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更新日:2020年3月2日

会社勤めはもう限界

 

会社勤めはもう限界

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脱世間起業への道

 

第3回
会社勤めはもう限界

 

┃会社勤めは向いてない、でも起業も無理

 
生きづらいと感じている方からよくお聴きするのは、
 
「会社勤めはもう限界です」。
 
という言葉。
 
というより、面倒な人間関係のなかで生きていくのはもう無理だと感じている方が本当に多いのです。
 
組織や集団のなかで仕事をすることが苦しくて仕方がない。
 
だから転職という選択肢も意味がなく、追い詰められてしまう…。
 
そこで、起業という選択肢もチラっと思い浮かべる。
 
でも、とても実行に移す気もちにはなれない。
 
なぜなら「起業するリスク」がブレーキになるからです。
 
もしかしたら収入や住むところなど、今もっているものすら失ってしまうのではないか。
 
また、経営者としていろいろな責任を負わなければならないのではないか。
 
そんなリスクが思い浮かんで、結局は会社勤めという働き方から離れられないのです。
 
これはとても苦しい状況ですよね。
 
そこで突破口となってくるのが「負えるリスクの範囲で起業する」という新しい選択肢です。
 
つまり、自分にとってリスクがないと思える範囲で起業すればいいということ。
 
これならば「会社勤めはもう限界」と感じている方にとって、起業もひとつの選択肢として加えることができるのではないでしょうか?
 
もちろん、ひと昔前ならそんな都合のいい選択肢はありませんでした。
 
でも、今は小規模事業向けのさまざまなサービスが存在し、ネットやスマホ、プラットフォームが目覚ましい進化を遂げています。
 
じっさいに「負えるリスクの範囲で起業する」ことが実現可能な時代なったのです。
 
 

┃会社勤めという「熱い風呂」から出る

 
とはいえ、心理的な面もふくめて「完全なノーリスク」というのは現実的には難しいですよね。
 
たとえば、起業すれば「嫌だなぁ」と思うお客様の一人くらいは来るかもしれません。
 
そういう意味では、人によって「起業するリスク」は存在するでしょう。
 
だから、会社勤めの方がまだましだと思えてしまう・・・。
 
しかし、ここで一つだけよく考えてみたいことがあります。
 
それは、「起業するリスク」と「会社勤めのリスク」、どちらが苦しいかということです。
 
起業には、たしかにリスクを感じることもありますよね。
 
でも、今の会社勤めには、リスクはまったくないのでしょうか?
 
無茶ぶりする上司、すぐにキレるお客さん、生意気な部下にやる気のない同僚、苦手な作業や交渉ごとのオンパレード。
 
さらに業績悪化による倒産の危機や、AI化によるリストラの不安・・・。
 
リスクがまったくないどころか、じっさいに会社勤めで苦しんでいる。
 
だからこそ、あなたはこのコラムを読んでくださっているのではないでしょうか。
 
会社勤めを辞めるからといって、決して「理想的な環境」を手放すわけではない。
 
「大きなリスクを背負っている環境」を手放すのだということです。
 

 
「ゆでガエルの法則」がありますよね。
 
熱い風呂のなかにカエルが飛び込むと、カエルはびっくりして風呂から飛び出します。
 
でも、はじめから冷たい風呂に入っていたカエルは、だんだん風呂が熱くなっていっても気づかずに、やがてゆであがって死んでしまうというちょっとかわいそうなお話です。
 
つまり、今いる苦しい状態が「当たり前」になってしまうと、それに気がつくことができない。
 
そして外に出ることの方が、とてもリスクの高い行動のように感じてしまうのです。
 
そのため、起業するより現状の会社勤めの方がリスクが高いことをどうしても見落としてしまうのです。
 
もちろん、「だから今すぐ会社を辞めよう!」などと、あなたをあおるつもりはありません。
 
ただ、今背負っている会社勤めの苦しみは、そんなにも手放したくないものなのでしょうか?
 
なにがなんでも守りたいものなのでしょうか?
 
ぜひご自分に問いかけてみてください。
 
 

┃「稼いだ経験」は「心の自由」になる

 
私の主宰している「脱世間起業」の最終的な目的は、もちろん会社勤めから脱け出すことです。
 
限界を感じている会社勤めの苦しさにサヨナラする。
 
でも、もっと重要な目的は、先に「稼ぎ方」を身につけておくということです。
 
じつは、いったん「稼ぎ方」を身につけてしまいさえすれば、無理して起業する必要はありません。
 
会社勤めのままでもいい。
 
いざというときに、その「稼ぎ方」を使えばいい。
 
いったん自転車の乗り方を覚えれば、しばらく乗っていなくても後でいくらでも乗れますよね。
 
それとまったく同じことです。
 
リスクに備えて「稼ぎ方」を身につけたうえで、今までどおりの会社勤めをしていてもいいわけです。
 
そして少しずつ、リスクにならない範囲でじっさいに稼いでみればいいのです。
 
1ヶ月に500円でも1,000円でもかまいません。
 
たった一度でいいから「みずからの事業で稼いだ経験」をしておくこと。
 
これはそのまま「心の自由」につながります。
 
つまり「いざとなったら自分で稼げる」という心の余裕です。
 
上司から無茶ぶりされても、お客様から怒られても、
 
「まあ、いつでも辞められるからな」
 
という余裕をもって対応することができる。
 
生意気な部下に反抗されても、やる気のない同僚のフォローをしても、
 
「まあ、こいつらとはいつでもオサラバできるからな」
 
という余裕をもって対応することができる。
 
今までと同じ仕事をしていても、「心の自由」を感じながら働くことができるのです。
 
会社勤めが限界を迎えているからといって、転職をしたり、一か八かで起業なんてしなくていい。
 
まずは「稼ぎ方」を身につけておく。
 
それだけで「心の自由」が手に入るのです。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

 

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