つき合う人を変える

 

アダルトチルドレンを本気で克服する方法

LinkIcon目次はコチラ 
 

アダルトチルドレンを「本気」で克服する方法

 

第23回
つき合う人を変える

 
前回は、アダルトチルドレンを本気で克服するために、心を整えるだけではなく、同時に、体を整えることが重要だとお話ししました。
 
実は、同時に整えたいものがもう一つあります。
 
それは、
 
「環境」
 
です。
 
大きなストレスがかかりつづける環境にいながら、アダルトチルドレンを克服することは、とても難しいことです。
 
それは以前「アダルトチルドレン克服に欠かせないこと」でも述べたとおり、常に頭を叩かれながら笑顔でいつづけようとするようなもの。
 
無謀な挑戦だと言えるでしょう。
 
だから、環境も同時に整えることが、アダルトチルドレン克服には欠かせない条件になってくるのです。
 
中でももっとも重要な環境が「人」。
 
自分の身の回りにいる人間関係を整える、つまり、
 
「つき合う人」
 
を変えることがとても大切になってくるのです。
 
なぜなら、アダルトチルドレンは同じようなタイプの人と同じようなトラブルばかり起こしてしまうからです。
 
あなたの周りには、いつも同じようなタイプの人が集まってきませんか?
 
学校でも、職場でも、友人関係でも、恋愛関係でも、場所や時期を問わず、あなたがつき合う人は不思議なくらいよく似ている。
 
同じような人が寄ってきて、同じような人に頼られる。
 
あなたも同じような人をいい人だと思い、同じような人を好きになるのです。
 
そして、あなたはトラブルへと巻き込まれていく…。
 
いったいなぜなのでしょうか?
 
それは、あなたの持つアダルトチルドレン的な特性を見抜き、それを利用しようとしている人がいるから。
 
無自覚のうちにアダルトチルドレンを探し、自分のそばへと置こうとする「アダルトチルドレンハンター」がいるからです。
 
その筆頭が、実は親であることはすでに述べたとおり。
 
それ以外にも、いたるところに「アダルトチルドレンハンター」がいるのです。
 
利用しようとする人と、利用される人。
 
冷静に考えたら避けられそうなわかりやすい利害関係ですが、実際にはなかなか気づくことができません。
 
知り合った瞬間に、お互いになんだかしっくりきてしまう。
 
落ち着くものを感じてしまう。
 
結局は「いつものパターン」にハマってしまうのです。
 
といっても、常にアダルトチルドレンが被害者であるというわけではありません。
 
利用されながらも、同時に自分も「アダルトチルドレンハンター」となり、利用できる人を探してそばに置こうとする。
 
つまり「獲物」でもあり「ハンター」でもある。
 
そうしてアダルトチルドレン同士が利用し利用される複雑な、
 
「共依存の輪」
 
ができあがり、知らずしらずのうちにその輪の中で人生を過ごすことになるのです。
 
「共依存の輪」の中では、ネバっこいトラブルが日常的に起きて、互いが互いをしばりつけています。
 
アダルトチルドレンを本気で克服するなら「共依存の輪」から脱け出す必要がある。
 
「獲物」の立ち位置からも、「ハンター」の立ち位置からも離れる必要があるのです。
 
それは「つき合う人」を変えるということです。
 
今までつき合ってきた人、そしてトラブルに巻き込まれ巻き込んできた人。
 
それらの人々を思い起こし、どのような性質の人であったかを見極める。
 
さらに自分が「獲物」として、また「ハンター」としてどう振るまっていたかを客観的に眺めてみる。
 
その上で「つき合う人」という環境を変えていくのです。
 
カウンセリングの中でも、実際にそのようなワークに取り組んでいきます。
 
自分を変えることは、やみくもに心の努力を積み重ねるだけでは達成できません。
 
心と体と環境を同時に整えて、はじめて前へと進むことができる。
 
つまり、
 
・心(心理)
・体(生理)
・環境(物理)
 
を同時に整えることが、アダルトチルドレン克服の最大の鍵なのです。
 
それを私は三理一体の法則と呼んでいます。
 
「共依存の輪」から脱け出すことは、口で言うほどかんたんではないかもしれません。
 
しかし、少しずつでも進めていく。
 
それが、三理の全体を整える大きな一歩となるのです。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

 
コラムの総合TOPはコチラコラムの総合TOPはコチラ