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更新日:2020.6.13

快楽を罪悪感なく味わう方法

 

快楽を罪悪感なく味わう方法

 

心地よい人生の便り

 
<31通目>

快楽を罪悪感なく味わう方法

 

┃快楽を軽視していませんか?

 
生きづらさを抱えた方は、とにかく「真面目で真剣」な人が多い。
  
毎日ご相談をお受けしていると、本当にそう痛感します。
 
そのため「快楽」を軽視してしまう傾向があります。
 
快楽を軽視するというと、快楽を甘く見てハマってしまう・・・、そんなふうに
イメージされるかもしれません。
 
でも生きづらい人は、それとは違う、快楽のある重要なポイントを軽視してしまいがちなんです。
 
そして、その重要なポイントを軽視してしまうからこそ、悩み苦しみを深めてしまっているケースが非常に多いんです。
 
では、その重要なポイントとはいったいなんでしょうか?
 
それは、快楽がもたらす「いい効果」。
 
これを軽視してしまっているために、快楽の悪い部分ばかりが目に入り、快楽を毛嫌いしてしまう。
 
そして、快楽を「断とう」としてしまうのです。
 
物やサービスにあふれた現代日本の社会において、快楽を断って生きていくことは、かなりの忍耐を必要とします。
 
また、一度知った快楽を断つということは、本当に苦しいものです。
 
その結果「ガマン」という新たな苦しみが追加されてしまう。
 
つまり、快楽の「いい効果」を軽視しているために、より人生が苦しくなっていってしまうケースがとても多いのです。
 
 

┃快楽を味わうことに罪悪感を覚える

 
生きづらい人は、快楽を自覚的に活かしていくことが大切です。
 
快楽の「いい効果」に焦点をあてて、快楽を利用するわけですね。
 
そして、無駄な「ガマン」を減らしていく。
 
こうすることで、生きづらい人生から心地よい人生へと移行しやすくなっていきます。
 
生きづらい人は、「真面目で真剣」であるがゆえに、快楽を得ることを「悪いこと」だと感じている場合が多いです。
 
そのため、快楽を味わってしまったときに罪悪感すら覚えてしまうのです。
 
でもよくよくお話をうかがってみると、その快楽とは、たとえば、
 
「昨日はチョコパイを二つも食べてしまいました・・・」
 
「洗濯せずにお酒を飲みながら映画を一本見てしまいました・・・」
 
という、ささやかな快楽の場合が多いのです。
 
言うなれば「かわいい快楽」です。
 
これすらも禁じてしまうのであれば、苦しくなっても当然だと言えるでしょう。
 
これだけ欲望を湧き起こさせる広告やメディアに囲まれて生きている私たちが、「チョコパイ二つ」を食べて「洗濯よりお酒と映画」を選ぶのは、当たり前の行動です。
 
ほぼ自然現象だと言えるのではなないでしょうか。
 
もちろん、病気で砂糖やお酒をとることが望ましくない場合であれば、なんとかかんとかガマンしなければならないかもしれません。
 
でも、そのような理由がないのなら「食べて当然」「選んで当然」の「かわいい快楽」だと言えるでしょう。
 
 

┃快楽を味わう前にやるべきこと

 
大切なのは、快楽をゼロにすることではありません。
 
自分にとっての「かわいい快楽」を知ることです。
 
つまりの「自分にとっての適切な快楽の種類と量」を知るということですね。
 
この種類のこのくらいの量の快楽が、自分にはとても心地よい。
 
やる気やリフレッシュにつながる。
 
そんな「かわいい快楽」を見つけること。
 
あなたがもし快楽を悪いものだと思っておられるのなら。
 
まずはあなたにとっての「かわいい快楽」を知るところからはじめてみませんか?
 
いったいどんな種類の快楽が、自分をより活かしてくれるのか。
 
いったいどれくらいの量の快楽が、自分にとって心地よいのか。
 
じっくりと考え、選んでみるのです。
  
そして、思う存分その「かわいい快楽」を味わいましょう。
 
そうすれば、罪悪感を感じることなく快楽を楽しむことができるようになっていきます。
 
なぜならその快楽はあなたにとって「適切な種類と量」なのですから、思う存分、気兼ねなく味わえるはずですよね。
 
もちろん、味わうことを避けた方がいい、違法な快楽もあります。
 
すぐに依存におちいってしまう危険な快楽もあります。
 
それに充分注意するということは、お伝えするまでもありません。
 
 

┃むやみに快楽を断つと苦しくなる

 
海外の方と仕事をすると感じますが、日本人は「快楽を断つ訓練」をしすぎではないでしょうか?
 
とくに生きづらい人はその傾向が強い。
 
だから、生きづらい人は「快楽を罪悪感なく味わう訓練」が必要なのです。
 
そのためには、まず自分にとっての「かわいい快楽」を知る。
 
そのような安全策をとったうえで、存分にその快楽を楽しんでみる。
 
むやみに快楽を断つだけでは、苦しくなる一方です。
 
あなたもぜひ、自分とっての「かわいい快楽を」を知り、快楽を味わう訓練をしてみてくださいね。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

 

心地よい人生の便り <目次>

1.体が動かなくなる理由
2.自己評価を上げる方法
3.感謝をしないメリット
4.心も体もクタクタに疲れているのに休めない
5.正反対の感情のあつかい方
6.心が疲れているときには視野を「狭く」しよう
7.ポジティブな感情に「書き換わる」方法
8.ネガティブ思考から脱け出す方法
9.苦しみのエリート意識
10.なにをやっても長つづきしないのはなぜ?
11.月曜日の憂鬱を解消する方法
12.自分の強さに気づき自分を信頼できる方法とは?
13.言い方がきついと言われてしまう
14.セロトニンを増やす朝食
15.躊躇なく行動できるようになる法則
16.悩む自分に嫌気がさしたら
17.セロトニンのいいところ
18.恐怖心はあなたの強さの証明
19.目標の大切さ - なぜ目標を設定するのか?
20.堂々と逃げよう - 逃げることは悪いことなのか?
21.規則正しい生活ができない - 「9時5時生活」がストレスになる
22.覚悟の決め方 - なぜ覚悟が決まらないのか?
23.働く気力がわいてこない - お金と気力の関係
24.焦りや不安を解消する「贅沢」のしかた
25.飽きずにつづけられるようになる2つの工夫
26.本当にやりたいことを見つける方法
27.焦りがしずまる歩き方
28.欲望に振りまわされなくなる習慣
29.現状に満足してもいい?してはいけない?
30.自分を癒したいなら「垣根」を越えよう
31.快楽を罪悪感なく味わう方法
32.今の時速 
33.「本当の気もち」がわからないなら 
34.朝、寝起きの不快感に惑わされない
35.漠然とした不安を感じたら
36.お金は大切?
37.苦手を克服する方法
38.本当にあなたは自分に甘いのか?
39.感情をしずめる極意
40.イライラの原因
41.突然不安になってしまう…
42.気分が落ち込んだ時には?
43.「私は頭が悪い」と感じるなら
44.いつも笑顔で過ごさなくてもいい理由
45.笑顔で過ごした方がいい理由
46.調子の波が激しい原因
47.気分の浮き沈みの対処法
48.人間関係で疲れる原因
49.他人の評価を気にしない練習
50.人生がうまくいかない人
51.どうすれば人生がうまくいくのか?
52.自分を変えたい
53.自分を変えられる新習慣
54.傷つきやすい心を守るには?
55.もう傷つきたくないなら
56.あなたが、とてつもなくスゴい理由
57.感情を安定させる法則
58.感情を溜めこまない方法
59.興奮し過ぎてしまう
60.興奮し過ぎてハイになった時の対処法
 
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