親との対決に必要な覚悟

 

アダルトチルドレンを本気で克服する方法

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アダルトチルドレンを「本気」で克服する方法

 

第15回
親との対決に必要な覚悟

 
アダルトチルドレンが、自分の思いを親にすべてをブチまけようと思うとき、つまり親との対決をするときに必要な覚悟とは、いったい何でしょうか?
 
それを知るために、まず考えなくてはならないのは、そもそもアダルトチルドレンは、なぜ親に自分の思いをブチまけたいと思うのかということです。
 
答えは、
 
「わからせたいから」
 
この一言に尽きるのではないでしょうか。
 
自分がどれだけ苦しんできたのか。
 
自分がどれだけ悲しかったのか。
 
家庭の中に誰も味方がいない中で、どんな切実な孤独を味わってきたのか。
 
どれほどの怒りを抑圧して生きてきたのか。
 
そのために、大人になった今でも人生に行き詰り、そのことを過去のせいにせざるをえないことが、どれほど無念なことなのか。
 
それを思い知らせたいという恨みの感情とともに、「わからせたい」と思う。
 
それは、自分の苦しみを親にわかって欲しいという「子心」とも言えるでしょう。
 
誰もが持っていて当然のものです。
 
その思いがまったく果たされずに大人になることで、誰かれかまわず「わかってもらいたい」と願ってしまう、アダルトチルドレン特有の習性ができあがってしまうのです。
 
しかし、くり返して述べているとおり、アダルトチルドレンが親に自分の苦しみを「わからせよう」としても、親は決してわかろうとはしません
 
それでも、どうしても自分の気持ちを親にブチまけたくなったのなら。
 
その場合は、
 
「親との縁を切る覚悟」
 
をすることです。
 
「親との縁を切る覚悟」をした上で、あらいざらい自分の思いをぶつけるのです。
 
「わかってもらおう」とするのではなく、自分の心がこれ以上の苦しみで押しつぶされるのを防ぐために、自分を守るために、たんたんと心の中にたまった泥を遠慮なく吐きだすのです。
 
縁を切る覚悟の上なのですから、相手がどんな反応を示しても関係ありません。
 
わかってもらう必要もありません。
 
謝ってもらう必要もありません。
 
何度もしつこく通って、納得させる必要もありません。
 
親の心ない反応を見て、「この人は本当に救いようがない」と思い知れたなら、なお良いことです。
 
その気持ちをわざわざ伝えてあげる必要もありません。
 
あなたの心の叫びを吐き出させてあげられたなら、それだけでいいのです。
 
もちろん、あなたは自分の思いを正直にぶつけることで、本当に親子の「縁」が切れてしまうのではないかと、不安になるかもしれません。
 
でも、その必要はまったくありません。
 
あなたがどんなに心配しても、いえ、反対にあなたがどれだけ望もうとも、親子の「縁」は絶対に切れないのですから。
 
「親との縁を切る覚悟」を決めることは、親に自分の苦しみを認めてさせようとか、親から反省の言葉を引き出そうとか、親に謝ってもらおうという「甘え」を消し去るために必要なもの。
 
親への期待を一切しないための覚悟です。
 
どんなに不毛とわかっていても、どうしても親にすべてをブチまけたいと思うのなら、「親との縁を切る覚悟」をする。
 
そうしてはじめて、泥沼に足を取られずに、存分に本心をブチまけることができる。
 
あなたの心を守ってあげることができるのです。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

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