生きづらさから脱け出す覚悟の決め方

 

扁桃体は強化できない覚悟を決めるイメージ

 

人生の原液を飲んで生きる

 

第16回(最終回)
扁桃体は強化できない

 
あなたは、
何が人生の“質”を決めると思いますか?
 
あなたの人生が、
心地よいものになるのか、
 
それとも、
生きづらいものになるのか。
 
それはいったい、
何によって決まるのでしょうか?
 
家柄でしょうか。
ルックスでしょうか。
頭の良さでしょうか。
ビジネスセンスでしょうか。
 
それとも。
 
自分に次々と降りかかる、
あらゆる出来事でしょうか。
 
交通事故。
病気。
大切な人の死。
 
それとも…。
 
確かにそれらの事実も、
人生の“質”を決める、
要因となるでしょう。
 
しかし。
 
最後に、
人生の“質”を決めるもの。
 
それは、
 
『脳の扁桃体』
 
です。
 
扁桃体は、
脳にある心のアンテナ。
 
自分が認知した出来事が、
快いか不快かを振り分けます。
 
つまり、
この扁桃体の敏感度によって、
 
同じ事実でも、
まったく違った性質のものとして、
受け取られるということです。
 
私たちはたいてい、
事実によって、
人生の“質”を決めようとします。
 
○○があるから楽しい。
 
○○があるからツラい。
 
しかし、もし、
恋人に振られたという
事実があったとしても、
 
Aさんは、
翌日から笑って、
仕事に向かえるかもしれませんが、
 
Bさんは、
傷ついて立ち直れず、
何日も仕事を休んでしまうかもしれません。
 
もちろん、
その恋人を愛する
気持ちの深さによって、
 
傷つくかどうかは、
違ってくるでしょう。
 
そこでAさんも、Bさんも、
 
まったく同じくらい、
振られた恋人を愛していたとしたら。
 
事実がまったく同じだとしたら。
 
傷つく度合いは、
扁桃体によって決まるのです。
 
それと同じように、
 
バカと言われても、
笑っていられる人もいれば、
 
激しく怒ったり、
悲しくて泣いてしまう人もいます。
 
つまり。
 
どんなに事実を積み重ねても、
人生の“質”を決めきることはできない。
 
人生の“質”は、
最後は扁桃体によって決められるのです。
 
意識の中に人生があり、
その人生の中にあなたも、
あなたの感情もふくまれている以上。
 
あなたの
人生の“質”を決めるのは、
あなたの扁桃体なのです。
 
事実よりも、
人それぞれの受け止め方が、
重要になる。
 
そしてその受け止め方は。
 
自分では、
どうにもならない領域なのです。
 
なぜなら。
 
扁桃体は、
強化できないからです。
 
扁桃体の敏感度は、
幼少の頃に決まってしまい、
 
そのまま変えられないと、
現時点では考えられています。
 
もちろん、
敏感な扁桃体をいたわる方法は
存在しています。
 
激しく反応した扁桃体を、
しずめる方法。
 
扁桃体が暴走しないように、
トレーニングする方法。
 
いろいろな方法が、
考えられています。
 
しかし。
 
扁桃体そのものは、
強化することができない。
 
扁桃体そのものの
敏感度は変えられないのです。
 
それが人生の原液。
 
であるならば。
 
扁桃体が敏感な人にしか、
生きられない人生を送る。
 
扁桃体が敏感な人
ならではの人生を送る。
 
扁桃体が敏感な人にしか
送ることができない人生を全うする。
 
その覚悟が必要なのです。
 
扁桃体が
敏感な人だからこそ味わえる、
濃密で厚みのある人生。
 
強いのど越しを楽しむような、
味わい深い人生。
 
穏やかさの中にも、
激しいうねりのあるような人生。
 
そんな、
人生の原液を飲み干すような、
静かにたぎる人生を、
 
“自ら選び取る”
 
のです。
 
それしかない。
 
扁桃体が敏感で、
生きづらさを抱えた人には、
その道しか残されていない。
 
いえ。
 
その道を進む、
 
“何物にも替えがたい権利
 
が与えられているのです。
 
扁桃体は強化できない。
 
その事実を、
生きづらさの理由にして、
苦しみながら人生を送るのか、
 
それとも、
 
敏感な扁桃体を、
充実した心地よい人生への
切符へと替えるのか。
 
それは、
あなたの覚悟にかかっています。
 
今まで紹介してきた、
人生の原液を飲み干す15の覚悟。
 
その覚悟を決めた先に。
 
例え扁桃体が
強化できる時代が来ても、
敏感な扁桃体であることを
選びたい、
 
そんな魂の震えるような、
心地よい人生があなたを待っているのです。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

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