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他人を攻撃するのは自信がないから

 

攻撃しない努力をアピールする女性の画像

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しない努力

 
第8回

攻撃しない努力

 

┃攻撃することで人は自信を失っていく

 
私たちは他人を攻撃していると、自信を失っていきます。
 
しかも、むやみやたらと攻撃すればするほど、自信をどんどんと失っていくのです。
 
今回はその原因と仕組みについて、詳しくご紹介していきたいと思います。
 
もちろんあなたは、
 
「攻撃なんて・・・、そんなことはめったにしないでしょう」
 
と感じるかもしれません。
 
たしかにそうですよね。
 
面と向かって自覚をもって他人を攻撃をすることはめったにしないと思います。
 
でも、次ようなご自身の行動に心当たりはありませんか?
 
●人の揚げ足をとる
たとえば、会ってすぐに、お化粧や髪型の乱れを指摘する。
 
●人をネタにして笑いをとる
たとえば、「この子こういうクセがあるんだよねぇ」と飲み会などでバラす。
 
●人のアラばかり口に出す
たとえば、テレビを見ながら「このていどのルックスでよくテレビに出られるね」「この歌のどこがいいかわからない」と、いちいち文句を言う。
 
などなど。
 
なんとなく攻撃というほどではない感じがしますよね。
 
でも、今あげたような他人をバカにするような行動も立派な攻撃なんです。
 
なぜなら、相手の心は「しっかり」と傷ついているからです。
 
言われた相手は、潜在的にあなたに不快感をもち、敵意を感じるかもしれません。
 
積もりつもれば、あなたへの腹立たしさを自覚するかもしれませんよね。
 
あなたに限らず、誰もがこんな「攻撃」をついついしてしまのではないでしょうか。
 
 

┃なぜ攻撃してしまうのか?

 
ではなぜ私たちは、このような「誰の得にもならないような攻撃」を
してしまうことがあるのでしょうか?
 
それは自信がないからです。
 
自信がないから、先に相手のミスを指摘します。
 
自信がないから、相手をバカにして自分が優位に立とうとします。
 
つまり自信がなくて不安なのです。
 
ではなぜ不安になるのでしょうか?
 
それは攻撃してしまうからです。
 
迎合しない努力」でご説明したとおり、人間は行動すればするほどその行動の動機を強めます。
 
自信がなくて不安だから攻撃をする。
 
攻撃をすれば自信がなくなって不安が強くなる。
 
だからまた攻撃をしてしまうのです。
 
堂々めぐりですね。
 
しかも、攻撃のやっかいなところは、怒りや恨みを解消する効果も
あるところです。
 
 

┃攻撃することで心の傷を癒している

 
私たちは、心の奥底に根雪のように積もった怒りや恨みを抱えています。
 
虐げられ、バカにされ、それでも耐え忍ぶしかなかった怒りや恨み。
 
その膨大な怒りや恨みを、攻撃することで解消しているのです。
 
つまり「心の傷を癒すため」に攻撃してしまうという一面があるのです。
 
傷を癒すことは快感です。
 
クセになります。
 
だから、ついつい攻撃をつづけてしまう。
 
ただし、その攻撃には、残念ながらもれなく不安を強める効果がついてきます。
 
つまり、「傷を癒したい・・・」という欲望に負けつづけると自信がどんどんなくなっていくのです。
 
攻撃ばかりしていたら、当然嫌われていくでしょう。
 
相手も嫌な思いをします。
 
自分にとっても他人にとってもなにもいいことが無いですよね。
 
だから、攻撃しない努力をする。
 
人と会っても、相手をバカにせず見下さず、対等に堂々と接する。
 
こうして攻撃をしなければ、不安が自然と減っていきます。
 
コップの中の「水」がどんどんと減っていき、底にあった「コイン」が顔を出してくるのです。
 
(参照:「自信はつけるものではなく出てくるもの - 迎合しない努力」)
 
まずは自分と人との関係をよく見て、あなたの行動のなかに「攻撃」が含まれていないか、観察するところからはじめてみませんか?
 
きっと、たくさんの攻撃が潜んでいることに気がついていただけると思います。
 
ちょっとショックを受けてしまうかもしれませんが大丈夫。
 
それらの攻撃をやめればすぐに、自分の心の奥底から今まで感じたことのない自信がみなぎってくることを感じてもらえると思います。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

 

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