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自己評価を上げる方法

 

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心地よい人生の便り

 
<2通目>

自己評価を上げる方法

 

┃他人と比べて自己評価を下げてしまう

 
カウンセリングでお話をうかがっていても、ご自身を低く評価している方がとても多くおられます。
 
そこで今日は「自己評価をあげる方法」について少しお話をさせてください。
 
あなたは、ご自身をどのよう評価されているでしょうか。
 
ご自身を素直に「すごい」と思えますか?
 
なかなか自分のことを「すごい」なんて思えませんよね。
 
生きづらさを抱え、ネガティブな感情に日々襲われていたら、なおさらそんなふうには思えないでしょう。
 
じっさいに、他の人とくらべて苦手なことがあったり、世間で言われている「平均的」なものをもっていなかったりするだけで、自己評価が下がってしまうこともあるかもしれません。
 
たとえば、同年代はみんな正社員になっているのに、私はいまだに正規職員になったことがない。
 
そんな細かいながらもリアルな状況も、自己評価を下げることにつながってしまう場合があるでしょう。
 
これに対して「自分は自分でいいのだと思おう」といったアドバイスをよく耳にします。
 
まったくそのとおりなのですが、問題は「どうやったらそう思えるか?」ですよね。
 
じつは、そう思えるようになるためには、「私はすごい人間なんだ」という「事実」に気がつくことがどうしても必要になってくるのです。
 
「自分は自分でいいのだと思おう」という、根拠のないたんなる励ましは、生きづらさを抱え切実な毎日を送っている人には通用しません。
 
だから「私はすごい」という「事実」を、なんどもなんども自覚することが必要なのです。
 
そして、生きづらさを抱えている人ほど、その「事実」を自覚しやすいのです。
 
 

┃自己評価が自然と上がる習慣

 
たとえばあなたが、とてもネガティブな感情にとらわれて、なかなか思いどおりに生活ができないとします。
 
道を歩いていても、「前にいる車のドアが開いて、いきなり人が襲ってくるのではないか?」という恐怖にとらわれて、身動きがとれなくなってしまう。
 
当然、仕事や日常生活に大きな支障が出ます。
 
思ったような成果をあげられずに、自己評価を下げてしまうことになる。
 
つまり、ネガティブな感情に襲われるたびに、「私はすごくない」とあなた自身が認めていることになってしまいます。
 
これでは、生きづらい人はどんどん自己評価が下がっていってしまいます。
 
では、どうしたらいいのでしょうか?
 
それは、ネガティブな感情が浮かんでくるたびに、
 
「こんなひどい感情が浮かんできているのに、それを乗り越えて毎日生きている私はすごい。」
 
という「事実」に気づくことです。
 
そして、その「事実」をしっかりと称える(たたえる)のです。
 
つまり、ネガティブな感情が浮かんでくればくるほど、
 
「それを日々乗り越えて生きている私はすごい」
 
という「事実」に気づく機会が与えられるということです。
 
社会的に人並み以上だったり、社会的に成果をあげたから「私はすごい」と認めるのではない。
 
「今の私は、すでにすごい」 のです。
 
それが「事実」です。
 
だって周囲を見渡してみてください。
 
あなたほどの苦しみを抱えて生きている人が、どれほどいるでしょうか?
 
あなたほどのネガティブな感情を抱えながら、日常生活を送っている人が、どれほどいるでしょうか?
 
生きづらさを抱えながら仕事をして、家事をして、子育てをしている人が、どれほどいるでしょうか?
 
あなたは「ネガティブな感情」という強烈なパンチをくらいながら、毎日を生きているのです。
 
しかも、そのパンチは他の人には見えない。
 
誰も心配も手助けもしてくれない。
 
そんな過酷な状況のなかで、なんども立ち上がり、毎日を生きている。
 
これが「すごい」のではなくて、いったいなんだというのでしょうか?
 
「ネガティブな感情」がたくさん浮かんでくるということは、それだけパンチをくらっているということ。
 
「ネガティブな感情」が浮かんでくればくる人ほど、それを乗り越え立ち上がっているということ。
 
つまり「ネガティブな感情」が浮かんでくる人ほど「すごい」ということです。
 
その「事実」を実感する習慣を身につけるのです。
 
 

┃悩みや苦しみが深いほど自己評価が上がる

 
この習慣を身につけると、あらゆる悩みや問題が「今の私は、すでにすごい」と感じるためのチャンスに変わっていきます。
 
悩みが深ければ深いほど、問題が大きければ大きいほど、
 
「それを乗り越えて生きている自分は、本当にすごい」
 
と強く自覚できる機会がたくさん得られるのです。
 
その自覚が増してくると、「自己評価」もしっかりと上がってきます。
 
たとえば、ネガティブな感情に襲われて、予定していたことはほとんどできずに、お風呂に入るのがやっとだったとき。
 
今までなら、
 
「今日は、お風呂に入るくらいしか出来なかった…。なにやってんだ私…。」
 
という低い自己評価をしていたかもしれません。
 
しかし、私はすごいという「事実」を自覚する練習を重ねることで、
 
「こんなネガティブな感情を抱えながら、立ち上がり、それを乗り越えてお風呂に入るという偉業を成し遂げた自分はすごい」
 
という「事実」に気づくことができるようになります。
 
そう。
 
私は励ましでこんなことを言っているのではありません。
 
じっさいにあなたは「すごい」のですから、遠慮なく「すごい」と思っていいのです。
 
それが「事実」なのです。
 
今まで取るに足らないと思っていたことも、本当はものすごいことなんだという「事実」。
 
いかに自分が日々「すごいこと」をやってのけているのかという「事実」。
 
その「事実」を自覚するのです。
 
他の人は関係ありません。
 
人それぞれ、その人が抱えている条件によって「すごいこと」は違うのですから。
 
自分の中にある悩みや苦しみを毛嫌いし、無くしてしまおうとするだけではなくその悩みや苦しみとしっかり向き合う。
 
そして、その悩みや苦しみ乗り越えて日々生きている「すごさ」を自覚する。
 
自分を認める。
 
いかにあなたがすごいことを日々達成しつづけているのかという、一つ一つの行動の「重み」を知るのです。
 
無理に「自分は自分でいい」と言い聞かせる苦しい努力はもう必要ありません。
 
自分の行動の「重み」を知って、自分の「すごさ」を日々自覚していれば、自然と「自分は自分でいい」と思えるようになるのです。
 
ちなみに、自分の「すごさ」に気づけても、それはあなたの心のなかだけに大切に秘めておきましょう。
 
あなたがくらっているパンチは誰にも見えない。
 
あなたが苦しんでいることは誰も知らない。
 
だからこそ、あなたは生きているだけで「すごい」のですから。
 
それでは今日もあなたに、『心地よい人生』が訪れますように。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)

 


心地よい人生の便り <目次>

1.体が動かなくなる理由
2.自己評価を上げる方法
3.感謝をしないメリット
4.心も体もクタクタに疲れているのに休めない
5.正反対の感情のあつかい方
6.心が疲れているときには視野を「狭く」しよう
7.ポジティブな感情に書き換える方法
8.ネガティブ思考から脱け出す方法
9.苦しみのエリート意識
10.何をやっても長続きしないのはなぜ?
11.月曜日の憂鬱を解消する方法
12.私ほどの人間が
13.虐待の後遺症
14.セロトニンを増やす朝食
15.ハズレを引こう
16.悩む自分に嫌気がさしたら
17.セロトニンのいいところ
18.恐怖心はあなたの強さの証明
19.目標の大切さ
20.堂々と逃げよう
21.本当に規則正しい生活がいいのか?
22.覚悟の決め方
23.お金と気力の関係
24.どんどん贅沢しよう
25.飽きずに続けるための2つの工夫
26.本当にやりたいことを見つける方法
27.焦りがしずまる歩き方
28.欲望に負けそうな時には
29.現状に満足していい?してはいけない?
30.垣根を越えて
31.かわいい快楽
32.今の時速 
33.『本当の気持ち』が解らないなら 
34.朝、寝起きの不快感に惑わされない
35.漠然とした不安を感じたら
36.お金は大切?
37.苦手を克服する方法
38.本当にあなたは自分に甘いのか?
39.感情をしずめる極意
40.イライラの原因
41.突然不安になってしまう…
42.気分が落ち込んだ時には?
43.「私は頭が悪い」と感じるなら
44.いつも笑顔でなくてもいい理由
45.笑顔で過ごした方がいい理由
46.調子の波が激しい原因
47.気分の浮き沈みの対処法
48.人間関係で疲れる原因
49.他人の評価を気にしない練習
50.人生がうまくいかない人
51.どうすれば人生がうまくいくのか?
52.自分を変えたい
53.自分を変えられる新習慣
54.傷つきやすい心を守るには?
55.もう傷つきたくないなら
56.あなたが、とてつもなくスゴい理由
57.感情を安定させる法則
58.感情を溜めこまない方法
59.興奮し過ぎてしまう
60.興奮し過ぎてハイになった時の対処法
 
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