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更新日:2021年2月24日

脱世間起業すると自分の「正解」が迷いなく見える

 

脱世間起業すると自分の「正解」が迷いなく見える

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脱世間起業への道

 

第22回
脱世間起業すると自分の「正解」が迷いなく見える

 

┃「店員」と「客」の捨てゼリフ、どっちが正解?

 
あなたは次のエピソードを読んで、どちらが「正解」だと感じますか?
 
私は先日、家族みんなで、あるレジャー施設にいきました。
 
ロッカーに荷物を入れようとしたところ、ロッカーは3種類。
 
大、中、小で、それぞれ値段が違います。
 
中の広さを確認しようとしたら、扉が開かない。
 
先に電子決済しないと扉が開かないのです。
 
仕方なく、念のため「大(700円)」を選んで決済しました。
 
子供の服を着替えさせて、ロッカーに入れようとしたところ・・・。
 
また扉が開かない(笑)
 
どうも時間切れで、また鍵がかかってしまったようなのです。
 
どこにもそんな注意書きはない。
 
子供はもう遊びたくて待ちきれない様子。
 
しょうがないので、もう一回決済してロッカーに荷物を詰め込みました。
 
帰るとき。
 
施設の店員さんに事情を説明。
 
すぐに返金されるかと思いきや・・・、事務所に確認を取ったりしばらく待つことに。
 
ようやく返金されたさいに、その店員さんが捨てゼリフを一言。
 
「次から気をつけてくださいね。」
 
そこで私も、
 
「ちゃんと書いておいた方がいいですよ。」
 
と捨てゼリフで返して、その場を立ち去りました。
 
あなたは、どちらの言っていることが「正解」だと思いますか?
 
 

┃それぞれの場所に、それぞれの「正解」がある

 
私は、家族のもとにもどると妻にその話をしました。
 
妻は、
 
「なんか、感じ悪いねぇ・・・。」
 
と残念そう。
 
たしかに、せっかく楽しい思い出をつくったのに、その気分も台無しです。
 
サービス業なのだから、まずはお客様に謝るべき。
 
そのうえで、注意書きをするといった当たり前の責任を事業者ならして当然だろう。
 
と、思ったあなた。
 
もしかすると「世間の常識」にとらわれすぎかもしれません。
 
じつは脱世間起業では、そのような考え方をしません。
 
そして「どちらも正解」だと考えます。
 
じっさい、その職員さんは事務所に戻り、他の人に私のことを「ムカつく客がいてさぁ~」と話しているでしょう。
 
そして同僚は「なんか、感じ悪いねぇ~」と言っているはずです(笑)
 
つまり、立場が変わればそれが当たり前になる。
 
それぞれの場所に「正解」があるということですよね。
 
そして、それぞれに「正解」があることを認めたうえで生きるのが「脱世間」に他なりません。
 
私には私の、その店員さんには店員さんの「正解」があるのです。
 
そしてそれを理解したうえで対立したり、あきらめたりすることが「脱世間」することなのです。
 
 

┃自分の「正解」が迷いなく見える方法

 
たしかに、店員さんの対応で私はとても不愉快な思いをしました。
 
扁桃体が敏感なので、それはもうショックを受けました。
 
そこまでは「反応」なので仕方がありません。
 
ただ・・・。
 
昔なら言われっぱなしだったでしょう。
 
そしてこちらから「すみませんでした」と謝ってしまっていたかもしれません。
 
でも、冷静に捨てゼリフで撃退(笑)できたのは、「脱世間」しているからに他なりません。
 
長年、脱世間起業してきたおかげで、この店員さんとの会話の最初から、
 
「こりゃ、お互いに正解が違っているな」
 
ということがメタ視点で見えていました。
 
だから「注意書きしとけば済むことなのにな」という自分の「正解」も迷いなく見えていました。
 
なので、相手が自分の正解を押しつけてきたとき、サッと冷静に自分の「正解」を差し出せたのです。
 
ここで、
 
「店員なのに、その態度はなんだ!」
 
「サービスする側が注意書きしておくのが当然だろう!」
 
と思ってしまうのならば、それは「世間の常識」を正解にしてしまっている証拠。
 
「客の方が無条件にえらい」という、なんの根拠もない常識にどっぷりつかってしまっているということになるでしょう。
 
多くの人にとっては、自分にとっての「正解」を迷いなくサッと口に出すなんて当たり前のことなのかもしれません。
 
でも、私たち生きづらい人間にとっては、とてもハードルの高いこと。
 
それができるようになれば、とてつもなく大きな財産を手に入れたと感じられるでしょう。
 
 

┃イヤなお客さんがきたら断ったっていい

 
お客さんだからと言って、えらいわけでもなんでもありません。
 
イヤなお客さんがきたら断ったっていい。
 
今、ようやく世間でもそのような流れが生まれはじめています。
 
それは、その考え方のほうが「正解」だということではありません。
 
そういう「正解」をもつ人が増えてきているというだけのこと。
 
「客の方が無条件にえらい」と思っている人も、それがその人にとって「正解」だということです。
 
ただし、今後は「イヤなお客さんがきたら断ったっていい」という感覚の人が増えていくでしょう。
 
誰もが当たり前のように起業する時代。
 
お客さんも事業者も、互いを選び放題の時代です。
 
だから、これからは「お客力」の高い人が求められていくのです。
 

参照記事
お客力について詳しく解説しています
起業したいけどクレームが恐い・・・

 
いかに事業者に気もちよく働いてもらえるか。
 
その能力を高めた人が、事業者の能力を最高に引き出し、高いサービスを受けることができるのです。
 
そう考えると、今回店員さんに捨てゼリフを吐かせてしまった私の「お客力」は、まだまだだなぁ~と思います。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

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