アダルトチルドレン克服方法

 

アダルトチルドレンを本気で克服する方法

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アダルトチルドレンを「本気」で克服する方法

 

第13回
親への仕返しが止められない

 
アダルトチルドレンが、親に自分の苦しみをすべてブチまけたとき、親が自分の非を認め、謝罪する場合もあります。
 
一般的に考えれば、これにて一件落着のはずなのですが、実は、このようなケースでも、お互いの関係が良好になるとはかぎらないのです。
 
なぜなら、長年に渡る子からの追及があまりにしつこかったため、親が面倒くさくなり、ついつい非を認めてしまっただけというパターンがとても多いからです。
 
また、親が収入を得られない状態になり、立場が弱くなったために、認めざるをえなくなっただけというパターンもあります。
 
自分も子供の頃に抑圧されてきたために、いざ立場が弱くなると、その頃の感覚に戻り、あっさりと自分の子の言うなりになる親も珍しくありません。
 
つまり親は、心の底から非を認めて反省したわけではなく、仕方なくその場をやり過ごすために謝罪しただけだということ。
 
そのために、その後もとても反省しているとは思えない「ボロ」がたくさん出てしまうため、子を余計に怒らせてしまう結果になるのです。
 
そして、ここでもっとやっかいな問題が発生してしまいます。
 
それは、
 
「親への仕返しが止められない」
 
という問題です。
 
アダルトチルドレンが、親に、子育ての非について謝罪させるということ。
 
これは、しばりつけられていた自らの心を開放するという治療的な効果とともに、非常に大きな「快感」をともないます。
 
その「快感」とは、親に頭を下げさせ、親をコントロールするという「快感」。
 
つまり、今まで自分をコントロールしつづけてきた親を、ついに屈服させ、自分がコントロールする側にまわり、親をコントロールするという絶大な「快感」を知ることになる。
 
そして、その「快感」が病みつきになって、親への仕返しが止められない状態になってしまうのです。
 
たとえば、何かと理由をつけては夜な夜な親に電話をして、少しでも気に食わない反応をしたら、その言葉尻をとって長々と説教をし、謝らせる。
 
親孝行と称して食事やイベントに呼び出しては、過去のことを振り返り、恨みごとや嫌味をぶつけつづける。
 
それに対して、親が不機嫌な表情をすれば、また長々と説教をはじめる。
 
ひどいときには、手を出し足を出す。
 
そう。
 
そのどれもこれもが、自分が子供の頃にされてきたこと。
 
それを、ここぞとばかりに親にやり返してしまうのです。
 
その「快感」がやみつきになってやめられないのです。
 
「これでは自分も、親と同じではないか」と、あとで自らを責めることになるとわかっていても…。
 
そして結果的に、互いに関わりつづけるかぎり、双方が不愉快な思いをしつづけるという負の関係が延々とつづいていくのです。
 
では、そのような状況を避けるために、いったいどうしたらいいのでしょうか?
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

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