自分で自分を追いつめない方法

 

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しない努力

 
第9回

自己顕示しない

 
自信が無くてイヤになる。
 
そんなあなたの、
心の奥底にある自信が
自然と湧き出てくる法則。
 
それは、3つのことを “しない” 。
 
1つ目は、『迎合』、
2つ目は、『攻撃』でしたよね。
 
最後の3つ目の “しない” は、
 
 
『自己顕示をしない』
 
 
です。
 
自己顕示をすると、
見事なまでに自信が無くなっていきます。
 
なぜでしょうか?
 
私たち人間は、
ある行動をとると、
その行動の動機を
強めていく性質を持っています。
 
自己顕示の動機が、
自信の無さの裏返しだったら、
当然、自己顕示をすればするほど
自信がなくなっていきますよね。
 
では、自己顕示の動機とは、
いったい何かといいますと…
 
それは、
 
 
『劣等感』
 
 
です。
 
私たちが
つい自己顕示してしまうのは、
『劣等感』があるからなのです。
 
自分が人より劣っている。
 
それがバレないようにするために
自己顕示で『防衛』しているのです。
 
どうして、
『防衛』してしまうのか。
 
それは、
 
“ 人より劣っていることが悪いことだ ”
 
という価値観を
持っているからではないでしょうか。
 
もしあなたが
“ 人より劣っていることは悪いことだ ”
という価値観を持っているなら、
ささいな自己顕示をするだけで、
どんどんとその価値観が強まってしまいます。
 
自分が
人より劣っている点ばかりが目に付き
それを隠そうと必死になってしまうでしょう。
 
だからと言って
この価値観を
理屈で書き換えるのは
簡単ではありませんよね。
 
頭で解っているからといって
 
「ハイ、人より劣っていても平気です」
 
と、心の底から思えないのが
私たち人間ですものね。
 
自分に言い聞かせて
簡単に変えられるような
安易な価値観ではありませんよね。
 
でも、
この価値観を書き換えなければ
動機である『劣等感』は
あなたの心に強く居座ってしまいます。
 
いつまでも、
自信が無いままです。
 
何か手立てはないのでしょうか?
 
もちろんあります(^^)
 
 
それは、
 
 
『自己顕示』しないこと
 
 
です。
 
意識的に価値観を
書き換えようと『する』努力を
重ねることは、
かなりのストレスがかかります。
 
そして、
価値観を書き換えられない
自分を責め、
さらに自信を無くしていくことになるでしょう。
 
価値観を書き換えるには、
その価値観を強めている行動を “しない”。
 
劣等感を静めるには、
『自己顕示』を “しない” 努力をすればいいのです。
 
あなたが人との関係の中で
『自己顕示』をしない時、
どこかホッとしたような、
自分で自分を許せたような、
温かい安心感を得られると思います。
 
その心地よさを
じっくりと味わってみてください。
 
寝る前にも、
もう一度その感覚を
思い出すようにしてみてください。
 
私たちの脳は、
行動の記憶を
情動と結びつけて記憶しています。
 
自己顕示 “する” ことで、
自分の欠点を隠せた
『冷や汗ものの安心感(情動)』。
 
自己顕示 “しない” ことで、
『自分を許せた温かい安心感(情動)』。
 
今後、
同じような場面に遭遇したら、
あなたの脳がどちらを選ぶか、
もうお解かりですよね。
 
私たちの、
心の中にはコップがあります。
 
コップには水がたっぷり入っていて、
底にはコインが沈んでいます。
 
水には、
たくさんの『劣等感』が含まれています。
 
『自己顕示』をしなければ、
コップの中の水(劣等感)はどんどんと減って
コップの底のコイン(自信)が顔を出します。
 
何か特別な努力をしなくても、
『自己顕示しない』だけで、
自然と劣等感は薄れ、
自分の奥底にある自信があらわれてくるのです。
 
わざわざ、
恐いことに立ち向かったり、
不安な気持ちを前向きにしたり、
劣っている点をカバーしようとする
必要はありません。
 
『迎合』 『攻撃』 『自己顕示』。
 
この3つを “しない” 努力で、
あなたの中の
 
『恐怖』 『不安』 『劣等感』 が
 
みるみる薄れていきます。
 
そして、
あなたの毎日の生活が、
『静かな自信』で満たされていくことを
実感していただけると思います。
 
“する” 努力を実践するのは、
それからでも十分なのではないでしょうか。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

 
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