この世界を知り、生きづらさから脱け出す

 

Brain with Soul現象

 


第14回
扁桃体が世界の性質を決める

 
私は、
 
“扁桃体が世界を性質を決める”
 
と考えています。
 
扁桃体とは、
脳にある『心のアンテナ』。
 
目の前の現実を
あなたが認知した時に、
 
“快か不快か”
 
を判断します。
 
それは、
あなたの中でくだされる、
現実に対する、
 
“最初の判断”
 
といえるものの一つです。
 
意識されるよりも早いため、
あなたは目の前のものが
何なのかもわからずに、
 
驚いたり、声をあげたり、
避けたりすることができます。
 
時にその働きは、
命にもかかわるため、
 
“攻撃するのか逃げるのか”
 
という究極の判断をも、
瞬時におこなってくれるのです。
 
その結果、
 
“怒り”と“恐怖”
 
というネガティブな感情を、
あなたの中に一瞬で
湧きあがらせることになります。
 
何よりも早く、
目の前の現実が、
快か不快かを判断する。
 
不快であれば、
怒るのか恐怖するのかを判断する。
 
つまりそれは、
 
この世界そのものを、
どのように受け止めるのか
判断している
 
ということに、
等しいと言えるでしょう。
 
この世界の性質を決める、
最初の判定者。
 
それが、扁桃体です。
 
扁桃体によって、
この世界の受け止め方が決まる。
 
あなたにとって、
この世界がどんな世界なのか。
 
その性質は、
扁桃体によって決まるのです。
 
この扁桃体の敏感度は、
人それぞれによって大きく違います。
 
しかもそれは、
生まれつき決まっています。
 
その後、
幼少の頃の体験によって、
より敏感になるかどうかが分かれるのです。
 
人間にとって、
不条理で危険な場所で、
長い間、幼少期を過ごせば。
 
当然、
敏感度は高まってしまいます。
 
不快なものに、
より反応しやすくなり、
 
怒りやすくなり、
恐がりやすくなるのです。
 
そして、
 
その敏感度は
一生変えることができない
 
と現時点では、
考えられているのです。
 
つまり、もし、
あなたの扁桃体が敏感であれば。
 
世界は無条件に、
不快な性質をおびやすくなる
 
ということ。
 
あなたに怒りや恐怖を
湧きあがらせる引き金に満ちた、
好ましくない性質の
世界になるということです。
 
それはつまり、
 
“生きづらい世界”
 
ということかもしれません。
 
これはどういうことを、
意味しているでしょうか?
 
つまりそれは。
 
生きづらさを決めているのは、
 
『事実』
 
ではないということ。
 
私たちは、普段、
自分たちの住む世界の性質を、
 
『事実』
 
によって決めようとします。
 
○○があるから楽しい、
○○があるから苦しい、と。
 
例えば、
 
「運動会があるから楽しい」
 
といった風に。
 
しかし本当は、
 
「運動会がある」
 
という『事実』だけでは、
世界の性質は何も決まりません。
 
運動会があるという
『事実』それ自体に、
あなたが快か不快かを
決めることはできませんよね。
 
もちろん、
運動が得意という『事実』があれば、
運動会は楽しいかもしれません。
 
そして、
運動が苦手という『事実』があれば、、
運動会は地獄かもしれません。
 
でも。
 
たとえ運動が得意でも、
運動会が嫌いな人もいるでしょう。
 
それは、
 
「みんなで大騒ぎする」
 
という『事実』が
あるかれかもしれません。
 
しかしこれも、
 
「みんなで大騒ぎする」
 
からこそ運動会が好きな人もいるでしょう。
 
つまり。
 
『事実』をいくら寄せ集めても、
世界の性質は決められない。
 
『事実』そのものには、
世界の性質は決められないのです。
 
世界の性質を最後に決めるのは、
 
『扁桃体』
 
だということです。
 
だから。
 
生きづらさから脱け出すためには、
 
“扁桃体をいたわる”
 
ことが不可欠なのです。
 
そして、
 
“あなたの扁桃体に合った生き方”
 
を見極める必要があるのです。
 
それさえできれば、
あなたの生きづらい人生が、
 
“心地よい人生”
 
へと確実に変わっていくということです。
 
それを実現するために欠かせない
扁桃体の持つ、
 
『ある重要な特質』
 
があります。
 
次回はそれについて
ご紹介していきましょう。
 
 
Brain with Soul代表
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 

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