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話が噛み合わないと感じるなら。

 

話が噛み合わない 生きづらい人生の歩き方 第22回

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生きづらい人生の歩き方

 

第22回
話が噛み合わないと感じるなら

 
あなたがもし、周囲の人と話が噛み合わないことで悩んでいらっしゃるのなら。
 
このコラムをぜひ最後まで読んでみてください。
 
噛み合わない理由がハッキリとわかり、心がスッと楽になるはずです。
 
以前もお話しましたが、この世界には二種類の住人が存在しています。
 
一つ目は、意識のほとんどが、目の前にある机や仕事といった「物質」や「現象」で占められている「物質空間」の住人。
 
二つ目は、意識のほとんどが、考えごとや不安といった「思考」や「感情」で占めてられいる「心の空間」の住人です。
 
この二種類の住人は、本当に話が噛み合わないのです。
 
「心の空間」の住人は、日常生活でうまくこなせないことがたくさんあります。
 
なぜなら、目の前が思考や感情におおわれていて「物質空間」がよく見えないからです。
 
私はその「心の空間」の住人です。
 
でも、実はそう思えるまでに相当な時間がかかりました。
 
私は整理整頓が苦手で、小学生の頃から自分の机やロッカーの中がグチャグチャでした。
 
それを、担任の教師が「しのぶの机とロッカーはこんなに汚い」と、中に入っているものをみんなの前で一つひとつ取り出すのが恒例行事になっていました。
 
クシャクシャになったプリントや、カビたパンが出てくるたびに、クラスメイトが「うわぁ~」と悲鳴を上げる。
 
さらし者でした。
 
普段の行動も落ち着きがないので、給食は私だけ先生の横に座って食べる。
 
私の授業中の座席を、教卓の真横に指定した先生もいます。
 
もちろん、授業参観もその席。
 
周囲の人たちから日々いろいろと指摘されるので、自分なりに真剣に理由を説明するけれども、話が噛み合わない。
 
小学校三年生にして、担任教師からは人間のクズと言われました。
 
小学校六年生のときの担任教師からは、殴り倒され、顔面を靴で踏みつけられました。
 
だから私は一生懸命、「物質空間」のことができるように頑張りました。
 
「物質空間」のルールに合わせようと努力しつづけました。
 
でもできませんでした。
 
なぜなら、私は「心の空間」の住人だから。
 
周囲の多くの人たちと同じように世界が見えてはいない。
 
同じ「現実」を感じられないのです。
 
でも、なかなかそのことに気づくことができませんでした。
 
なにせ「物質空間」の住人の方が圧倒的多数ですから、その常識やものの見方を押しつけられます。
 
「物質空間」に住んでいる人からすれば、押しつけたつもりはなく、それが当たり前になりすぎていただけ。
 
それゆえ、私も押しつけられているとは思っていませんでした。
 
ただ単に私が間違っていて、甘えていて、弱音を吐いているだけだと思っていた。
 
だから、ひたすら「物質空間」のやり方に合わせて生きてきたのです。
 
そして力尽きました。
 
あらゆるものを失いました。
 
やがて私は、導かれるように生きづらさ専門カウンセラーになりました。
 
生きづらさを抱えた方のお話を、カウンセリングルームの中で聴かせていただいていると、私はしっかりと「現実」を感じることができます。
 
それは話が噛み合うから。
 
「心の空間」の会話が成り立つから。
 
その場が「心の空間」で満たされるからです。
 
そうして私は確信しました。
 
自分は「心の空間」の住人なんだ、と。
 
それ以来「物質空間」のルールや常識が、私にまとわりつくことはなくなりました。
 
無理に人と話を噛み合わせようと思うことがなくなったのです。
 
あなたがもし、周囲の人と話が噛み合わないのなら、もしかすると住んでいる空間が違うからかもしれません。
 
あなたにとって「現実」が存在しているのは、どちらの空間なのか。
 
どちらの空間と接触している面が大きいのか。
 
ぜひ一度、ご自分の「心」にたずねてあげてみてください。
 
あなたの「心」は、あなたから問いかけてもらえるのをきっと待っているはずです。
 
もしその答えが「心の空間」なら。
 
あなたは、「心の空間」の住人とともに生きた方が、幸せになれるでしょう。
 
あなたと同じ「現実」を生きる人たちの中で、「心地よい人生」を生きていくのです。
 
そのための具体的な方法が「脱世間起業」です。
 
脱世間起業は、自分と同じ「現実」を生きる人を見つけるための技術。
 
「心の空間」を生きる人同士が、共に快適に過ごせる「居場所」を創るための具体策です。
 
私も脱世間起業をして、「Adic Salon」という最高に居心地のいい居場所を創ることに成功しました。
 
そのおかげで、今は「心の空間」の住人として生まれてよかったと、心の底から実感しています。
 
あなたもぜひ脱世間起業で、快適な「現実」を生きてみてはいかがでしょうか。
 
そのための第一歩が「情報発信」です。
 
今はAIを使って、これまでより劇的に早く、楽に情報発信ができるようになりました。
 
つまり同じ「心の空間」を生きる人に、こちらからかんたんにアプローチできるようになったのです。
 
その人は、あなたからの発信を今もきっとどこかで待っているでしょう。
 
その人にあなたを見つけてもらうためには、あなたがその人から求められる人になるしかありません。 
 
だから、AI情報発信で「人に求められる人」になる。
 
同じ「現実」を生きる人たちと出会う。
 
そうして自分だけの「居場所」を創り、「心の空間」を満喫してみませんか?
 
それこそが、「心の空間」に生きる生きづらい人だけが味わえる、人生最大の「恩恵」なのですから。
 
Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
しのぶ かつのり
 

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生きづらい人生の歩き方 <目次>

1.生きづらい人がAI時代に生き残れる仕事とは?
2.「世界一即戦力な男」に見る引きこもり脱出の糸口
3.生きづらい人向け「ビジネスの成功法則」
4.あなたは「善人」ですか「悪人」ですか?
5.お金は好きですか?-生きづらい人が陥るお金のジレンマ
6.「お金もうけ」にとらわれなくなる話
7.生きづらい人は「リア充」より「ジツ充」を目指そう
8.我慢してるのに自分勝手と言われる
9.生きづらさの正体
10.死んでも世界はつづくのか?
11.実存を充実させる生き方
12.他人の目が気になる人へ
13.「ジツ充」の極め方
14.不安の上手な対処法
15.変えられること、変えられないこと
16.「変えられること」の見つけ方
17.感情に飲み込まれない方法
18.自分と同じ症状の人が見当たらない
19.人生を変える方法
20.人生が変わる瞬間に必ず起こる問題
21.「心の空間」を生きる
22.話が噛み合わないと感じるなら
23.人生に疲れ果てたとき
24.「自分らしさ」とは何か?
25.AIと張り合うくらいなら
26.ジツ充とジコチュウの違い
27.社会に絶望している人へ
28.ネガティブ思考を変える適切な方法
29.生きづらい人は仕事を「三つ」もとう
30.心の健康法の効果が出ない理由
31.ベーシックインカムで将来も安心?
32.「悩み解決書」で悩みが解決しない理由
33.生きづらさを癒す一つの方法
34.もっとクヨクヨ考えよう
35.仕事を三つもつ理由
36.好きなことを仕事にする…?
37.苦しみの活かし方
38.向かい風を追い風にする生き方
39.行動力を身につける方法
40.お金との上手なつき合い方
41.自己洗脳と自己欺瞞
42.人並みという幻想
43.元気がないと幸せになれないのか?
44.「社会の常識」に振りまわされない
45.気が休まらない…
46.綺麗事に気づいてしまう人
47.生きづらい人が起業を成功させられる理由
48.そんなかんたんな話じゃない
49.人に気をつかい過ぎて疲れしまう
50.悩み過ぎて体がガチガチ
51.正解なんてない
52.心に余裕がない
53.誰に相談したらいいのかわからない
54.やる気はどこから湧いてくる?
55.人と対立してしまう
56.許すか、許さないか
57.生き方を決める
58.好きなこと探しの迷宮
59.生きづらさは誰のせい?
60.集中しすぎてしまう
61.家にも世の中にも居場所がないときの解決法
62.不用意に交友関係を増やそうとしない
63.自分を最強の味方にする方法
64.世間のしがらみから脱け出したい
65.あと一歩が踏み出せない
66.なぜメンタルが弱いのだろう…?
67.生きづらい人が「苦手」を克服する方法
68.心配ごとが頭から離れない
69.認められたいのに認めてもらえない
70.引きこもりは「悪いこと」なのか?
71.楽に生きたい
72.失言が多いので減らしたい
73.誰も心配してくれない
74.お金の上手な使い方
75.やる気が出ないのはなぜなのか?
76.深く悩んでいる人の方が「えらい」のか?
77.生きづらい人が幸せになりたいなら
78.この人と結婚していいのか?
79.心が敏感な人向けの対処法から抜け落ちている視点
80.人生を変えられる人と、変えられない人の違い
81.親が嫌いな自分はおかしいのか?
82.著名人と自分を比べてしまう
83.自分を信じられない
84.上司や部下に言うことを聞いてもらえない
85.劣等感は克服も解消もしなくていい
86.ポジティブシンキングがうまくできない
87.結果だけで判断される社会
88.「自分がされたら嫌ことは他人にしてはいけない」の嘘
89.「性格が悪い」と言われてしまう
90.「ありのままの自分」というやっかいな問題
91.「お金」以外に8つの基準をもとう
92.どうしてこんなにつらいのに誰にも伝わらないのだろう?
93.仕事が恐い、職場が恐い - その恐怖の正体と解決策
94.「恩知らずな人」を許せない
95.他人を不愉快にさせてしまう
96.「等身大の自分」という言葉にひそむ罠
97.有効な「貯金」の仕方を身に着けよう
98.「なぜ怒っているのかわからない」と言われてしまう
99.頑張っているのに結果が出ない・・・
100.自分を「弱い」と感じている人へ
101.集団になじめないなら「思いどおり」にやろう
102.無駄に苦しんできただけだった
103.お金の不安をなくす方法
104.私の「すべて」をわかってもらいたい - わかってもらいたい症候群
105.なぜ苦しみを「克服」できないのか?
106.生きづらいなら「心地よい人生」を目指そう
107.生きづらい人は「扁桃体をいたわる生き方」を身に着けよう!
108.生きづらい人が自由になれる「メタ思考」とは?
109.世間との「ほどよい距離」の取り方とは?
110.たんたんと生きる
111.生きづらい人が目標を達成できない本当の理由
112.三理一体の法則がうまくいかない人の共通点とは?
113.カタルシスが生きづらさ脱出の「起爆剤」になる理由
114.「生きづらさ克服」の気力を失いそうなあなたへ
115.「仕事に行きたくない、家にいたい」当事者の声と具体的な対処法
116. 気が弱い人が人生を変える極意
117.消えない恨みへの「レベル別」対処法
118.生きづらさをこじらせる「完全な被害者バイアス」とは?
119.生きづらいなら「役割」を果たし人生を落ち着かせよう
120.生きづらい人にもっとも大切な支援
121.生きづらい人は「意志が弱い」のか?
122.自分軸よりも大切なもの -「実存軸」で生きよう
123.人の言葉に傷つきやすい人が知ると楽になる二つの事実
124.メタ思考力を鍛えたいなら「バカ」や「アホ」ともつき合おう
125.生きづらさの「原因」を安易に特定するネット記事が多すぎる
126.「誰でもHSP症候群」にかかった日本
127.「結論だけ欲しがる社会」に踊れされるな
128.生きづらい人は「ギバー」を目指さなくていい
129.「一人で生きていく」と決めた生きづらい人に必要な覚悟
130.マイノリティは、なぜ生きづらいのか?
131.生きづらい人の「意識」の上手な活かし方
132.もんもん耐性、それは自分の「本質」と向き合える力
133.生きづらい人はAIと仲良くなれる - 関係性のシンギュラリティ
134.「メンタルが強い人」のアドバイスを真に受けない
135.雑談力は必要か?雑談できないあなたへ
136.嫉妬しやすい人が「嫉妬しない人」になりたいなら
137.お金に振り回されなくなる「二つの力」
138.日本社会で生きづらい人が苦しんでいる本当の理由
139.自分は本当に「生きづらい」のだろうか?
140.生きづらい人はコミュニケーションが得意という事実
141.内にこもりたいとき、あなたはどうしていますか?
142.「憧れの人」を目指すな - ビジネスの成功者に憧れる生きづらい人へ
143.私には不満がない
144.「無駄にプライドが高い人」が好きだ
145.その他大勢になるな、唯一無二のままであれ。
146.「生きる意味」が見つからない、生きづらい人へ
147.「異物」として生きて
 


おかげ様でコラム数500本突破!

読むと心が強くなるコラム

「読むだけで生きる勇気が湧いてくる」と大好評をいただいている、しのぶかつのり(信夫克紀)の連載コラムです。
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