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更新日:2020年8月30日

まずは「自分のため」に起業しよう

 

まずは「自分のため」に起業しよう

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脱世間起業への道

 

第17回
まずは「自分のため」に起業しよう

 

┃社会貢献という言葉が嘘くさく感じる

 
起業につきものなのが「社会貢献」という言葉。
 
これが嘘くさく感じる。
 
受講生のなかにも、そういう方はとてもたくさんおられます。
 
だからいまいち起業に本気になれない、と。
 
たしかに、起業するかぎりは、社会の役に立つことが求められますよね。
 
そのため世間の事業者はみな口をそろえて、
 
「人ため!」
 
「お客様のため!」
 
「社会のため!」
 
という言葉を発しつづけます。
 
でも、それによって金銭的な利益を受けているのだから、どうも「偽善」にしか感じられない。
 
だから、素直に「社会の役に立とう!」という気もちになれず、起業にも本気になれなくなってしまう方が多いのです。
 
また反対に、世間の事業者の「社会のため!」という言葉を真に受けすぎて、
 
「私はみんなと違って社会の役に立とうと思えない、汚い人間なんだ・・・」
 
と、自分を責め、起業をあきらめようとなさる方もおられます。
 
いずれにしても、「社会の役に立つ」ということが起業のハードルになってしまうケースが意外と多いのです。
 
 

┃誰だって「自分のため」に起業している

 
たしかに世間の事業者は、社会の役に立っているものがほとんどでしょう。
 
手づくり石鹸であってもカウンセリングであっても、社会にとってなんらかの価値があるから、その事業が成立しているわけです。
 
ただそれは、まちがいなく事業者自身のためにもなっています。
 
お客様から、お金や笑顔、よろこびの声や充実感、達成感や有用感など、さまざまなものを受け取っています。
 
決して「社会のため」だけにやっているわけではない。
 
ちゃんと「自分のため」にもなっているわけです。
 
それはシンプルな「事実」です。
 
でも順番として、まずは「社会のため」を考えて、それが結果的に「自分のため」になるように考えることを求められます。
 
なぜなら、そうしないと社会に受け入れてもらえない可能性が高いからです。
 
あなたも、
 
「この商品は、私が売り上げで愛人にマンションを買うために開発しました。」
 
と堂々と言われたら、買う気をなくしてしまうでしょう。
 
だから「自分のため」であることはできるだけ隠し、「社会のため」であることばかりを前面に打ち出さなければならなくなる。
 
それが結果的に、起業において「まずは社会貢献」という雰囲気をもたらしていると言えるでしょう。
 
 

┃「ジーニアスエゴイズム」という流れをつくろう

 
そう考えると、べつに「自分のため」を優先して起業してもかまわないということです。
 
結果的に社会の役に立てばいいのですから。
 
そして、人間関係が苦手な「生きづらい人」であれば、なおさらそう考えた方がいいでしょう。
 
なぜなら生きづらい人は、そのあまりの苦しさのために、社会の役に立つことを考えている余裕なんて与えられていないからです。
 
だから、生きづらい人は、まずは「自分のため」に起業しましょう。
 
それでいいんです。
 
その結果、社会の役に立てばいい。
 
つまり、
 
「自分のためにやっていることが、自然と社会の役に立ってしまう」
 
という流れをつくるということ。
 
私はこれを「ジーニアスエゴイズム」(天才的な利己主義)と呼んでいます。
 
そして、この流れを自分の人生のなかに組み込むこと。
 
それが、生きづらさから脱け出す道であると考えています。
 
私の運営する「脱世間起業塾」では、このジーニアスエゴイズムを人生に組み込むことを大きな目的の一つとしています。
 
「そんなことしたら、ただのワガママになっちゃうんじゃないの?」
 
たしかに、そんなふうに感じるかもしれません。
 
でも、そんな心配はご無用です。
 
なぜなら、この流れを実現し維持しつづけるためには、本気で社会の役に立たなければならないからです。
 
つまり、ジーニアスエゴイズムは「自分のために、本気で社会の役に立つ」という好循環を生み出すことになるのです。
 
 

┃アンパンマンを見習おう

 
くり返しますが、純粋に「社会のため」だけに起業している人はいません。
 
金銭でなくても、やりがいなり、生きがいなり、達成感なり、優越感なり、なんらかの利益を受け取っています。
 
その点にかぎっていえば、まったく自分のためにならない起業をしている人などいるわけがないのです。
 
あの正義の味方アンパンマンだって、いつもハッキリと言っています。
 
なぜそんなに人に優しくできるんだと聞かれると、
 
「困っている人を助けると、心がホカホカとあったかくなって幸せになるんだ」
 
と。
 
つまり、ちゃんと自分も気もちいいんだと正直に認めている。
 
それが人助けをする動機だと認めているのです。
 
「お客様のため!」とだけ言い張っている、世間の事業者にくらべて、どれほどいさぎよいことでしょう。
 
まさに「ジーニアスエゴイズム」です。
 
あなたも堂々と、まずは「自分のため」に起業を目指してください。
 
そして「自分のため」に社会の役に立ってください。
 
そのために「ジーニアスエゴイズム」という流れを、人生に組み込んでください。
 
そこにきっと「生きているだけで自然と人生が心地よくなっていく」という好循環が生まれてくるはずです。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

 
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