ブレない自分基準のつくり方

 

心の輪郭の画像

 

心の輪郭に触れて生きる

 

第9回
自分を信じる

 
あなたは、まだ自分に
自信を持てずにいるかもしれません。
 
自分の『心の輪郭』を、
信じることができずにいるかもしれません。
 
そんなあなたに、
日々、となえて欲しい言葉があります。
 
それは、
 
「私ほどの人間が」
 
という言葉。
 
いったいどう使えばいいのでしょう?
 
例えばあなたは、不安を感じた時、
こう考えてしまうことはありませんか。
 
「この程度のことで不安になるなんて。
 私はなんて心が弱いのだろう。
 この程度のことで不安になってはダメだ。」
 
これでは、
あなたが『強い』という “真実”から、
どんどんと遠ざかっていってしまいます。
 
だから、今日から
苦しい時には、口に出して
こうつぶやいてみてください。
 
「私ほどの人間が不安なのだから、
 不安になって当然だ」
 
なんて偉そうな言葉なんだ・・・、
と思いましたか(笑)
 
でも、これが正しい解釈です。
 
私は前回、
あなたが『強い』理由を説明しました。
 
そのあなたが、
不安を感じたのなら、
不安になって当たり前の場面なのです。
 
あなたほどの強い人が
不安を感じたのなら
不安になって当たり前の場面なのです。
 
堂々と不安を感じましょう。
堂々と不安だと認めましょう。
 
それがあなたの、
『心の輪郭』なのですから。
 
例えそれが、
ネガティブな感情だとしても。
 
その感情を否定せず、
堂々と感じられるようになれば、
自信は自然とあなたの中で目を覚まします。
 
なぜなら自信を持つとは、
決して何も恐がらず、
不安にならず、動じないことではないからです。
 
不安な時は不安。
苦しい時は苦しい。
恐い時は恐い。
不満な時は不満。
やりたくない時はやりたくない。
 
こうやって自分の感情を、
堂々と信じられることを
「自信を持つ」と言うのではないでしょうか。
 
自分を信じるから、
「自信」なんです。
 
自分が弱いと勘違いしている限り、
堂々と自分の感情を信じることはできません。
 
だから、
あなたが不安を感じた時。
苦しい時。
恐い時。
不満な時。
やりたくない時。
 
「私ほどの人間が」とつぶやいて
あなたが強いという “真実” を
『心の輪郭』にしっかりと刻み込んでください。
 
この習慣は、自分の生きづらさを、
自分の責任として誠実に生きてきた
あなたにだから伝えられる方法です。
 
そうでない人が使ってしまったら、
ただの「嫌なヤツ」になってしまいますよね(笑)
 
人を変えるよりも、
自分を変えることを選んだ、
強いあなたのためにある習慣です。
 
ぜひ、身につけてくださいね。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

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