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更新日:2020年6月7日

ビジネス本を読んでも稼げない理由

 

ビジネス本を読んでも稼げない理由

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脱世間起業への道

 

第13回
ビジネス本を読んでも稼げない理由

 

┃ビジネス書本読んでもどうしても実践できない

 
あなたは「稼ぎたい」と思ったことがありますか?
 
世の中には、そのような方に向けた「ビジネス本」がたくさんあります。
 
気軽に読める「稼ぐ系」のビジネス本ですね。
 
たとえば、
 
「稼ぐ人の〇〇な習慣」
 
「稼ぐための〇〇思考法」
 
「クビになった私が〇〇円稼いだ方法」
 
「稼ぎたいなら〇〇を変えろ!」
 
などなど。
 
その本に書かれたことを、実践すれば「稼ぐ」ことができるというわけです。
 
そこで、そのようなビジネス本を買って、書かれていることを実践しようとしてみる。
 
でも、なにか抵抗があって行動にうつせない。
 
もしくは、実践したとしてもつづけることができない。
 
結局「私には向いていない方法だった」と思い、別の本を買ってみるのです。
 
しかし・・・。
 
結果は同じ。
 
やっぱり、実践することに抵抗があったり、実践してもつづかない。
 
結果として「稼ぐ」ことができない。
 
そうして、自分の本棚が「ビジネス本」の図書館となっていくわけです。
 
ではいったいなぜ、このようなビジネス書を読んでも稼ぐことができないのでしょうか?
 
 

┃ビジネス本には「稼ぐ方法」が書いていない

 
稼ぐ系のビジネス本をたくさん読んでも、稼ぐことはできません。
 
なぜなら、そのようなビジネス本の多くには「稼ぐ方法」が書かれていないからです。
 
「え?」
 
「稼ぎ方を教わるための本なのに、稼ぐ方法が書いていない?」
 
驚かれたかもしれませんが本当のことなのです。
 
では、いったいなにが書かれているのか?
 
稼ぐ系のビジネス本に書かれていること。
 
それは「人気者になる方法」です。
 
つまり、いかに多くの人に認められ、たくさんの人にチヤホヤされるかという方法ばかりが書かれているのです。
 
「こうすればバズらせることができる!」
 
「こうすればSNSのフォロアー数を増やせる!」
 
ビジネス本にかぎらず、情報商材やビジネス系ブログ・Youtubeなども同じです。
 
バズらせたりSNSのフォロアー数を増やすことが「大前提」で話が進んでいる。
 
そのうえで「そのやり方を教えます!」という内容になっているのです。
 
しかし「稼ぐ」ためにバズらせる必要はありません。
 
SNSのフォロアーもいりません。
 
じっさい私はバズらせたこともないですし、そもそもFacebookもTwitterもインスタもやっていません。
 
それでも人間三人と犬二頭が、充分豊かに暮らせるくらい稼いでいます。
 
これが「事実」です。
 
バズらせたりSNSのフォロアー数を増やすのは「人気者になる方法」であって、稼ぐために必須のものではありません。
 
どちらかと言えば、自己顕示欲や優越感を満たすための方法でしょう。
 
じつは、カウンセリングの現場でも、この区別がついていないために苦しい状況に追い込まれてしまった方からのご相談が絶えないのです。
 
 

┃ビジネス本どおりに実践して人生が苦しくなった人は多い

 
ビジネス本に書いてあることをまともに実践して、人生がより苦しくなってしまった人は、本当にたくさんおられます。
 
つまり、人気者になりたいわけではないのに、人気者になるための方法を実践するハメになり、追い詰められてしまったのです。
 
たとえば、ブログの記事をバズらせたために、膨大なコメントに返信をしなければと常に急かされるようになる。
 
しかも、相手の気分を害さないように気をつかいながらコメントを返しつづけなければならない。
 
さらに、Twitterで炎上を恐れながらつぶやきつづける。
 
そのうえ、たいして興味もない人のFacebookをのぞき、思ってもいない「いいね!」とお世辞を入力しつづける。
 
あげくに、インスタに掲載するためにとくに行きたくもないところに行き、食べたくもないものを食べ、写真を撮りつづける・・。
 
やっていてもまったく楽しくないし、どちらかと言えば苦痛。
 
それでも、じっさいにバズったりフォロアーが増えたりしてきて、やめるにやめられなくなってしまった。
 
そうして無理につづけててしまい、心身の調子を崩してしまった人がたくさんいらっしゃいます。
 
また、ネット上で演じている自分とじっさいの自分とのギャップが激しく、うつ病になって廃業した人も知っています。
 
その人が「心理カウンセラー」だというのですから、笑えない話です。
 
 

┃「稼げないのは私が悪いんだ」と思わされてしまう

 
ではなぜ、稼ぐ系のビジネス本には「人気者になる方法」が書かれているのでしょうか?
 
それは、著者にとってその欲求が当たり前すぎて、自覚できてない場合が多いからでしょう。
 
「人気者になりたい」という欲求があまりにも自然にあるため、「欲求」ではなく、たんなる「感覚」にまでなってしまっているということ
 
そのため著者自身、「稼ぐ方法」と「人気者になる方法」の区別がついていない場合が多いのです。
 
稼ぐ系のビジネス本をたくさん読まれた方が口々におっしゃるのが、そのノウハウのなかに必ず「心が越えられないポイント」があるという点です。
 
技術的に難しいといったことではなく、必ず「ちょっとこれをやるのは抵抗がある・・・」と感じるポイントがあるとおっしゃるのです。
 
それはまさに、そこまでして「人気者」になりたくないというポイントです。
 
にもかかわらず、稼ぐ系のビジネス本の著者の多くは、そのようなポイントであればあるほど「綺麗ごと」でくるんできます。
 
「お客様のことを本気で思えば」
 
「多くの人の幸せに貢献するためには」
 
などなど・・・。
 
その結果、読み手の側が、
 
「実践できない自分が悪いんだ」
 
と思わされてしまう。
 
さらに、
 
「こういう献身的な思いが足りないから、私は稼げないんだ」
 
と思い込まされてしまう。
 
本当に罪深いことです。
 
 

┃稼ぎたいなら「稼ぐ方法」を身につければいい

 
稼ぐためには「人気者」になる必要はありません。
 
自分のサービスや商品を、本当に必要だと思ってくださる人たちにだけ信頼してもらえればそれでいい。
 
というか、それだけで充分に「稼ぐ」ことができます。
 
ましてや「生活費を稼ぐ」ということだけであれば、そのハードルはグンと下がります。
 
私が運営する「脱世間起業塾」では、まさにその「生活費を稼ぐ」ための方法をご紹介しています。
 
だから、バズらせたりSNSのフォロアー数を増やす方法は、いっさいカリキュラムに含まれていません。
 
というか、SNS自体を使いません。
 
そんなものを使ったって、面倒な人づきあいがリアルの場からネット上に移るだけですからね。
 
しかもリアルの場よりも人数が多く、相手の素性がわからないぶん、よけいにやっかいでしょう。
 
稼ぐためには「人気者になる方法」は必要はない。
 
「稼ぐ方法」さえ身につければいいのです。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

 

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