生きづらい人生に悩むあなたへ

心地よい人生の便り２

＜８８通目＞

自信を持つには？

こんにちは。
Brain with Soulの信夫です。

あなたは、

「自信を持つには、どうしたらいいのか？」

と悩んでしまうことがありますか？

そして、こんな風に思っていませんか？

「どうせ私は…」

「こんな自分が嫌になる…」

「どうしてこんなにダメなんだろう」

「私は心が弱いから…」

実は、私のところに相談に来られる方たちも、みなさん同じことをおっしゃるのです。

そして、そんなご相談を聴くたびに、私はこう思うのです。

「あなたほど自信を持っていい人はいないのに」

決して元気づけたくて、そう思うわけではありません。

それが事実だから、心の底からそう感じるのです。

あなたは、その事実を見落としている。

だから、今、自信が持てないだけなのです。

では、その事実とは、
いったいなんでしょうか？

それは、

楽に生きられる人より、繊細なあなたの方がすごい抵抗を毎日乗り越えているという事実。

つまり、心が繊細であるにもかかわらず、毎日を生き抜いているという事実。

敏感な扁桃体に打ち克って、人生を投げ出さずに生きているという事実です。

確かに周囲の人が、軽々とコミュニケーションをこなしたり、仕事や趣味をこなしているのを見ると。

自分が嫌になったり、どうしてダメなんだろうと思ったり、自分の心の弱さを責めたくもなります。

そう感じるのは当然のことです。

でもそれは、肝心な事実を見落としているのです。

それは、あなたがそのコミュニケーションや仕事や趣味を、

“繊細さを乗り越えながらこなしている”

ということ。

繊細な心を奮い立たせながらこなしているのだということです。

生まれつき元気で、人づきあいが好きな人が、１００人に挨拶したとしても、それは大したことではありません。

何の抵抗もなくできるのですから。

やって当たり前なのです。

でも、扁桃体が敏感で、人づきあいも苦手な人が、たった一人にでも挨拶できたのなら。

これは、本当にものすごいこと。

賞賛に値するのです。

だって強い抵抗を乗り越えて、努力して達成したのですから。

自信を持つべきことです。

そう。

どんなことが出来たのかよりも、どれだけの抵抗を乗り越えたのか。

これこそが、人生における重要な価値観。

あなたのように、扁桃体が敏感な人が気づき、身につけるべき価値観なのです。

ここであなたに質問です。

生まれつき恵まれた体力で、楽々とマラソンを完走した人と、恵まれない体力の中で、苦しみながらもそれを乗り越え、日々努力と工夫をかさねてマラソンを走り切った人。

あなたなら、どちらの人を賞賛しますか？

Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
信夫克紀（しのぶかつのり）