早めに起業に踏み出す絶大なメリットとは?
脱世間起業への道
第5回
早めに起業に踏み出す絶大なメリットとは?
┃あなたはどちらのタイプですか?
会社の人間関係に苦しみ、起業を検討する方、多いですよね。
そのなかには、二つのタイプの方がおられます。
一つ目のタイプは、起業について勉強する人。
たとえば起業の本を読んでみたり、事業計画のたて方について勉強してみたりする人です。
二つ目のタイプは、とにかく起業を実践する人です。
たとえば起業塾に通ってじっさいに起業のタネを練ってみたり、WEBサイトの内容を決めていったり。
開業しないまでも、じっさいに起業のための「行動」をとる人です。
つまり「机上で学ぶ人」か「実践で学ぶ人」か。
この二とおりのタイプに分かれるのです。
そして「実践で学ぶ人」の方が、はるかに速いスピードで「稼ぐ力」を身につけていかれます。
それもそのはず、「実践で学ぶ人」は、あっちにぶつかりこっちにぶつかりしながら、実践のなかで毎日多くのことを「体験」しています。
起業についての「リアル」を、まさに体で覚えていく。
必然的に、日常のあらゆることが常に起業の具体的なアイディアに結びつけられていきます。
だから「稼ぐ力」が身につくスピードが圧倒的に速くなるのです。
一方「机上で学ぶ人」は、知識は身につくけれども「体験」することがありません。
それは、海を見たことはあるけれど、泳いだことがないのと同じこと。
海に入ってみなければ「泳ぐ力」は身につかないのです。
どちらのタイプの人も、まだ開業はしていません。
それでも「稼ぐ力」には、すでにすさまじい差が生まれているのです。
┃わずか数ヶ月で圧倒的な「力の差」が生まれる
これは起業だけではありませんよね。
たとえばミュージシャン。
私の知り合いにはミュージシャンが多くいます。
みんな学生時代から楽器を演奏していました。
その後、「アマチュアでつづけてきた人」と「プロになった人」に分かれました。
その「演奏力」は、学生の頃は大差ありませんでした。
「アマチュアでつづけてきた人」は、たまにライヴやレコーディングなどはするものの、基本的には本番を「イメージ」して練習してきました。
一方「プロになった人」は毎日「リアル」な現場で「実践」をくり返してきました。
あっちにぶつかりこっちにぶつかりせざるをえなかった。
つまり「体験」してきました。
だから猛スピードで上達していった・・・。
その結果。
学生の頃はみんな同じような「演奏力」だったのに、わずか「数ヶ月」で見違えるほどの差ができてしまったのです。
たった「数ヶ月」です。
そして、その「演奏力」の差は、時間の経過とともにひらいていく一方だったのです。
起業もまったく同じことが言えます。
早めに起業に踏み出して「実践で学ぶ」ことの最大のメリットは、この「猛スピードで稼ぐ力が身につく」ということに他なりません。
┃「都合のいい起業」ができる環境を最大限に活かす
「実践で学ぶ人」は、猛スピードで「稼ぐ力」が身についていきます。
と言っても、当然のことながら、むやみやたらに「借金をしてでも起業しよう!」というのはオススメできません。
よくある起業塾では、どうやったらお金が借りられるかということから説明するカリキュラムがほとんですよね。
また、自治体が開いている起業塾ですら、起業の仕方はほどほどに、融資してくれる地元の金融機関を紹介することばかりに熱心になっているものが多く見受けられます。
これでは「起業塾」ではなく「ギャンブル塾」です。
もはや「前世紀の起業法」だと言えるでしょう。
私の主宰する脱世間起業塾は、「リスクのない範囲で起業する」ことを第一の信念としています。
自分のペースで、自分に合った方法で起業していく。
社会情勢やプラットフォームの進化など、あらゆる環境が整ったことで、そんな「都合のいい選択」が可能な時代がきているのです。
その環境を最大限に活かして、脱世間起業に一歩踏み出してみる。
じっさいに開業しなくてもいい。
ただ学びながら「実践」し、「実践」しながら学んでいく。
「体験」していく。
そうするだけで、自然と「稼ぐ力」が身についていく。
早めに脱世間起業のための行動を起こせば、そのぶん早く「稼ぐ力」が身についていきます。
反対に、なにも行動を起こさなければ、「稼ぐ力」はいっこうについていきません。
「脱世間起業へと踏み出した自分」と「今のまま自分」。
その差は、日々、猛スピードでひらいていくのです。
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
脱世間起業への道 <目次>
1.正社員になることは本当に「安定」なのか?
2.「起業しないリスク」が急激に高まっている
3.会社勤めはもう限界、でも起業も無理…
4.「バリバリ稼ぐ」か「静かに暮らす」か?
5.早めに起業に踏み出す絶大なメリットとは?
6.起業したいけど「やりたいこと」が見つからない
7.まずは「自分のため」に起業しよう
8.起業が成功するたった一つの条件
9.起業のための「最低限のやる気」を出す方法
10.「仕事が楽しくない」を解決する方法
11.なかなか起業に踏み切れない本当の原因とは?
12.起業の失敗で負うダメージが怖いとき
13.ビジネス本を読んでも稼げない理由
14.起業したいけどビジネスに興味がもてない
15.起業したいけどクレームが恐い
16.起業しても本当に食べていけるだろうか・・・
17.準備不足で起業すると「人生の財産」が手に入る
18.なぜ今が起業の絶好のタイミングなのか?
19.なぜ理由もなく「起業は怖い」と感じてしまうのか?
20.「会社員」と「起業」どっちがお得?
21.情報発信したいけどネタも自信もないとき
22.脱世間起業すると自分の「正解」が迷いなく見える
23.積極的な売込みが苦手な人のための4つのWEBマーケティングテクニック!
24.生きづらい人が起業の「やる気」を維持する方法
25.批判を避けて「ナマ温かい場」で起業しよう!
26.起業でボロボロになる生きづらい人たち、その原因とは?
27.起業の壁「私より詳しい人がいる」の解決法
28.生きづらい人は「40代向けサービス」で起業しよう
29.生きづらい人が避けた方がいい起業テクニック「巨人の肩に乗れ!」
30.まだ「お金」のために起業してるの?
31.情報発信「書くネタがない」の根本的な解決法
おかげ様でコラム数500本突破!