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更新日:2022年7月24日

幸福感を持続させる最大のコツ

 

幸福感を持続させる最大のコツ

 

心地よい人生の便り

 
<46通目>

幸福感を持続させる最大のコツ

 
こんにちは、Brain with Soulのしのぶです。
 
せっかくの幸福感。
 
持続させたいですよね?
 
たとえば、
 
・朝起きて窓を開けたときのすがすがしさ
 
・森で鳥のさえずりを耳にしたときの穏やかな気分
 
・パートナーが優しくしてくれたときの温かな思い
 
・駆け寄る我が子を抱きしめた瞬間の愛しさ
 
・スポーツのあとの爽快感
 
・瞑想で静まった心
 
などなど・・・。
 
お酒や性的な快楽で得られる興奮とは明らかに違う、穏やかで優しい気もち。
 
すべてのものに優しく接することができると自然と思える。
 
だから、ずっとこのままでいようと心に誓う。
 
しかし、幸福感はなかなか長つづきしません。
 
あっという間に不快な感情に飲み込まれ「いつもの自分」に引き戻されてしまうのです。
 
そして気がつけば、朝のすがすがしさは吹き飛び、鳥のさえずりも忘れていく。
 
パートナーや子供に腹を立てては文句を言って、スポーツも瞑想もやる気がなくなってしまうのです。
 
いったいなぜでしょうか?
 
それは「そもそも幸福感は長つづきしないから」です。
 
元も子もないですね(笑)
 
私たちの感情は、常に浮き沈みしています。
 
そのうえ、感情を大きく揺さぶるような大量の情報を浴びて生きています。
 
そのなかで幸福感を長つづきさせることは、そうかんたんにできることではないのです。
 
だから、重要なのは「幸せの新陳代謝」を高めることです。
 
つまり、一つの幸福感にとらわれないということです。
 
私たちは、強い幸福感を感じると、ついついそれを維持したくなってしまいます。
 
もちろんそれ自体は、悪いことではありませんよね。
 
生きづらい毎日のなかで手に入れた数少ない幸福感。
 
なんとかそのままでいたいと思うのが、当然のことです。
 
しかし・・・。
 
一つの幸福感にこだわりすぎてしまうと「執着」が生まれます。
 
その幸福感が薄れてくるとともに焦り、不愉快さを許せなくなり、それをもたらした者に怒りを覚えることにもなります。
 
つまり、どんどん幸福から離れていってしまうのです。
 
幸福感を持続させたいなら、幸福感を次から次へと代謝していく。
 
目の前の幸福感を味わったら、すぐに手放す。
 
また新しい幸福感を味わったら、すぐに手放す。
 
これをくり返していくことが、幸福感を持続させる方法なんです。
 
つまり「幸せの新陳代謝」を高めるということですね。
 
「幸せの新陳代謝」を高める最大のコツは、目の前の幸せを存分に味わい尽くすことです。
 
幸福感はすぐに去っていきます。
 
だから悠長に構えているヒマはありません。
 
幸福感を覚えたなら、とことんまで深く味わい尽くす。
 
もうこれ以上取り出せないというくらいまで、一つの幸福から幸せを感じ尽くすのです。
 
こうすることで、次の幸福へ気もちを向けることができます。
 
一つの幸福感を下手に長引かせようとすると間延びしてしまいます。
 
そうすると、幸福感を味わい尽くすことができず、幸福感への執着が高まってしまい、幸福から離れやすくなってしまいます。
 
さらに、新たな幸福感を受け容れる余裕もなくなってしまうでしょう。
 
だから、幸福感を覚えたら、遠慮なく存分に味わい尽くす。
 
すぐに立ち去りもう二度と会えない者のように、その貴重な幸福との出会いを体験し尽くす。
 
そして、未練なく手放すのです。
 
そうすれば、新たな幸福へと迷いなく進み、それと出会うことができるでしょう。
 
結果として、幸福感が持続するようになるのです。
 
とは言え、そもそもそんなに幸福に出会えないという人もいますよね。
 
ストレスで日常があふれ返り「幸せの新陳代謝」なんてできないのだ、と。
 
もしかするとあなたもそんなお一人かもしれません。
 
職場の上司、同僚、部下、お客さん、友人知人、ママ友、実家の親やパートナーの親・・・。
 
周囲にいる人たちから、次から次にストレスがもたらされてしまう。
 
そんなあなたは、脱世間に手をつけることが先決です。
 
つまり、ストレスのもととなる「世間のしがらみ」から脱け出すのです。
 
幸せを感じる瞬間がなければ、新陳代謝のしようがありません。
 
もし幸せを感じられても、それを超えるストレスがあれば、新陳代謝が間に合わないでしょう。
 
世間のしがらみのなかでは、まともに「幸せの新陳代謝」をしようがないのです。
 
だから、脱世間する必要がある。
 
その方法の一つとして、私は「脱世間起業」をおすすめしています。
 
脱世間起業は、居場所を創るための起業法。
 
幸せの新陳代謝をするために「自分にとって最高に都合のいい環境」を創るための具体的な方法です。
 
私自身も脱世間起業をしたことで、世間のストレスから解放され、幸せの新陳代謝を思う存分することができています。
 
あなたがもし幸福感を持続させたいなら。
 
ぜひ脱世間起業を進めてみてください。
 
そして、日々、幸せを代謝していってくださいね。
 
それでは今日もあなたに、心地よい人生が訪れますように。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり
 

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心地よい人生の便り <目次>

1.体が動かなくなる理由
2.自己評価を上げる方法
3.感謝をしないメリット
4.心も体もクタクタに疲れているのに休めない
5.正反対の感情のあつかい方
6.心が疲れているときには視野を「狭く」しよう
7.ポジティブな感情に「書き換わる」方法
8.ネガティブ思考から脱け出す方法
9.苦しみのエリート意識
10.なにをやっても長つづきしないのはなぜ?
11.月曜日の憂鬱を解消する方法
12.自分の強さに気づき自分を信頼できる方法とは?
13.言い方がきついと言われてしまう
14.セロトニンを増やす朝食
15.躊躇なく行動できるようになる法則
16.悩む自分に嫌気がさしたら
17.セロトニンのいいところ
18.恐怖心はあなたの強さの証明
19.目標の大切さ - なぜ目標を設定するのか?
20.堂々と逃げよう - 逃げることは悪いことなのか?
21.規則正しい生活ができない - 「9時5時生活」がストレスになる
22.覚悟の決め方 - なぜ覚悟が決まらないのか?
23.働く気力がわいてこない - お金と気力の関係
24.焦りや不安を解消する「贅沢」のしかた
25.飽きずにつづけられるようになる2つの工夫
26.本当にやりたいことを見つける方法
27.焦りがしずまる歩き方
28.欲望に振りまわされなくなる習慣
29.現状に満足してもいい?してはいけない?
30.自分を癒したいなら「垣根」を越えよう
31.快楽を罪悪感なく味わう方法
32.心の調子に左右される人は「時速」を計ろう 
33.「本当の気もち」がわからないなら 
34.朝、寝起きの猛烈な不快感に対処する方法
35.「漠然とした不安」の正体と具体的な対処法
36.お金は大切?
37.生きづらい人が「苦手」を受け入れる方法
38.あなたは本当に自分に「甘い」のか?診断テストと改善法
39.感情をしずめる極意
40.原因不明のイライラを解消する方法
41.突然不安になってしまう…
42.気分が落ち込んだ時には?
43.「私は頭が悪い」と感じるなら
44.いつも笑顔で過ごさなくてもいい理由
45.笑顔で過ごした方がいい理由
46.幸福感を持続させる最大のコツ
47.気分の浮き沈みの対処法
48.人間関係で疲れる原因
49.他人の評価を気にしない練習
50.人生がうまくいかない人
51.どうすれば人生がうまくいくのか?
52.自分を変えたい
53.自分を変えられる新習慣
54.生きづらい人におすすめの音楽
55.「コミュ障」という言葉に振りまわされない
56.あなたが、とてつもなくスゴい理由
57.感情を安定させる法則
58.感情を溜めこまない方法
59.興奮し過ぎてしまう
60.興奮し過ぎてハイになった時の対処法
 
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