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更新日:2020年5月11日

現状に満足してもいい?してはいけない?

 

現状に満足してもいい?してはいけない?

 

心地よい人生の便り

 
<29通目>

現状に満足してもいい?してはいけない?

 

┃現状に満足したら成長できない!?

 
あなたは、現状に満足しておられますか?
 
よく言われるのが、
 
「現状に満足したら人間は成長しない!」
 
「現状に満足せずに挑戦をつづけよう!」
 
という言葉です。
 
あなたも、お聞きになったことがあると思います。
 
たしかに、現状に満足してしまったら努力しなくなってしまいます。
 
だから成長できなくなる。
 
現状に満足していないからこそ、新たな挑戦をしようと思い立つ。
 
そうして私たちは、成長していくことができるというわけです。
 
そして人生が充実し、幸せになることができる・・・。
 
でも、いくら努力を重ねても、人生が充実しない。
 
いくら挑戦をつづけても、いっこうに幸せになれない。
 
逆にどんどん苦しくなっていき、生きづらくなっていってしまう人がとても多いのです。
 
 

┃現状に満足しても苦しくなってしまう

 
現状に満足せず、努力や挑戦をつづけるほど苦しくなってしまう。
 
そこでこんどは、現状に満足してみようと思い立ちます。
 
もう自分には充分いろいろなものが与えられている。
 
だから努力も挑戦もやめてみる。
 
そして人と比較せずに、自分らしい人生を歩んでいこう。
 
そうすれば自然と心が満たされていくのだから・・・。
 
でも、ちっとも現状に満足できない。
 
心が満たされていかない。
 
それどころかストレスが溜まってしまい、ついには無気力や虚しさやさいなまれてしまう。
 
つまり、現状に満足しようとしてみても、結局人生が苦しくなっていってしまうのです。
 
あなたにもこのようなご経験がありませんか?
 
 

┃努力と挑戦の方向を変えれば苦しみから脱け出せる

 
現状に満足せずに努力や挑戦をつづけても、反対に努力や挑戦をやめて現状に満足しようとしても、どちらに進んでも苦しくなってしまう。
 
ではいったいどうすればいいのでしょうか?
 
このような状態にハマっている人は、「努力と挑戦の方向」を変えてみるのがいいかもしれません。
 
現状に満足せずに努力や挑戦をつづけるのではない。
 
かと言って、努力と挑戦をやめてしまうのではない。
 
今までとは「逆の方向」に、努力をし挑戦をしていくのです。
 
その「逆の方向」とは「現状に満足する」という方向です。
 
「現状に満足する」ために努力と挑戦をしてみるのです。
 
 

┃現状に満足するのは「とてつもなく大きな挑戦」

 
え???
 
「現状に満足する」って努力や挑戦をやめることじゃないの?
 
そのようにお感じになられたかもしれません。
 
しかし「現状に満足する」ということは、言うほどかんたんなことではありません。
 
じつは「とてつもなく大きな努力」を必要とする「とてつもなく大きな挑戦」なのです。
 
通常、私たちは努力や挑戦をしようとすると 方向で言えば「上」や「前」を目指そうとします。
 
でも、挑戦には「下」や「後」という方向もあるのです。
 
今、自分の足元にある些細な出来事。
 
食事や雨風しのげる家。
 
過去にかかわってきた人。
 
手にしてきたもの、経験。
 
それらが積みあがってできている現状。
 
その現状に満足しようとすることは、膨大な努力なしではできません。
 
まさに「挑戦」なのです。
 
にもかかわらず世間では、「現状に満足する」ことは誰でもかんたんにできることのように語られています。
 
さらに「怠けている証拠」のようにまで言われているのではないでしょうか。
 
それはとんでもない誤解です。
 
現状に満足することは、努力と挑戦をやめれば自然に手に入るものではありません。
 
人によっては「上」や「前」に進む以上に、努力と挑戦を必要とするものなのです。
 
もちろん、怠けきった状態で「現状に満足しています」といっている人もいるでしょう。
 
でも、あなたは違う。
 
現状に満足できず、「上」や「前」に向かって大きな努力と挑戦を重ねてきた。
 
にもかかわらず、人生が苦しくなってしまった。
 
であるならば、その大きな力を使う「方向」を変えてみる。
 
その力を「現状を満足する」という方向に使ってみる。
 
そうして足元が固まったあとに、あらためて「上」や「前」に向かって努力し、挑戦すればいいのです。
 
あなたほどの努力を重ねてきた「挑戦者」であれば、きっと人生を深く濃く充実させることができるはずです。
 
それでは今日もあなたに、心地よい人生が訪れますように。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

 

心地よい人生の便り <目次>

1.体が動かなくなる理由
2.自己評価を上げる方法
3.感謝をしないメリット
4.心も体もクタクタに疲れているのに休めない
5.正反対の感情のあつかい方
6.心が疲れているときには視野を「狭く」しよう
7.ポジティブな感情に「書き換わる」方法
8.ネガティブ思考から脱け出す方法
9.苦しみのエリート意識
10.なにをやっても長つづきしないのはなぜ?
11.月曜日の憂鬱を解消する方法
12.自分の強さに気づき自分を信頼できる方法とは?
13.言い方がきついと言われてしまう
14.セロトニンを増やす朝食
15.躊躇なく行動できるようになる法則
16.悩む自分に嫌気がさしたら
17.セロトニンのいいところ
18.恐怖心はあなたの強さの証明
19.目標の大切さ - なぜ目標を設定するのか?
20.堂々と逃げよう - 逃げることは悪いことなのか?
21.規則正しい生活ができない - 「9時5時生活」がストレスになる
22.覚悟の決め方 - なぜ覚悟が決まらないのか?
23.働く気力がわいてこない - お金と気力の関係
24.焦りや不安を解消する「贅沢」のしかた
25.飽きずにつづけられるようになる2つの工夫
26.本当にやりたいことを見つける方法
27.焦りがしずまる歩き方
28.欲望に振りまわされなくなる習慣
29.現状に満足してもいい?してはいけない?
30.自分を癒したいなら「垣根」を越えよう
31.快楽を罪悪感なく味わう方法
32.今の時速 
33.「本当の気もち」がわからないなら 
34.朝、寝起きの不快感に惑わされない
35.漠然とした不安を感じたら
36.お金は大切?
37.苦手を克服する方法
38.本当にあなたは自分に甘いのか?
39.感情をしずめる極意
40.イライラの原因
41.突然不安になってしまう…
42.気分が落ち込んだ時には?
43.「私は頭が悪い」と感じるなら
44.いつも笑顔で過ごさなくてもいい理由
45.笑顔で過ごした方がいい理由
46.調子の波が激しい原因
47.気分の浮き沈みの対処法
48.人間関係で疲れる原因
49.他人の評価を気にしない練習
50.人生がうまくいかない人
51.どうすれば人生がうまくいくのか?
52.自分を変えたい
53.自分を変えられる新習慣
54.傷つきやすい心を守るには?
55.もう傷つきたくないなら
56.あなたが、とてつもなくスゴい理由
57.感情を安定させる法則
58.感情を溜めこまない方法
59.興奮し過ぎてしまう
60.興奮し過ぎてハイになった時の対処法
 
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