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Brain with Soul現象

 


第22回
モラルユニット

 
脳の中で活性した、生きづらさを生み出す『経路』
 
これをしずめるためには、いったいどうしたらいいのでしょうか?
 
生きづらい『意識画素グループ』は、おもに「ねばならない」「するべき」といった、『義務感』や『生真面目さ』の意識画素で埋め尽くされています。
 
このような意識画素を生み出す『経路』を、ここでは『モラルユニット』と呼ぶことにしましょう。
 
モラル(道徳やルールに従おうとする思い)を守ろう守ろうとするユニット(まとまり)ですね。
 
生きづらい人は、このモラルユニットが活性してしまっていることが多いのです。
 
つまり、「こうしなければならない」「こうするべき」といった不自由な考え方ばかりで、頭の中がいっぱいになっているということ。
じつはこの『不自由』というものこそが、私たちの脳の扁桃体がもっとも嫌うものなのです。
 
扁桃体は、危機を察知する『心のアンテナ』です。
 
では、あなたにとって一番の危機とはいったい何でしょうか。
 
それは自由を奪われることでしょう。
 
つまり『不自由』です。
 
『不自由』になってしまえば、命の危険が大きくなります。
 
だから私たちは、自由を奪われると大きな怒りや恐怖を感じます。
 
私たちは、『不自由』を最大の危機と判断するのです。
 
モラルユニットが活性し、不自由な考え方ばかりが先立ってしまう人は、自分で自分を『不自由』にしているということに他なりません。
 
そして、自分で自分の『扁桃体』を活性させてしまっているのです。
 
だから、 生きづらさをしずめるためには『モラルユニット』を真っ先にしずめる必要があります。
 
では、このモラルユニットをしずめるためには、いったいどうしたらいいのでしょうか?
 
次回は、その具体的な考え方についてご紹介します。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

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