの体全体が脳だと言えないでしょうか?
 
解剖学者であり発生学者でもある三木成夫氏によると、筋肉と神経という「動物性器官」が、心臓や腸という「植物性器官」とつながることによって、次第に人間に心情がめざめ、この世界が開かれたとされています。
 

 
つまり、体全体で心情が生み出されているということです。
 
いったいどこからが脳で、どこまでが脳なのでしょうか?
 
あなたが右手でコーヒーを飲もうと『意識』します。
 
その信号が神経をとおって、右手に伝わり右手が動きます。
 
そのとき、右手に触れていた空気も動きます。
 
右手で持ったコーヒーカップは、水滴をたらして机を濡らし、カップの中のコーヒーがあたりに香りを広めます。
 
その香りをかいだ隣の人が、コーヒーを飲みたくなってコーヒーを買いに行きます。
 
あなたの『意識』からはじまった信号が、あなたの体だけではなく、周囲の空気や物、人にまで伝わり動かしました。
 
そう考えると、あなたの身の回りの環境も、脳の一部とは言えないでしょうか?
 
そして、そのつながりは、どこまでもつづいていきます。
 
つまり、すべて脳ということ。
 
ということは、あなたが今まで脳だと思っていた、頭の中にあるあのプニプニした部分にだけあれこれと働きかけても『意識』を変えるのは難しいということ。
 
『意識』を変えたければ、あなたの体にも、身近な環境にもはたらきかける必要がある。
 
すべてに働きかけてはじめて『意識』を変えることができるのです。
 
頭の中にあるあの『脳』は、脳の一部でしかないのですから。
 
あなたの『意識』は、あなたの内側だけではなく『世界』のすみずみにまで伸びている。
 
だから『世界』を変えれば、あなたを変えられるのです。
 
いえ、『世界』を変えなければあなたを変えられないのです。
 
さて、今回は自分の内側から『世界=自分』について説明をさせていただきました。
 
だんだんと、『世界=自分』という感覚を、実感していただけるようになってきましたか?
 
ここまでお読みいただいて、こんな疑問も浮かんできたと思います。
 
なんでここまで、『世界=自分』について説明するのだ、と。
 
それは『世界=自分』という理解が、生きづらさから脱け出すために、絶対に必要だからです。
 
『世界=自分』。
 
自分を変えるためには、世界を変える、つまり生き方全体を変えるということ。
 
これがいかに重要なことであるのか。
 
それをお腹の底から実感して欲しいからです。
 
この実感こそが、生きづらさから脱け出す最大の鍵だからです。
 
その実感を深めていただくために、次回からは、生きづらさを感じている『意識』そのものについて掘り下げてみたいと思います。
 
なぜ生きづらいのか?
 
生きづらいという『意識』が生まれる仕組みを説明していきたいと思います。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

 
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