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更新日:2021年3月12日

あなたは「善人」ですか「悪人」ですか?

 

あなたは「善人」ですか「悪人」ですか?

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生きづらい人生の歩き方

 

第4回
あなたは「善人」ですか「悪人」ですか?

 

┃自分を「悪人」だと悩む人たち

 
「善人」と「悪人」。
 
そんな正反対の言葉があります。
 
あなたはご自分をどちらだと思われるでしょうか?
 
誰だって、できることなら「悪人」にはなりたくない。
 
「善人」でありたいと願っているものでしょう。
 
にもかかわらず、自分のなかの「悪」を見つけては、落ち込んでしまう人がいます。
 
たとえば、怒りやねたみ、人を責める気もちや人の不幸を願う気もちが浮かんだとき。
 
「どうしてこんなにひどい考えが浮かんできてしまうんだろう…」
 
とガックリ肩を落とし、自分のいやらしさに嫌気がさしてしまうのです。
 
あなたもそのようなご経験がありますでしょうか?
 
とてもつらいですよね。
 
ただ、もしあなたが自分のなかに「悪」を見つけてしまったとしても。
 
じつは肩を落としてまで「どうして…」と落ち込む必要はないのです。
 
なぜなら、誰だって「悪」をもっているからです。
 
どんなに「善人」そうに見える人でも「悪」をもっているのです。
 
 

┃無理に「善人」になろうとしなくていい

 
夏目漱石の「こころ」という有名な小説がありますよね。
 
その登場人物である「先生」は次ようなことを口にします。
 
「悪人」という確固たる人種がいて、その人が悪いことをするのではない。
 
ふだんは「善人」である人が、いざというときに悪いことをするのだ、と。
 
つまり、私たちのなかには必ず「悪」があるということ。
 
「善人」「悪人」という存在があるわけではなく、誰の心のなかにも「悪」が潜んでいる。
 
人生がうまくいっているときには隠れていても、少しでもつまづけば、その「悪」が顔を出すということです。
 
だから「悪」が出てきたとしても、「私って悪い人間なのかな…」と落ち込む必要はありません。
 
「悪」に人生を振り回されないように、「悪」を「マネジメント(管理)」すればいい。
 
ありもしない「善人」に無理をしてなろうとするのではなく、あなたのなかの「悪」をしっかりと管理し、上手に対処していくことが大切だということです。
 
「悪」のマネジメントが重要なのです。
 
 

┃悪をマネジメントする第一歩

 
「悪」をマネジメントする。
 
そのためには、まず自分のなかの「悪」を自覚しなければなりません。
 
自覚できていないものを、マネジメントすることはできないからです。
 
部下をマネジメントするときに、その部下のスキルや性格を把握していなければ、上手にその部下に対処することができませんよね。
 
それ以前に、その部下が自分の部署にいることを知らなければなりません。
 
だから、まずは自分のなかの「悪」の存在を自覚する。
 
自分のなかに「悪」があることを認める。
 
受け入れる。
 
そして、その「悪」がいったいどんな性質のものなのかを、じっくりとメタ視点で観察してみるのです。
 
そうしてはじめて、「悪」に対処することができるようになっていくのです。
 
それが「悪」をマネジメントする第一歩です。
 
 

┃他人に「善人」であることを期待し過ぎない

 
また、「悪」は自分のなかだけではく当然他人のなかにも潜んでいます。
 
どんなに「善人」に見えても、じっさいにその人に助けられたことがあったとしても。
 
その人のなかには、必ず「悪」の部分がある。
 
それがどんなにあなたにとって大切な人であっても、心に「悪」を秘めていると思った方がいいでしょう。
 
だから、他人に「善人」であることを期待し過ぎないようにしましょう。
 
いつも笑顔で優しく、この人ならどんなときでも必ず快く受け止めてくれると思っていた人が、ふいに面倒くさそうに対応してくることもある。
 
あなたにとって不利益なことを押しつけてくることもある。
 
その覚悟をして他人とつき合うことが大切になってくるでしょう。
 
 

┃私たちの心は「善悪のハイブリッド」

 
私たちはついつい、ひとりの人間を「善人」であるか「悪人」であるか裁こうとするクセをもっていますよね。
 
「善人」だと思っていた人が少しでも悪いことをすると、「じつは悪人だった」と言って、どちらかにハッキリ分けてしまおうとするのです。
 
「生きづらい」と感じている人は生真面目な方が多いですからですから、そのような傾向がより強いでしょう。
 
でもそもそも人間とは「善人」と「悪人」にハッキリとは分けられない存在。
 
私たちの心は「善悪のハイブリッド」。
 
自分の中の「悪」をしっかりと見つけて、自分にも相手にも、期待をかけ過ぎないことが大切なのです。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり(信夫克紀)
 

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生きづらい人生の歩き方 <目次>

1.生きづらい人がAI時代に生き残れる仕事とは?
2.「世界一即戦力な男」に見る引きこもり脱出の糸口
3.生きづらい人向け「ビジネスの成功法則」
4.あなたは「善人」ですか「悪人」ですか?
5.お金は好きですか?-生きづらい人が陥るお金のジレンマ
6.「お金もうけ」にとらわれなくなる話
7.生きづらい人は「リア充」より「ジツ充」を目指そう
8.我慢してるのに自分勝手と言われる
9.生きづらさの正体
10.死んでも世界はつづくのか?
11.実存を充実させる生き方
12.他人の目が気になる人へ
13.「ジツ充」の極め方
14.不安の上手な対処法
15.変えられること、変えられないこと
16.「変えられること」の見つけ方
17.感情に飲み込まれない方法
18.人に拒絶されると傷ついてしまう
19.人生を変える方法
20.人生が変わる瞬間に必ず起こる問題
21.「心の空間」を生きる
22.話が噛み合わないと感じるなら
23.人生に疲れ果てたとき
24.「自分らしさ」とは何か?
25.AIと張り合うくらいなら
26.ジツ充とジコチュウの違い
27.社会に絶望している人へ
28.ネガティブ思考を変える適切な方法
29.生きづらい人は仕事を「三つ」もとう
30.心の健康法の効果が出ない理由
31.ベーシックインカムで将来も安心?
32.「悩み解決書」で悩みが解決しない理由
33.生きづらさを癒す一つの方法
34.もっとクヨクヨ考えよう
35.仕事を三つもつ理由
36.好きなことを仕事にする…?
37.苦しみの活かし方
38.向かい風を追い風にする生き方
39.行動力を身につける方法
40.お金との上手なつき合い方
41.自己洗脳と自己欺瞞
42.人並みという幻想
43.元気がないと幸せになれないのか?
44.「社会の常識」に振りまわされない
45.気が休まらない…
46.綺麗事に気づいてしまう人
47.生きづらい人が起業を成功させられる理由
48.そんなかんたんな話じゃない
49.人に気をつかい過ぎて疲れしまう
50.悩み過ぎて体がガチガチ
51.正解なんてない
52.心に余裕がない
53.誰に相談したらいいのかわからない
54.やる気はどこから湧いてくる?
55.人と対立してしまう
56.許すか、許さないか
57.生き方を決める
58.好きなこと探しの迷宮
59.生きづらさは誰のせい?
60.集中しすぎてしまう
61.居場所がない
62.不用意に交友関係を増やそうとしない
63.自分を最強の味方にする方法
64.世間のしがらみから脱け出したい
65.あと一歩が踏み出せない
66.なぜメンタルが弱いのだろう…?
67.生きづらい人が「苦手」を克服する方法
68.心配ごとが頭から離れない
69.認められたいのに認めてもらえない
70.引きこもりは「悪いこと」なのか?
71.楽に生きたい
72.失言が多いので減らしたい
73.誰も心配してくれない
74.お金の上手な使い方
75.やる気が出ないのはなぜなのか?
76.深く悩んでいる人の方が「えらい」のか?
77.生きづらい人が幸せになりたいなら
78.この人と結婚していいのか?
79.心が敏感な人向けの対処法から抜け落ちている視点
80.人生を変えられる人と、変えられない人の違い
81.親が嫌いな自分はおかしいのか?
82.著名人と自分を比べてしまう
83.自分を信じられない
84.上司や部下に言うことを聞いてもらえない
85.劣等感は克服も解消もしなくていい
86.ポジティブシンキングがうまくできない
87.結果だけで判断される社会
88.「自分がされたら嫌ことは他人にしてはいけない」の嘘
89.「性格が悪い」と言われてしまう
90.「ありのままの自分」というやっかいな問題
91.「お金」以外に8つの基準をもとう
92.どうしてこんなにつらいのに誰にも伝わらないのだろう?
93.仕事が恐い、職場が恐い - その恐怖の正体と解決策
94.「恩知らずな人」を許せない
95.他人を不愉快にさせてしまう
96.「等身大の自分」という言葉にひそむ罠
97.有効な「貯金」の仕方を身に着けよう
98.「なぜ怒っているのかわからない」と言われてしまう
99.頑張っているのに結果が出ない・・・
100.自分を「弱い」と感じている人へ
101.集団になじめないなら「思いどおり」にやろう
102.無駄に苦しんできただけだった
103.お金の不安をなくす方法
104.私の「すべて」をわかってもらいたい - わかってもらいたい症候群
105.なぜ苦しみを「克服」できないのか?
106.生きづらいなら「心地よい人生」を目指そう
107.生きづらい人は「扁桃体をいたわる生き方」を身に着けよう!
108.生きづらい人が自由になれる「メタ思考」とは?
109.世間との「ほどよい距離」の取り方とは?
110.たんたんと生きる
 


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