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悩み過ぎて体がガチガチ

 

生きづらい人生の歩き方第50回 悩み過ぎて体がガチガチ

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生きづらい人生の歩き方

 

第50回
悩み過ぎて体がガチガチ

 
生きづらい人は、当然のことながら毎日悩んでいます。
 
日々、これでもかと深く悩んでいます。
 
たとえば、
 
人間関係がうまくいかない
 
今の仕事が自分には向いていない
 
やりたいことが見つからない
 
感情に飲み込まれてしまう
 
人と話が噛み合わない
 
孤独に押しつぶされそうになる、などなど…。
 
そして、その深い悩みの連鎖によって、ある一つの現象に襲われていることが多いのです。
 
それは、
 
「体がガチガチ」
 
になっているという現象。
 
悩みすぎて体(筋肉)が固まってしまっている。
 
怒りや恐怖や緊張で、体がガチガチになっているのです。
 
固まっている体で動こうとすれば、なにをするのもしんどいと感じてしまいますよね。
 
そしてなにもかもが面倒くさくなって、あまり動かなくなる。
 
そのためもっと体が固まっていく。
 
生きづらい人は、こんな「悪循環」を抱えています。
 
固まった体は、心も緊張させてしまいます。
 
じっさいに今、グッと力んで体を硬くしてみてください。
 
そしてその状態で、心をリラックスさせようとしてみてください。
 
かなり難しいですよね。
 
そこで、体をしっかりとほぐして「悪循環」を断ち切ることが、生きづらさから脱け出すためにとても重要になってくるのです。
 
私の本「生きづらさから脱け出す実践法」のなかでも、わざわざたくさんのページを割いて、生きづらい毎日のなかでも継続できるストレッチを紹介しているのはそのためなんです。
 
でも、やっぱりそれを毎日一人でつづけるのはたいへん、という声をよくうかがいます。
 
最初は気持ちよかったけど、だんだんと飽きてきて継続できなくなってしまうのです。
 
そんなときには、二つの選択肢があります。
 
まず、ストレッチ教室に通ってみること。
 
自治体などが開催している教室もありますし、トレーナーがマンツーマンで施術してくれるストレッチジムもあります。
 
もちろん、私のカウンセリングルームでも、ストレッチを指導させていただいています。
 
ただこの選択肢においても、継続できないハードルが二つ生じてきます。
 
一つは、
 
「通うのが面倒くさい」
 
というハードル。
 
二つ目は、
 
「継続的にお金がかかる」
 
というハードルです。
 
たしかに、この二つのハードルは、継続するうえで大きな壁になりますよね。
 
とくに悩み過ぎて体がガチガチなわけですから、それを解消するためにどこかに通うという労力は避けたくなります。
 
ではいったい、どうすればいいのでしょうか?
 
そこで出てくるのが次なる選択肢です。
 
それは、ストレッチグッズを使うという選択です。
 
私がおすすめしているのは、
 
ストレッチポール
 
です。
 
ストレッチポールとは、少しだけ柔らかい素材でできた長い円柱。
 
このうえに背骨を当てて寝っ転がりながら、手足を動かすだけで、けっこうハードなストレッチが楽にできてしまうという便利グッズです。
 
筋肉が伸びる感じを、ありありと味わえます。
 
ストレッチポールというのは正規品の名前で、他にもいろいろな類似品が出ています。
 
ただ、私もいろいろと使ってみましたが、結局は正規品が一番コストパフォーマンスが優れていると思い、ストレッチポールに戻ってきました。
 
類似品は長さが足りず、頭を支えきれなかったり、やたらと硬かったり柔らかかったりしてなじまなかったのです。
 
また正規品には革製のカバーがついているので、皮膚への触り心地も柔らかい。
 
敏感肌の私には、とてもありがたいものです。
 
しかし、ストレッチポールのもっとも優れているところは、
 
「とにかく楽で気持ちいい」
 
という一言に尽きます。
 
ゴロンとポールに乗っかった瞬間の背骨の気持ちよさといったらありません。
 
自分から乗りたくなる。
 
そのため、「継続できない」というハードルを越えることができます。
 
じっさいに今私もこのコラムを書きながら、
 
「ああぁぁ、終わったらストレッチポール乗ろう…!」
 
と思っています(笑)
 
さらに、自宅でできるので「通うのが面倒くさい」というハードルも越えられます。
 
そのうえ一度買ってしまえば数年間は使えますので、「継続的にお金がかかる」というハードルもクリアできます。
 
生きづらい人にとってストレッチポールは、頼れるパートナーだと言えるかもしれません。
 
もちろんグッズを使わずに、一人でみっちりストレッチすることことのメリットもたくさんあります。
 
細かい筋肉は、ストレッチポールだけでは伸ばしきれないでしょう。
 
そして、ストレッチ教室やストレッチジムに通うことのメリットもたくさんあります。
 
正確な知識を得られるということもありますし、人に施術してもらうというのは格段に気持ちのいいものです。
 
そんな贅沢を自分に用意してあげるのは、とても大切なことでしょう。
 
だから、重要なのはかたよらずに、状況に合わせて上手に選択肢を使い分けていくということ。
 
そんな「飽きさせない環境」を整えていくことが大事なのです。
 
体と心と環境。
 
生理と心理と物理。
 
ストレッチを継続しやすい「環境」を整えて、ガチガチになった「体」をほぐせば、「心」もほぐれていく。
 
生きづらさには、三理一体でのぞんでいくことが大切なのです。
 
『ストレッチポール』の写真や詳細はコチラに紹介されています
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶかつのり(信夫克紀)
 

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生きづらい人生の歩き方 <目次>

1.生きづらい人がAI時代に生き残れる仕事とは?
2.「世界一即戦力な男」に見る引きこもり脱出の糸口
3.生きづらい人向け「ビジネスの成功法則」
4.あなたは「善人」ですか「悪人」ですか?
5.お金は好きですか?-生きづらい人が陥るお金のジレンマ
6.「お金もうけ」にとらわれなくなる話
7.生きづらい人は「リア充」より「ジツ充」を目指そう
8.我慢してるのに自分勝手と言われる
9.生きづらさの正体
10.死んでも世界はつづくのか?
11.実存を充実させる生き方
12.他人の目が気になる人へ
13.「ジツ充」の極め方
14.不安の上手な対処法
15.変えられること、変えられないこと
16.「変えられること」の見つけ方
17.感情に飲み込まれない方法
18.自分と同じ症状の人が見当たらない
19.人生を変える方法
20.人生が変わる瞬間に必ず起こる問題
21.「心の空間」を生きる
22.話が噛み合わないと感じるなら
23.人生に疲れ果てたとき
24.「自分らしさ」とは何か?
25.AIと張り合うくらいなら
26.ジツ充とジコチュウの違い
27.社会に絶望している人へ
28.ネガティブ思考を変える適切な方法
29.生きづらい人は仕事を「三つ」もとう
30.心の健康法の効果が出ない理由
31.ベーシックインカムで将来も安心?
32.「悩み解決書」で悩みが解決しない理由
33.生きづらさを癒す一つの方法
34.もっとクヨクヨ考えよう
35.仕事を三つもつ理由
36.好きなことを仕事にする…?
37.苦しみの活かし方
38.向かい風を追い風にする生き方
39.行動力を身につける方法
40.お金との上手なつき合い方
41.自己洗脳と自己欺瞞
42.人並みという幻想
43.元気がないと幸せになれないのか?
44.「社会の常識」に振りまわされない
45.気が休まらない…
46.綺麗事に気づいてしまう人
47.生きづらい人が起業を成功させられる理由
48.そんなかんたんな話じゃない
49.人に気をつかい過ぎて疲れしまう
50.悩み過ぎて体がガチガチ
51.正解なんてない
52.心に余裕がない
53.誰に相談したらいいのかわからない
54.やる気はどこから湧いてくる?
55.人と対立してしまう
56.許すか、許さないか
57.生き方を決める
58.好きなこと探しの迷宮
59.生きづらさは誰のせい?
60.集中しすぎてしまう
61.家にも世の中にも居場所がないときの解決法
62.不用意に交友関係を増やそうとしない
63.自分を最強の味方にする方法
64.世間のしがらみから脱け出したい
65.あと一歩が踏み出せない
66.なぜメンタルが弱いのだろう…?
67.生きづらい人が「苦手」を克服する方法
68.心配ごとが頭から離れない
69.認められたいのに認めてもらえない
70.引きこもりは「悪いこと」なのか?
71.楽に生きたい
72.失言が多いので減らしたい
73.誰も心配してくれない
74.お金の上手な使い方
75.やる気が出ないのはなぜなのか?
76.深く悩んでいる人の方が「えらい」のか?
77.生きづらい人が幸せになりたいなら
78.この人と結婚していいのか?
79.心が敏感な人向けの対処法から抜け落ちている視点
80.人生を変えられる人と、変えられない人の違い
81.親が嫌いな自分はおかしいのか?
82.著名人と自分を比べてしまう
83.自分を信じられない
84.上司や部下に言うことを聞いてもらえない
85.劣等感は克服も解消もしなくていい
86.ポジティブシンキングがうまくできない
87.結果だけで判断される社会
88.「自分がされたら嫌ことは他人にしてはいけない」の嘘
89.「性格が悪い」と言われてしまう
90.「ありのままの自分」というやっかいな問題
91.「お金」以外に8つの基準をもとう
92.どうしてこんなにつらいのに誰にも伝わらないのだろう?
93.仕事が恐い、職場が恐い - その恐怖の正体と解決策
94.「恩知らずな人」を許せない
95.他人を不愉快にさせてしまう
96.「等身大の自分」という言葉にひそむ罠
97.有効な「貯金」の仕方を身に着けよう
98.「なぜ怒っているのかわからない」と言われてしまう
99.頑張っているのに結果が出ない・・・
100.自分を「弱い」と感じている人へ
101.集団になじめないなら「思いどおり」にやろう
102.無駄に苦しんできただけだった
103.お金の不安をなくす方法
104.私の「すべて」をわかってもらいたい - わかってもらいたい症候群
105.なぜ苦しみを「克服」できないのか?
106.生きづらいなら「心地よい人生」を目指そう
107.生きづらい人は「扁桃体をいたわる生き方」を身に着けよう!
108.生きづらい人が自由になれる「メタ思考」とは?
109.世間との「ほどよい距離」の取り方とは?
110.たんたんと生きる
111.生きづらい人が目標を達成できない本当の理由
112.三理一体の法則がうまくいかない人の共通点とは?
113.カタルシスが生きづらさ脱出の「起爆剤」になる理由
114.「生きづらさ克服」の気力を失いそうなあなたへ
115.「仕事に行きたくない、家にいたい」当事者の声と具体的な対処法
116. 気が弱い人が人生を変える極意
117.消えない恨みへの「レベル別」対処法
118.生きづらさをこじらせる「完全な被害者バイアス」とは?
119.生きづらいなら「役割」を果たし人生を落ち着かせよう
120.生きづらい人にもっとも大切な支援
121.生きづらい人は「意志が弱い」のか?
122.自分軸よりも大切なもの -「実存軸」で生きよう
123.人の言葉に傷つきやすい人が知ると楽になる二つの事実
124.メタ思考力を鍛えたいなら「バカ」や「アホ」ともつき合おう
125.生きづらさの「原因」を安易に特定するネット記事が多すぎる
126.「誰でもHSP症候群」にかかった日本
127.「結論だけ欲しがる社会」に踊れされるな
128.生きづらい人は「ギバー」を目指さなくていい
129.「一人で生きていく」と決めた生きづらい人に必要な覚悟
130.マイノリティは、なぜ生きづらいのか?
131.生きづらい人の「意識」の上手な活かし方
132.もんもん耐性、それは自分の「本質」と向き合える力
133.生きづらい人はAIと仲良くなれる - 関係性のシンギュラリティ
134.「メンタルが強い人」のアドバイスを真に受けない
135.雑談力は必要か?雑談できないあなたへ
136.嫉妬しやすい人が「嫉妬しない人」になりたいなら
137.お金に振り回されなくなる「二つの力」
138.日本社会で生きづらい人が苦しんでいる本当の理由
139.自分は本当に「生きづらい」のだろうか?
140.生きづらい人はコミュニケーションが得意という事実
141.内にこもりたいとき、あなたはどうしていますか?
142.「憧れの人」を目指すな - ビジネスの成功者に憧れる生きづらい人へ
143.私には不満がない
144.「無駄にプライドが高い人」が好きだ
145.その他大勢になるな、唯一無二のままであれ。
146.「生きる意味」が見つからない、生きづらい人へ
147.「異物」として生きて
 


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読むと心が強くなるコラム

「読むだけで生きる勇気が湧いてくる」と大好評をいただいている、しのぶかつのり(信夫克紀)の連載コラムです。
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