自分で自分を追いつめない方法

 
しない努力をアピールする女性の画像

 

しない努力

 
第11回

対峙しない

 
腹の立つことをされて、
その相手のことが頭から離れない。
 
あなたにも今、
そんな相手がいますか?
 
その相手になんとか
あなたの怒りを理解させようと
何度も試みる。
 
相手が悪いということを
認めさせようとする。
 
相手もそれを拒否する。
さらにあなたを攻撃してくる。
 
堂々めぐりで
戦いは激化していき、
あなたの腹立たしさも恨みも
MAXをむかえることとなります。
 
この堂々めぐりを
止めるにはどうしたらいいでしょうか。
 
例えば、「許す」。
例えば、「してもらったことに感謝する」。
例えば、「相手をあわれむ」。
 
確かにこれが出来たら
怒りもやみますが・・・、
そう簡単に出来ないですよね(笑)
 
なぜ出来ないのでしょうか?
 
それは、
 
『対峙している』
 
からです。
 
面と向かって対峙している限り
許すことも、感謝も、あわれみも、
 
『ヤセ我慢』
 
になってしまいますよね。
 
とても苦しくて
なかなか出来ません。
 
だから逆に
 
『対峙しない』努力
 
をすれば、許す気持ち、
感謝の気持ち、あわれむ気持ちが
“自然とわいてくる” のではないでしょうか。
 
『対峙しない』は言い換えると
 
“心の階段を一段登る”と
 
表現できるかもしれません。
 
相手に理解させようとする、
認めさせようすることは完全に、
 
『あなた』対『相手』
 
の対峙状態です。
 
この状態を抜け出すためには、
 
“自分がどうありたいのか”
 
という将来の目指す姿を
明確にイメージして
『心の階段』を一段登ってしまうのが
とても有効なのです。
 
でも将来のあなたが
 
「何をしているのか?」
「どんな仕事をしているのか?」
 
という “行動” や “職業” を
先に考えても、なかなかうまく
『心の階段』 を登ることはできません。
 
将来の自分が
 
「どうありたいのか?」
 
という “態度” や “状態” を
しっかりイメージとして持つことが大切なんです。
 
“行動” や “職業” は
その結果としてあとからついてくるものだからです。
 
あなたが将来
“どうありたいのか?”。
 
もしあなたが対決しそうになったら、
その “ありたい自分” のイメージを
ありありと思い浮かべながら
今の対峙している状況をもう一度見つめてみましょう。
 
その “ありたい自分” はきっと、
目の前の相手に理解させることを
最優先事項にはしていないはずです。
 
“ありたい自分”はきっと、
大切な 『目標』 を持ち、
そちらの方に視点がに固定されているはずです。
 
『目標』につられて、
自然と 『心の階段』 を一段登ってしまうでしょう。
 
そして相手のことや
今の状況がとてもよく見渡せるようになります。
 
相手と真正面から対峙していると、
「この人にどう理解させるか?」
という思いが浮かんできてしまいます。
 
“目の前の相手に視点が固定されている状態”
と言えますよね。
 
こうなるともう、
目の前の相手しか見えないのは
当然のことです。
 
『心の階段』を一段あがり
ありたい自分の状態になってみると、
さらに上の段にある 『目標』 に
自然と目が向いてしまいます。
 
“かなえたい目標に視点が固定されている状態”
と言えるでしょう。
 
対峙していた相手は、
あなたが振り向かなければ見ることすら出来ません。
 
振り向いて相手を見おろしてみれば
その相手とのやりとりが、
本当に自分の『目標』にとって
大切なものなのかしっかり判断できます。
 
「ここは一旦折れて先に進もう」
 
「私のことを思っていってくれているのだから感謝しよう」
 
「相手は冷静さを失っているようだから、少し時間をおこう」
 
という思いが
自然とわき上がってくるかもしれません。
 
対峙している限りは、
わき上がってこない感情です。
 
対峙したまま
これをやろうとすると、
心にかなりの負担がかかります。
 
自然とわき上がってくるように
出来るのがベストですよね。
 
そのためにも、
あなたが 『ありたい自分』 。
 
その自分が目指している 『目標』 。
 
この2つをきちんと
自分で決めることが
とても大切ですよね。
 
いきなりは決められないかもしれません。
 
でも、
決めようと動き出すことが
とても重要ですよね。
 
0歩ならいつまでも同じ場所ですが、
1歩進めばばそれが積み重なり、
2歩、10歩と確実に進んでいきます。
 
一旦進み出せばスピードに乗り、
今度は止めることの方が難しくなります。
 
一回で決めようとせず、
何度でもリニューアルしながら、
少しずつ 『ありたい自分』 と
『目標』 を固めていきましょう。
 
気づけば 『心の階段』 も
1段どころか10段、
100段上に立っていて、
今の相手と対峙したくてもできなくなるでしょう。
 
『目標』 に視点が固定されれば、
今気にしているような出来事は、
目に入ることすらなくなるのですから。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

 
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