TOP | コラム一覧 | 心地よい人生の便り | 自分の強さに気づき自分を信頼できる方法とは?


自分の強さに気づき自分を信頼できる方法とは?

 
自身にあふれた女性

 

心地よい人生の便り

 
<12通目>

自分の強さに気づき自分を信頼できる方法とは?

 

┃自己評価を下げつづける悪循環

 
あなたは、怖くなったり不安になったり逃げだしたくなる自分を、責めてしまうことはありませんか?
 
「こんなことくらいで怖がるなんて・・・」
 
「こんなことくらいで不安になるなんて・・・」
 
「こんなことくらいで逃げだしたくなるなんて・・・」
 
「私はなんて情けないのだ・・・」
 
と、自分をみじめに感じてしまう。
 
自分を情けないと思ってしまうのです。
 
一見当たりまえのことのように思えますが、じつはこのパターン、生きづらい人生をさらに生きづらくしてしまう恐ろしいパワーをもっているのです。
 
なぜなら、怖がったり不安になったり逃げだしたくなるたびに、自己評価を下げつづけることになるからです。
 
これでは、どんどんと自分への信頼を無くしていってしまいますよね。
 
ことあるごとに自己評価下げながら生きていて、生きづらくないわけがありません。
 
だから怖がらないよう、不安にならないよう、逃げだしたくならないようにしようとする。
 
でもうまくできなくて、ますます自分を責め、自己評価を下げる機会が増えていく・・・。
 
まさに悪循環ですよね。
 
なんとかして、怖がらないように、不安にならないように、逃げだしたくならないようにする魔法はないものか・・・。
 
そんなふうに悩んでしまうことはありませんか?
 
 

┃自分を信頼するチャンス

 
でも、ちょっと待ってください。
 
じつは、怖がったり不安になったり逃げたしたくなるときこそ、本当は「自分を信頼するチャンス」なのです。
 
そうです。
 
あなたが自分の「強さ」を自覚する絶好のチャンスだということです。 
 
なぜならあなたは、すぐに怖くなったり、不安になったり、逃げだしたくなるにもかかわらず、今日まで生きてきたからです。
 
すぐに怖くなったり、不安になったり、逃げだしたくなる心で、日々を生き抜いているからです。
 
すぐに怖くなったり、不安になったり、逃げだしたくなる人生を、投げ出さずに今日まで戦い抜いてきたからです。
 
こんな勇敢なことは、なかなかできるものではありません。
 
こんな挑戦は、なかなか達成できるものではありません。
 
あなたは、決してみじめではない。
 
あなたは、決して情けなくなんてない。
 
あなたは「強い」。
 
私はそう断言します。
 
 

┃自分を信頼できるようになる言葉

 
だからあなたも自覚しましょう。
 
自分は、過酷な条件にもめげずに人生を戦いつづけ、死なずに生き抜いてきた、とてつもなく強い人間だという 「事実」 を。
 
あなたは「強い」という「事実」を自覚するのです。
 
その「強い」あなたほどの人が「怖い」と思ったら怖くて当然なのです。
 
「不安」だと思ったら不安になって当然なのです。
 
「逃げだしたい」と思ったら逃げだしたくなって当然なのです。
 
だから今日から、怖くなったり不安になったり逃げ出したくなったら、堂々とこう口にしてみましょう。
 
「私ほどの人間が怖いのだから、怖いのが当たり前だ」
 
「私ほどの人間が不安なのだから、不安になって当たり前だ」
 
「私ほどの人間が逃げだしたいのだから、逃げだしたくなって当たり前だ」
 
誰にも遠慮はいりません。
 
堂々と、怖がりましょう。
 
堂々と、不安になりましょう。
 
堂々と、逃げだしたくなりましょう。
 
あなたの心がくだした判断を堂々と信頼しましょう。
 
それからでも遅くないのではないでしょうか?
 
怖がらずに「なんとかなるさ」と自分を鼓舞することは。
 
不安に負けずに立ち向かおうとすることは。
 
逃げださずに解決しようとすることは。
 
怖くなったり、不安になったり、逃げ出したくなったとき。
 
それはあなたが「自分を信頼するチャンス」 だということを、どうか忘れないでくださいね。
 
それでは今日もあなたに「心地よい人生」が訪れますように。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 
関連記事
強さの証明
「あなたは強い」という事実
 
もしこの記事があなたのお役に立てたのなら、
ぜひ他の方にも教えてあげてください。
Adic Salon入会受付中!生きづらさをチカラに変える!
 
 

心地よい人生の便り <目次>

1.体が動かなくなる理由
2.自己評価を上げる方法
3.感謝をしないメリット
4.心も体もクタクタに疲れているのに休めない
5.正反対の感情のあつかい方
6.心が疲れているときには視野を「狭く」しよう
7.ポジティブな感情に「書き換わる」方法
8.ネガティブ思考から脱け出す方法
9.苦しみのエリート意識
10.なにをやっても長つづきしないのはなぜ?
11.月曜日の憂鬱を解消する方法
12.自分の強さに気づき自分を信頼できる方法とは?
13.言い方がきついと言われてしまう
14.セロトニンを増やす朝食
15.躊躇なく行動できるようになる法則
16.悩む自分に嫌気がさしたら
17.セロトニンのいいところ
18.恐怖心はあなたの強さの証明
19.目標の大切さ - なぜ目標を設定するのか?
20.堂々と逃げよう - 逃げることは悪いことなのか?
21.規則正しい生活ができない - 「9時5時生活」がストレスになる
22.覚悟の決め方 - なぜ覚悟が決まらないのか?
23.働く気力がわいてこない - お金と気力の関係
24.焦りや不安を解消する「贅沢」のしかた
25.飽きずにつづけられるようになる2つの工夫
26.本当にやりたいことを見つける方法
27.焦りがしずまる歩き方
28.欲望に振りまわされなくなる習慣
29.現状に満足してもいい?してはいけない?
30.自分を癒したいなら「垣根」を越えよう
31.快楽を罪悪感なく味わう方法
32.心の調子に左右される人は「時速」を計ろう 
33.「本当の気もち」がわからないなら 
34.朝、寝起きの猛烈な不快感に対処する方法
35.「漠然とした不安」の正体と具体的な対処法
36.お金は大切?
37.生きづらい人が「苦手」を受け入れる方法
38.あなたは本当に自分に「甘い」のか?診断テストと改善法
39.感情をしずめる極意
40.原因不明のイライラを解消する方法
41.突然不安になってしまう…
42.気分が落ち込んだ時には?
43.「私は頭が悪い」と感じるなら
44.いつも笑顔で過ごさなくてもいい理由
45.笑顔で過ごした方がいい理由
46.幸福感を持続させる最大のコツ
47.気分の浮き沈みの対処法
48.人間関係で疲れる原因
49.他人の評価を気にしない練習
50.人生がうまくいかない人
51.どうすれば人生がうまくいくのか?
52.自分を変えたい
53.自分を変えられる新習慣
54.生きづらい人におすすめの音楽
55.「コミュ障」という言葉に振りまわされない
56.あなたが、とてつもなくスゴい理由
57.感情を安定させる法則
58.感情を溜めこまない方法
59.興奮し過ぎてしまう
60.興奮し過ぎてハイになった時の対処法
 
LinkIcon61通目以降を読む


おかげ様でコラム数500本突破!

読むと心が強くなるコラム

「読むだけで生きる勇気が湧いてくる」と大好評をいただいている、しのぶかつのり(信夫克紀)の連載コラムです。
もちろん<無料>でお読みいただけます。