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趣味もやりたいことも見つからない

 

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人生のダイエット

 

第18回
趣味も「やりたいこと」も見つからない

 
前回私は、趣味や「やりたいこと」が見つからない人には、二つの理由があると述べました。
 
一つ目は、趣味や「やりたいこと」に対する期待が大きすぎるということ。
 
二つ目は、判断する期間が短いということ。
 
それを踏まえて、どうしても趣味や「やりたいこと」を見つけたいという気持ちが強い場合は、前回ご紹介した趣味のダイエット」に取り組む前に、次のことに取り組んでみることをオススメします。
 
それは、「何となく三年つづけてみること」です。
 
どんなことでも、三年間つづけてみると、はじめた頃には見えなかったことがいろいろと見えるようになってきますよね。
 
自分でも知らなかった自分の特性や、今まで経験したことのないような壁にぶちあたることもあるでしょう。
 
ほとんどのことは、そのような体験を経て、本当に心の底から「面白い」と感じる、つまり、そのことの「本当の面白さ」がわかるようになるものです。
 
テレビや雑誌では、趣味や「やりたいこと」を見つけてイキイキとしている人が紹介されています。
 
その中で、その趣味や「やりたいこと」をはじめて間もない人が紹介されているところは、あまり見かけないのではないでしょうか?
 
つまり、その人たちだって、やはり最初はつまずいたり、つづけようかどうしようか迷った頃もあったはず。
 
それでも “何となく” つづけていたら、だんだん面白味がわかってきた。
 
そしてメディアにも取り上げられるまでになったわけです。
 
そのときにはもう、はじめた頃のこととか、やめようかどうしようか迷ったときのこととかはよく覚えておらず、メディアへの出演ということも手伝って、
 
「はじめからずっとのめり込んでます!」
「運命の出会いでした!」
 
と、ついつい口走ってしまった人もいるはずです。
 
それを真に受けてはいけません。
 
人の記憶なんて、いい加減なものなのですから。
 
だからまずは、“何となく” でいいから、三年つづけてみること。
 
そしてもし、三年つづけてものめり込めなかったとしたら。
 
もしくは、もうずっと長いあいだ「趣味探し」「やりたいこと探し」をつづけてきて、疲れ果ててしまっているのなら。
 
趣味のダイエット」に取り組んで、頭の中の「ゴチャゴチャ」を解消してしまいましょう。
 
次回は、その具体的な方法をご紹介します。
 
●人生のダイエットその16
“何となく”でいいから三年つづけてみよう。
 
Brain with Soul代表
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

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