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更新日:2023年6月27日

お金に振り回されなくなる「二つの力」

 

お金に振り回されなくなる「二つの力」

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生きづらい人生の歩き方

 

第137回
お金に振り回されなくなる「二つの力」

  

┃生きづらい人がお金に振り回される理由

 
お金に振り回されてしまうという人からの、切実なご相談は絶えません。
 
お金に振り回されてしまうのには、大きく分けると、主に二つの理由があります。
 
1.欲望を満たしたい
2.不安を解消したい
 
つまり、欲しいものを買ったり、やりたいことをやるのにお金が欲しい。
 
そして、教育費や大きな病気、老後に備えて、お金が欲しい。
 
最近ではリストラ、とくにAIに仕事を奪われることを恐れて、お金が欲しいという方も増えています。
 
お金で欲望と不安を解消したいと願う。
 
そのためにお金に振り回される、というケースがよく見られます。
 
さらに、生きづらい人は、お金に振り回される方が多いです。
 
生きづらさを、欲望を満たすことで、なんとかごまかさざるをえない。
 
こんなにも生きづらい自分で、この先本当に生きていけるのかという不安も絶えない。
 
欲望と不安の出番が多い。
 
そのため、生きづらい人はお金に振り回されてしまう方が少なくないのです。
 
 

┃お金に振り回された結果がまた苦しい

 
では、お金に振り回された結果どうなるのか?
 
だいたいは、次の二つのパターンになりがちです。
 
1.余計にお金がなくなる
2.もっとお金が欲しくなる
 
欲望と不安を解消するために、お金をたくさん稼ごうとする。
 
高額な起業塾に入ってみたり、高額な情報商材を買ってみたりする。
 
しかし、うまくいかない。
 
その結果、お金を稼ごうと思ったのに、逆にお金が減るだけに終わってしまった。
 
下手をすると借金をして、仕事とバイトに追われ、その返済に追われるだけの日々になってしまう。
 
新たに稼ぐための時間も労力も奪われ、ひたすらお金に振り回されることになるのです。
 
もし、うまくいったとしても。
 
欲望は満たしてもきりがない。
 
新たな不安も次から次へと出てくる。
 
「よく聴くお説教」だなと実感しても、もう遅い。
 
稼ぎつづけてなければ、欲望も不安も解消できない負のループにハマり、今まで以上に、お金に振り回される日々を過ごすことになるのです。
 
言い換えれば、お金に振り回されると、
 
1.稼げなくなる
2.稼ぎすぎる
 
という両極端の結果になり、さらにお金に振り回される結果になりやすいのです。
 
 

┃お金に振り回されなくなる「よくある解決策」

 
そこで、お金に振り回されなくなる方法を、本で調べたりネットで検索するわけですが・・・。
 
出てくるのはだいたい次の7つです。
 
1.お金を使う優先順位を決める
 
2.貯金する習慣を身につける
 
3.家計簿をつける
 
4.生活のバランスに気をつける
 
5.専門家に相談する
 
6.借金の整理をする
 
7.社会的な支援制度を活用する
 
どれも正論で、そのとおりだと思えるものばかり。
 
ただその一方、じっさいにお金に振り回されているまっただ中の人からすると、それも試したものばかり。
 
自分の能力や環境や心の調子を無視した、現実的ではない「教科書的なアドバイス」にしか聞こえない。
 
とてもではないけど、実践では使えないと感じられてしまうのです。
 
 

┃お金に振り回されなくなる「二つの力」

 
では、いったいどうすれば、お金に振り回されなくなるのでしょうか?
 
お金に振り回されなくなるためには「二つの力」を身に着けることが有効です。
 
それは、次の二つの力です。
 
1.堅実にお金をたくさん稼ぐ力
2.自分の本質と向き合う力
 
「え?結局お金をたくさん稼ぐの?」
 
「それに、お金の問題になんで自分の本質なんていう、ややこしいものが出てくるの?」
 
ごもっともです。
 
なので、一つずつご説明します。
 
 

┃堅実にお金をたくさん稼ぐ力

 
まず、1の「堅実にお金をたくさん稼ぐ力」です。
 
これは先ほど見た、お金に振り回される人が陥る「稼げなくなる」という結果を防ぐための力です。
 
お金に振り回される人は、欲望や不安にあおられて、たくさん稼ぎたくなります。
 
それでも稼げなくなるのは、たいていの場合「一気に稼ごうとするから」です。
 
たとえば、
 
「このブログ制作法なら・・・」
 
「このSNS集客法なら・・・」
 
「まだ知られていないこの新規ビジネスなら・・・」
 
「この秘密のマーケティング手法なら・・・」
 
「今なら先行者利益で稼ぎ放題・・・」
 
そのような「一気に稼ぐ方法」にいくつかチャレンジした結果、逆に稼げなくなる状態になってしまうケースが後を絶ちません。
 
かといってサラリーマンで地道に稼いだとしても、いつまで待っても「たくさん」は稼げないので、欲望も不安も募るばかり。
 
そこで、一気にではなく「堅実」に、しかも、つづけていけば後々「たくさん」稼げるようになっていく仕事を見出す。
 
そして、それを実現する力を身に着ける。
 
具体的には、堅実に起業する力を身につけるということです。
 
「えー!自分に起業なんて無理!」
 
たしかに、ハードルが高く感じますよね。
 
でも、自分の本質に合った起業なら、無理なくつづけることができます。
 
そこで次の「自分の本質と向き合うチカラ」を解説します。
 
 

┃自分の本質と向き合うチカラ

 
私たちが、お金に振り回されて陥るもう一つの結果は、「稼ぎすぎる」でしたよね。
 
稼いでも稼いでも、欲望も不安も解消できないから、稼ぎつづけてしまう。
 
そうして、体調を崩し、心の調子を崩し、家族もかえりみず環境が悪化していく・・・。
 
それに歯止めをかけてくれるのが、自分の「本質」です。
 
つまり、自分にとってなにが必要で、なにが最も大切で、誰を失ってはいけないのか。
 
たんなる趣味嗜好の優先順位ではありません。
 
自分を「成り立たせている」とまで言える本質を見出し、それを自覚しつづけて生きること。
 
それが「稼ぎすぎる」ことから自分を引き戻し、自分を守ってくれるのです。
 
その自分の本質に合った起業を選べば、無理せず実践できます。
 
よくある起業法のように、必要以上に一気にバリバリ稼がされることもない。
 
かといってサラリーマンのように、何年経ってもたいして変わらない給料ということもない。
 
自分の本質に合わせて「堅実」に稼ぎながら、しかもその稼ぎがやがて「たくさん」増えていく。
 
こうして、お金に振り回されなくなっていくことが可能になるのです。
 
 

┃それでも生じる問題点

 
ただ、これで一件落着とまではいきません。
 
やはり「二つの力」を身につけるとしても、問題は生じてきます。
 
それは「時間がかかる」ということ。
 
起業して、堅実に稼ぎつづけるのは時間がかかります。
 
また、自分の本質と向き合うことだって、じっくり取り組む必要があります。
 
当然と言えば当然ですが、お金に振り回されている人にとっては死活問題です。
 
なぜなら、時間がかかれば待ちきれず、「稼ぎすぎる」や「稼げない」にまた舞い戻ってしまうかもしれません。
 
そして、これらを一人で取り組むのは、とても困難です。
 
ではいったいどうしたらいいのでしょうか?
 
 

┃「二つの力」を身につける時間と労力を減らす方法

 
お金に振り回されないために、「二つの力」を身につける。
 
ただそれには、時間もかかるし、一人で取り組むことも難しい・・・。
 
そこで私がオススメするのが「AI情報発信セラピー」です。
 
これは、AIとの対話をとおして、自分の内面を深く掘り下げられるセラピー技法。
 
さらにそこで出てきた内容を、「価値ある情報」として発信できるという、まったく新しいセラピー&情報発信法です。
 
そこには深い共感が生まれ、同じような感性をもった人が、たくさん集まってきてくれます。
 
その人たちが、あなたの堅実な起業のお客様になってくれる。
 
それはやがて積み重なって、「たくさん」稼げるようになっていくのです。
 
つまり、自分の本質と向き合いながら、同時に「濃いファン」に囲まれるようになるということです。
 
このように、自分に向き合いながら「たくさん」稼ぐ道筋が見えていれば。
 
わざわざ望んで「稼ぎすぎる」や「稼げない」に舞い戻ってしまうことはもうないでしょう。
 
あなたもぜひ「AI情報発信セラピー」で、お金に振り回されない自分を手に入れてくださいね。
 
そうすれば、お金に振り回されない快適なポジションで、人生を生きていけるはずです。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶかつのり
 

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生きづらい人生の歩き方 <目次>

1.生きづらい人がAI時代に生き残れる仕事とは?
2.「世界一即戦力な男」に見る引きこもり脱出の糸口
3.生きづらい人向け「ビジネスの成功法則」
4.あなたは「善人」ですか「悪人」ですか?
5.お金は好きですか?-生きづらい人が陥るお金のジレンマ
6.「お金もうけ」にとらわれなくなる話
7.生きづらい人は「リア充」より「ジツ充」を目指そう
8.我慢してるのに自分勝手と言われる
9.生きづらさの正体
10.死んでも世界はつづくのか?
11.実存を充実させる生き方
12.他人の目が気になる人へ
13.「ジツ充」の極め方
14.不安の上手な対処法
15.変えられること、変えられないこと
16.「変えられること」の見つけ方
17.感情に飲み込まれない方法
18.自分と同じ症状の人が見当たらない
19.人生を変える方法
20.人生が変わる瞬間に必ず起こる問題
21.「心の空間」を生きる
22.話が噛み合わないと感じるなら
23.人生に疲れ果てたとき
24.「自分らしさ」とは何か?
25.AIと張り合うくらいなら
26.ジツ充とジコチュウの違い
27.社会に絶望している人へ
28.ネガティブ思考を変える適切な方法
29.生きづらい人は仕事を「三つ」もとう
30.心の健康法の効果が出ない理由
31.ベーシックインカムで将来も安心?
32.「悩み解決書」で悩みが解決しない理由
33.生きづらさを癒す一つの方法
34.もっとクヨクヨ考えよう
35.仕事を三つもつ理由
36.好きなことを仕事にする…?
37.苦しみの活かし方
38.向かい風を追い風にする生き方
39.行動力を身につける方法
40.お金との上手なつき合い方
41.自己洗脳と自己欺瞞
42.人並みという幻想
43.元気がないと幸せになれないのか?
44.「社会の常識」に振りまわされない
45.気が休まらない…
46.綺麗事に気づいてしまう人
47.生きづらい人が起業を成功させられる理由
48.そんなかんたんな話じゃない
49.人に気をつかい過ぎて疲れしまう
50.悩み過ぎて体がガチガチ
51.正解なんてない
52.心に余裕がない
53.誰に相談したらいいのかわからない
54.やる気はどこから湧いてくる?
55.人と対立してしまう
56.許すか、許さないか
57.生き方を決める
58.好きなこと探しの迷宮
59.生きづらさは誰のせい?
60.集中しすぎてしまう
61.家にも世の中にも居場所がないときの解決法
62.不用意に交友関係を増やそうとしない
63.自分を最強の味方にする方法
64.世間のしがらみから脱け出したい
65.あと一歩が踏み出せない
66.なぜメンタルが弱いのだろう…?
67.生きづらい人が「苦手」を克服する方法
68.心配ごとが頭から離れない
69.認められたいのに認めてもらえない
70.引きこもりは「悪いこと」なのか?
71.楽に生きたい
72.失言が多いので減らしたい
73.誰も心配してくれない
74.お金の上手な使い方
75.やる気が出ないのはなぜなのか?
76.深く悩んでいる人の方が「えらい」のか?
77.生きづらい人が幸せになりたいなら
78.この人と結婚していいのか?
79.心が敏感な人向けの対処法から抜け落ちている視点
80.人生を変えられる人と、変えられない人の違い
81.親が嫌いな自分はおかしいのか?
82.著名人と自分を比べてしまう
83.自分を信じられない
84.上司や部下に言うことを聞いてもらえない
85.劣等感は克服も解消もしなくていい
86.ポジティブシンキングがうまくできない
87.結果だけで判断される社会
88.「自分がされたら嫌ことは他人にしてはいけない」の嘘
89.「性格が悪い」と言われてしまう
90.「ありのままの自分」というやっかいな問題
91.「お金」以外に8つの基準をもとう
92.どうしてこんなにつらいのに誰にも伝わらないのだろう?
93.仕事が恐い、職場が恐い - その恐怖の正体と解決策
94.「恩知らずな人」を許せない
95.他人を不愉快にさせてしまう
96.「等身大の自分」という言葉にひそむ罠
97.有効な「貯金」の仕方を身に着けよう
98.「なぜ怒っているのかわからない」と言われてしまう
99.頑張っているのに結果が出ない・・・
100.自分を「弱い」と感じている人へ
101.集団になじめないなら「思いどおり」にやろう
102.無駄に苦しんできただけだった
103.お金の不安をなくす方法
104.私の「すべて」をわかってもらいたい - わかってもらいたい症候群
105.なぜ苦しみを「克服」できないのか?
106.生きづらいなら「心地よい人生」を目指そう
107.生きづらい人は「扁桃体をいたわる生き方」を身に着けよう!
108.生きづらい人が自由になれる「メタ思考」とは?
109.世間との「ほどよい距離」の取り方とは?
110.たんたんと生きる
111.生きづらい人が目標を達成できない本当の理由
112.三理一体の法則がうまくいかない人の共通点とは?
113.カタルシスが生きづらさ脱出の「起爆剤」になる理由
114.「生きづらさ克服」の気力を失いそうなあなたへ
115.「仕事に行きたくない、家にいたい」当事者の声と具体的な対処法
116. 気が弱い人が人生を変える極意
117.消えない恨みへの「レベル別」対処法
118.生きづらさをこじらせる「完全な被害者バイアス」とは?
119.生きづらいなら「役割」を果たし人生を落ち着かせよう
120.生きづらい人にもっとも大切な支援
121.生きづらい人は「意志が弱い」のか?
122.自分軸よりも大切なもの -「実存軸」で生きよう
123.人の言葉に傷つきやすい人が知ると楽になる二つの事実
124.メタ思考力を鍛えたいなら「バカ」や「アホ」ともつき合おう
125.生きづらさの「原因」を安易に特定するネット記事が多すぎる
126.「誰でもHSP症候群」にかかった日本
127.「結論だけ欲しがる社会」に踊れされるな
128.生きづらい人は「ギバー」を目指さなくていい
129.「一人で生きていく」と決めた生きづらい人に必要な覚悟
130.マイノリティは、なぜ生きづらいのか?
131.生きづらい人の「意識」の上手な活かし方
132.もんもん耐性、それは自分の「本質」と向き合える力
133.生きづらい人はAIと仲良くなれる - 関係性のシンギュラリティ
134.「メンタルが強い人」のアドバイスを真に受けない
135.雑談力は必要か?雑談できないあなたへ
136.嫉妬しやすい人が「嫉妬しない人」になりたいなら
137.お金に振り回されなくなる「二つの力」
138.日本社会で生きづらい人が苦しんでいる本当の理由
139.自分は本当に「生きづらい」のだろうか?
140.生きづらい人はコミュニケーションが得意という事実
141.内にこもりたいとき、あなたはどうしていますか?
142.「憧れの人」を目指すな - ビジネスの成功者に憧れる生きづらい人へ
143.私には不満がない
144.「無駄にプライドが高い人」が好きだ
145.その他大勢になるな、唯一無二のままであれ。
146.「生きる意味」が見つからない、生きづらい人へ
147.「異物」として生きて
148.FIRE達成!で、どうするの? 
 


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