自分で自分を追いつめない方法

 

しない努力をアピールする女性の画像

 

しない努力

 
第5回

怒りを静めない

 
先日、このコラムを
読んでくださっている方から
 
「しない努力って、
 全然努力している感じがしませんね。
 とっても楽にできました。」
 
という嬉しいご感想を
いただきました。
 
ありがとうございます。
 
その通りなんです。
 
『しない努力』は、
『努力しない』と同義語です。
 
「しない」でいいのですから、
とても楽にできるはずなのです。
 
でも真面目なあなたは、
『しない努力』のはずなのに、
やってみると
「意外と大変だな・・・」と
感じておられませんか?
 
それは、
「しない努力をしなくちゃ!」
と、真剣に取り組んでくださって
いるからかもしれませんね。
 
あくまでも
『しない努力』は、
無理をするのをやめて、
心を楽にするための考え方です。
 
言い換えれば、
無理に『ガマンしない』ための実践法でもあります。
 
ぜひ肩の力を抜いて、
『しない努力』で、
無理なガマンから自分を守ってあげてくださいね。
 
と言うのも・・・、
 
私たちは、ついつい『ガマン』が美徳と
考えてしまうところがありますよね。
 
「ここは感情を抑えねば・・・」と
グッとガマンしてしまいがちです。
 
そのガマンの対象となる
感情の代表格と言えば、
やはり『怒り』ではないでしょうか。
 
『怒り』を静めるのは、
おぞましいほどの、
並々ならぬストレスがかかりますよね。
 
そんなに大きなストレスがかかったら、
セロトニンも泣き出してしまいます。
 
そこで今回は
この 『怒り』 を “静めない” 努力を
ご紹介したいと思います。
 
例えば上司に
とても不条理な叱られ方をして、
ムカッときた。
 
ムカッとくるまでは
自然現象です。
 
人体構造のせいにして、
動じないでください。
 
そして、
その怒りを “静めない” 努力をしてください。
 
徹底的に怒り狂ってください。
心の中で。
 
徹底的に文句を言ってください。
心の中で。
 
良心に負けてはいけません。
 
思う限りの怒りの理由を、
次から次へとあげてください。
これでもかこれでもか!
これでもかこれだもか!と。
心の中で。
 
本気でやればやるほど、
次第にあなたは気がつくはずです。
 
「こんなこと、感じてたのか、私」と。
 
激しいあなたの 『心の輪郭』に触れて、
冷静になってくるはずです。
 
人は、言いたいことを言うと、
たとえそれが心の中であっても、
気が済む性質があるようです。
 
自分の激情を目の当たりにすると、
どんどん冷静になってくるのです。
 
怒りを静めようとしても、
ストレスになるだけです。
 
針で刺されれば痛いのと同じで、
不条理なことを言われればムカッとくるのです。
 
思いっきり、
自分に怒らせてあげてください。
 
『怒りを静めない』努力をして、
ストレスをその場で解消していきましょう。
 
怒るだけなら
不愉快なだけですが、
怒ったおかげで
大切な『心の輪郭』に
触れることができたのなら、
怒ったかいも少しはあるのではないでしょうか。
 
ただ、
心の中で怒っているうちに、
もっと腹が立ってきて、
つい口に出してしまう人がいます。
 
これは、完全にNGですよね。
 
あなたにも、
相手にも、
周囲の人にも、
何もいいことがありません。
 
心の中で怒り狂っても
態度や口に出すのを避けるために、
冷静さを保つための「ポーズ」を
決めておきましょう。
 
例えば、
 
『アゴから口にかけて手を当てて、
 真剣な目でフムフムとうなずく』
 
物理的に手をどかさないと
声が出せないので、
突発的に暴言が
飛び出ないようにするために
とてもオススメのポーズです。
 
また相手の話を
とても真摯に聴いている
「ように」見えるので、
相手に不快感も与えません。
 
ただ、そもそもこんな
『怒りを静めない努力』 をする前に、
『怒り自体がわいてこないように』
できたらいいですよね。
 
そこで次回は、
怒り自体が
わいてこないようにするための
“ある方法” をご紹介したいと思います。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

 
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