「得る」より「手放す」で楽になる

 

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人生のダイエット

 

第24回
家族がギクシャクする根本的な原因

 
家族がギクシャクとしてしまい、その問題が取り返しがつかないくらい大きくなってしまう「根本的な原因」とはいったい何なのでしょうか?
 
家族関係のダイエット」をするためには、どうしてもそれを知る必要があります。
 
その「根本的な原因」は、主に三つあります。
 
1.同じ価値観であることを求め過ぎている
2.あきらめ過ぎている
3.家族の中に真面目な話ができない人がいる
 
一つずつ見ていきたいと思います。
 
まず一つ目の「同じ価値観を求め過ぎている」という原因。
 
家族がギクシャクしてしまう家庭では、
 
「家族は価値観が同じでなくてはならない」
 
と思い込んでいる人が、最低でも一人はいる場合が多い。
 
しかも、その価値観は「自分の理想」でしかなく、他の家族の価値観はそっちのけで、ただただ「自分の理想」を押しつけてしまうのです。
 
たとえば、
 
「いつでも明るく笑って楽しく過ごす家庭がいい家庭」
 
という価値観を持っていて、とにかく家族にそれを求める。
 
少しでも暗い顔をしていると、
 
「もっと笑って、元気に!」
 
とけしかける。
 
また、
 
「家族はいつまでも仲良くするもの」
 
という価値観を持っていて、年に一度は家族で旅行することを他の家族にも求める。
 
思春期で、親の顔を見るのもうっというしい時期の子供にもそれを求め、快く応じなかっただけでキレる。
 
一見、いい家庭を築こうとしているようにも見えますが、どれもこれも独りよがりの、
 
「価値観の押しつけ」
 
でしかありません。
 
家族の価値観は同じ方がいいと勘違いをしている人が多いのですが、実は、それはあまり重要なことではありません。
 
家族にとってもっとも重要なこと。
 
それは「価値観が同じかどうか」よりも
「価値観の違いを認め合えるかどうか」です。
 
このことを理解できていないと、家族は、お互いにストレスをかけ合うだけの関係になり、一緒にいるだけで頭の中のゴチャゴチャ満杯になってしまいます。
 
次に二つ目の、「諦め過ぎている」という原因。
 
たとえば、先ほどのように自分の価値観を押しつけてくる家族がいて、あまりにもその押しが強いために、他の家族が常に譲歩してしまう構図ができあがっている、そんな家庭のケースです。
 
しかし、人間には誰しも、「心のキャパシティ」がある。
 
それを超えてまで譲歩をつづけてしまえば、相手がたとえ家族であっても許せなくなってしまうのは当然のこと。
 
家族であるからこそ、日々接するからこそ、キャパシティを簡単に超えてしまうのです。
 
最後に、三つ目の「家族の中に真面目な話ができない人がいる」という原因。
 
つまり、家族の中の誰かが、問題解決のための話し合いができない状況を生み出してしまっているということです。
 
家族とは言え、まったく別の人間です。
 
価値観が違って当然。お互いに不満を持って当然。それを解決するためには、お互いの思いをしっかりとぶつけあい、調整(ダイエット)していく必要があります。
 
にもかかわらず、面倒を避けるために、とにかく真面目な話をしないで済ませようとしてしまう。
 
そんな人が家族に一人でもいると、「価値観の違いを認め合うこと」なんてできません。
 
家族関係のダイエット」をするためには、相手に踏み込む必要がある。
 
そして、自分の中にも踏み込んでもらう必要もある。
 
「真面目な話ができない人」は、相手に踏み込もうとしていない。
 
相手に踏み込ませようともしません。
 
しかし、それで本当に家族と言えるのでしょうか?
 
過干渉はよくないが、肝心なところでは踏み込まなくてはならない。
 
踏み込んでもらわなくてはならない。
 
そうしなければ、「価値観の違いを認め合うこと」は永遠にできません。
 
その家族は崩壊するか、表面上だけ取りつくろった仮面家族、打算の集合体でしかなくなってしまうのです。
 
では、実際にお互いの「価値観の違い」を認め合い、上手に折り合いをつけて「家族関係のダイエット」を成功させるためには、いったいどうしたらいいのでしょうか?
 
次回は、その具体策をご紹介したいと思います。
 
●人生のダイエットその22
「同じ価値観」を目指すのではなく「価値観の違い」を認め合うのが本当の家族
 
<次回更新2017年12月14日(木)予定> 
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

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