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自信はつけるものではなく出てくるもの

 

迎合しない努力

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しない努力

 
第7回

迎合しない努力

 

┃自信をつけたいなら「する」よりも「しない」

 
自分にもっと自信をつけたい。
 
自信がつけば、色々なことにチャレンジできるのに。
 
そして、毎日クヨクヨと悩まなくても済むのに…。
 
あなたも、このようなやるせない気持ちになるときがありますでしょうか?
 
「自信をつけたい。」
 
誰もがそう思う瞬間がありますよね。
 
そのため、私たちは自信をつけようといろいろな努力をします。
 
自分を好きになる努力をする。
 
自分のいいところを見つける努力をする。
 
苦手なことも真正面から克服する努力をする。
 
でも、そんな「する努力」を賢明に重ねても、いっこうに自信がつく気配がない。
 
それどころか、ささいな事で動揺している自分に気づき努力の虚しさを噛みしめてしまう・・・。
 
それもそのはず、じつは自信はあとから「つける」ものではなく、内側から「出てくる」ものだからです。
 
つまり、自信は自分の奥底に沈んでいるだけ。
 
あとはそれを、浮かびあがらせればいいだけなのです。
 
そのために重要なのが、「する努力」よりも「しない努力」。
 
要するに自信は、なにかを「する」ことでわざわざつけるものではなく、なにかを「しない」ことで自分の中から自然と出てくるものだとうことです。
 
もう少し具体的に説明しますね。
 
水の入ったコップの底に沈む「コイン」を想像してみてください。
 
コップの底の「コイン」が自信です。
 
そのまわりにある「水」が、自信を無くさせるありとあらゆる要素です。
 
この「水」を減らしていけば、「コイン」は自然と顔を出します。
 
つまり、奥底に隠れていた自信が「自然と出てくる」のです。
 
では、なにを「しない」ことで、コップの中の「水」を減らすことができるのでしょうか?
 
 

┃自然と自信が出てくる「迎合しない努力」

 
それは三つあります。
 
一つ目は「迎合」です。
 
私たちには、社会生活における恐怖心があります。
 
たとえば、人に拒否されたくない。
 
怒られたくない。
 
嫌われたくない。
 
仕事を失いたくない。
 
そのようなあらゆる恐怖心が、コップの「水」の中にたくさん含まれています。
 
恐怖心は、恐怖を動機とする行動をとればとるほど、より強められてしまいます。
 
つまり、恐怖を回避するためにとっている行動が、反対に恐怖を強めてしまうのです。
 
だから、恐怖心から他人に迎合してしまうと、コップの中の「水」が増えてしまうわけです。
 
迎合をやめれば、「水」にたくさん含まれている恐怖心がみるみる無くなっていきます。
 
当然、「水」の量が減っていく。
 
すると、水のなかに沈んでいた「コイン」が顔を出す。
 
つまり、「自信が出てくる」のです。
 
自信がつけたいと思うなら、無理に相手と対決する必要はありません。
 
嫌な相手との関係を、真正面から克服する努力は必要ない。
 
その相手に迎合さえしなければいいのです。
 
 

┃あなたの行動に迎合が隠れていないかチェックしよう

 
私たちの気づかぬところに、迎合は忍び込んでいます。
 
あなたの行動の中にも、迎合が隠れていませんか?
 
たとえば、相手の機嫌をとるためにあいさつする。
 
やたらと褒める。
 
もめてもいないのにとりあえず謝る。
 
沈黙が生まれたらとにかくなにか話し出す、などなど…。
 
もし迎合が動機になっていると感じたら、その行動をとらない。
 
「迎合しない努力」をしてみましょう。
 
「迎合しない」と、心の中で唱えるのです。
 
これをくり返していきましょう。
 
迎合はクセになっています。
 
とくに、迎合しつづけなければ生き延びられないような過酷な環境で育った方は、そのクセがベッタリと全身に張りついています。
 
私もその一人でした。
 
そのような私たちが、コップの底の自信に出会うためには、いきなり真正面から恐怖心を克服することは懸命ではありません。
 
それは、コップの中の「水」を減らしてからの話です。
 
まずは、迎合しない。
 
ここからはじめてみましょう。
 
はじめてすぐ、コップの中の「水」が減っていくことを実感できると思います。
 
次回は、コップの中の「水」を減らす二つ目の「しない努力」をご紹介いたします。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶかつのり(信夫克紀)
 

 

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