今の仕事が向いていない

 

アダルトチルドレンを本気で克服する方法第39回 今の仕事が向いていない

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アダルトチルドレンを「本気」で克服する方法

 

第39回
今の仕事が向いていない

 
あなた今、どんなお仕事に就いていますか?
 
アダルトチルドレンと自覚している方は、自分の就いている職業について、
 
「自分には向いていないのでは?」
 
と感じている方が多くいらっしゃいます。
 
カウンセリングの場でも、本当によくお受けするご相談です。
 
そして詳しくお話をうかがっていくと、アダルトチルドレンの仕事選びにおける「ある共通点」があることがわかってきます。
 
それは、
 
「ものすごく忙しい業界」
「競争の激しい職種」
 
を選びがちだということです。
 
そのために、人間関係で苦しみ、働きすぎて心も体もボロボロになってしまう人が多いのです。
 
それもそのはず、アダルトチルドレンの扁桃体は敏感です。
 
そして、いつも疲れ切っている…。
 
にもかかわらず、ものすごく忙しい職場で、競争の激しい仕事をこなしていたら、心と体がボロボロになってしまうのは当然の結果だと言えるでしょう。
 
本当なら、穏やかでじっくりと取り組める仕事を選んだ方がいいはずですよね。
 
では、なぜアダルトチルドレンはものすごく忙しい業界、競争の激しい職種を選んでしまうのでしょうか?
 
その理由を一言で表現するなら、
 
「心が傷ついているから」
 
です。
 
心の傷を癒したい、その一心で、無自覚のうちに自分の性質を無視した仕事を選んでしまうのです。
 
たとえば、派手で忙しい業界に勤めることで、自己顕示欲を満たしたいのかもしれません。
 
競争に勝ち、他人の上に立つことで優越感を得たいのかもしれません。
 
誰よりも働き成果をあげて、承認欲求を満たしたいのかもしれません。
 
有能である自分を見せつけて、自分をバカにしてきた家族に恨みを晴らしたいのかもしれません。
 
お金をガッチリ稼いで、物欲、性欲、食欲といった多くの快楽を満たしたいのかもしれません。
 
とにかく、心に空いた穴を少しでも埋めたい。
 
心のすき間を埋めたい。
 
だからアダルトチルドレンは、やたらと忙しく競争の激しい業界に、引き寄せられるように飛び込んでいってしまうのです。
 
もちろん、もともとその業界にあこがれをもっていた場合もあるでしょう。
 
また、親のしつけや育った環境の影響で、そのような仕事を選ばなくてはならないという強迫観念をもっている人もいるでしょう。
 
でも、アダルトチルドレンがまるで吸い寄せられるように毎回同じような仕事を選んでしまうのは。
 
「心の傷」がそれを求めているケースがとても多いのです。
 
忙しい業界は、他人のことを思いやる余裕がどうしても少なくなりがちです。
 
また、休むことが悪であるかのような風潮、それどころか忙しいほどカッコいいと言わんばかりの風潮もあります。
 
口調も激しく、嫌味や罵声を浴びせ合うこともよくあることでしょう。
 
競争が激しい職種であれば、たとえ同僚であっても足を引っ張られることもあります。
 
そして、仲間でさえもうまく利用して、自分の成果や利益をあげる人も出てくるでしょう。
 
扁桃体が敏感なアダルトチルドレンは、そのたびに激しい怒りや恐怖、悲しみに襲われます。
 
さらに、それらの感情をコントロールしながら仕事をこなすことで、体の芯から疲れ切ってしまうのです。
 
それは、敏感肌の人がカンカン照りの浜辺にいるようなもの。
 
心が火傷しているのです。
 
そのような環境の中で、アダルトチルドレンを本気で克服することは、とてもできることではないでしょう。
 
燃え尽き症候群をくり返してしまう」でも述べましたが、アダルトチルドレンはどうしても扁桃体が丈夫な人と張り合ってしまいます。
 
どんなにわかっていても、「心の傷」が勝手に自分を動かしてしまうのです。
 
そして、敏感な扁桃体によって激しく怒り、激しく恐怖し、疲れ切るのです。
 
それらのはたらきは、「意志」の力ではどうにもならない「反応」です。
 
アダルトチルドレンを本気で克服するなら、自分に「反応」を起こさせる環境をできるだけ避けることが大切なのです。
 
私が「脱世間起業塾」を開いているのもそのためです。
 
今あなたが就いている仕事は、カンカン照りの浜辺ではありませんか?
 
もしそうだと感じるなら…。
 
木かげを探しましょう。
 
あたりを見まわして、心の火傷を癒せる場所を見つけましょう。
 
あなたの心を守ってあげられるのは、あなたしかいないのですから。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 


アダルトチルドレンを「本気」で克服する方法 <目次>

1.アダルトチルドレンを「本気」で克服する方法
2.なぜ克服したはずの問題をくり返してしまうのか?
3.今までのアダルトチルドレン克服法が取りこぼしてきた盲点とは?
4.扁桃体が敏感だと自覚する
5.「あなたは強い」という事実
6.親を捨てる
7.アダルトチルドレン克服に欠かせない必要なこと
8.恩着せがましい親
9.一生懸命育てたのに!
10.あなたは本当に親不孝者なのか?
11.親にすべてをブチまけようと思う
12.親が子育ての非を認められない理由
13.親への仕返しが止められない
14.アダルトチルドレン克服の優先順位
15.親との対決に必要な覚悟
16.好きなこと、やりたいことがわからない
17.誰もわかってくれない
18.燃え尽き症候群をくり返してしまう
19.親子関係を良好にしたい
20.「してあげた」という親心
21.リラックスできない
22.体を整える
23.つき合う人を変える
24.ナイーブさを捨てる
25.人に批判されるのが怖い
26.自尊心が低い
27.アダルトチルドレンの「克服」とは?
28.感情をうまく表現できない
29.鬼のような親
30.人からの評価が気になる
31.自信よりも必要なもの
32.嘘をついてしまう
33.承認欲求が強い
34.仕事で手を抜けない
35.自己肯定感を高めたい
36.親と同じことをしてしまった
37.なぜ焦ってしまうのか?
38.不登校が許されなかった人
39.今の仕事が向いていない
40.勇敢であるということ
41.人間関係がうまくいかない
42.孤独を磨き上げる
43.努力しても嫌われつづける人
44.いつも自分ばかり残業している
45.快楽と上手につき合おう
46.自分のなかに基準がない
47.面倒くさがりをなおしたい
48.自分に合った働き方を見つけたい
49.他人に興味がもてない
50.自分に興味がもてない
51.人の顔色をうかがってしまう
52.私は変われるでしょうか?
53.どこに行っても同じだぞ!
54.自分がわからない


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