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生きづらさを癒す一つの方法

 

生きづらい人生の歩き方第33回 生きづらさを癒す一つの方法

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生きづらい人生の歩き方

 

第33回
生きづらさを癒す一つの方法

 
生きづらさを感じていらっしゃる方に、私がよくオススメすることがあります。
 
それは、書くこと。
 
しかも、誰かに向けて書くことです。
 
なぜなら書くことには、心への治療的な効果があるから。
 
自分以外の誰かに向けて書くことで、大きな癒しが得られるのです。
 
私自身も、書くことによって救われてきた一人です。
 
よく周囲の人から、あなたはなぜ無料のコラムを毎日のように公開しているのだと、不思議そうにたずねられることがあります。
 
なかには、人のために自分を犠牲にしていると称賛してくださる方までいますが、当然のことながらそれは大きな誤解です。
 
私が日々コラムを書いているのは、読んでくださる方のためはもちろんのこと、自分の心を癒すためでもあるからです。
 
書くことは、自分の内面と向き合うことに他なりません。
 
書きつづけることで、自分が何に苦しみ、何に腹を立て、何を求め、何を考えているのかが見えるようになるのです。
 
それは、カタルシス(心の浄化)とも言えるでしょう。
 
書きつづけることで、自分の奥底にたまっていた思いが言葉となって吐き出され、そこに大きな解放感が訪れるのです。
 
しかし、単純なカタルシスを求めるだけであれば、自分以外の誰かに向けて書く必要はありませんよね。
 
日記で十分なはずです。
 
なぜ誰かに向けて書く必要があるのでしょうか?
 
それは、人に読んでもらうからこそ、自分に正直にならざるをえないからです。
 
誰だって、わざわざ誤解されたいとは思わない。
 
せっかく自分の思いを伝えるなら、できるだけ自分にとって正確な言葉で伝えたい。
 
だから言葉を精査する。
 
思いを精査する。
 
吟味する。
 
すると、より自分の考えが明確に浮き彫りになってくる。
 
自分が「きわ立つ」のです。
 
私たちの思いは、彫刻作品になる前の大理石のようなものです。
 
その大理石を外側から彫り進めることによって、余分なものがそげ落ち、やがて「自分」という彫刻像が姿を現してくる。
 
書くことは、その彫刻のための道具なのです。
 
読み手との見えない対話は、心の彫刻の質を高めるために、どうしても欠かせないものだと言えるでしょう。
 
それだけではありません。
 
きわ立った自分から発せられた言葉は、他の人をも癒すことがあります。
 
なぜなら、同じ苦しみを持つ人にカタルシスをもたらすからです。
 
あなたにも、ご経験がありますでしょうか?
 
自分の思いが言葉になっている文章を見たとき。
 
人は猛烈に癒されます。
 
自分の言いたかったことは、これだ…。
 
言葉にならないあの感覚を、言葉にしてくれている…。
 
私だけではなかったのだ、この苦しみを抱いていたのは…。
 
そんな感慨を受け、心が解放される。
 
書くことは、自分だけではなく、他の人の心も癒すことができるのです。
 
もちろん、誰かに向けて書いたからといって、必ずしもカタルシスを得る人に読んでもらえるとは限りませんよね。
 
ネットに公開したとしても、最初からたくさんの人に読んでもらえるわけでもありません。
 
私も、人に向けて書いたものを最初にWEBサイトに公開した日は、来訪者はゼロ人でした。
 
それが一人になり、10人になり、やがて100人になり、おかげさまで毎月何万人もの人に読んでいただけるようになりました。
 
そして、その頃になってようやく、自分が何を書いていけばいいのかもわかるようになってきました。
 
なんとなく、自分の言葉の持つ役割が見えてくるようになったのです。
 
すると、書くことがどんどん湧き出てきます。
 
よく、しのぶさんは書くことがたくさんあるからいいですよね、と言われることがありますが、私もはじめは何を書いていいのかわかりませんでした。
 
どう書けばいいのかもわからなかった。
 
でも書いていくうちに、自分がきわ立ってきて、自分の内奥にある言葉を引き出せるようになっていった。
 
そして、社会における自分の言葉の役割りが見えてきて、書く題材がだんだんと出てくるようになったのです。
 
私の場合は、そうして書きつづけることが、カウンセラーという今の仕事につながっていきました。
 
誰かに向けて書くという営みは、自分にも人にもカタルシスをもたらす。
 
人に向けて書くからといって、メディアで紹介されるような人気ブログにする必要もない。
 
出版してベストセラーを生む必要もない。
 
自分がきわ立つことによって、必要な人に必要な言葉が届きさえすればいい。
 
あなたが、生きづらさを癒したい、この苦しみから脱け出したいと考えているのなら。
 
ぜひ「書くこと」をオススメします。
 
自分がきわ立ち、きっと人生が大きく変わっていくはずです。
 
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Brain with Soul代表
生きづらさ専門カウンセラー
信夫克紀(しのぶ かつのり)
 


生きづらい人生の歩き方 <目次>

1.AI時代に生き残る仕事
2.「世界一即戦力な男」に見る引きこもり脱出の糸口
3.これからのビジネスの成功法則
4.善人なんていない
5.お金は好きですか?
6.「お金もうけ」にとらわれなくなる話
7.「リア充」を目指すより
8.我慢してるのに自分勝手と言われる
9.生きづらさの正体
10.死んでも世界はつづくのか?
11.実存を充実させる生き方
12.他人の目が気になる人へ
13.「ジツ充」の極め方
14.不安の上手な対処法
15.変えられること、変えられないこと
16.「変えられること」の見つけ方
17.感情に飲み込まれない方法
18.人に拒絶されると傷ついてしまう
19.人生を変える方法
20.人生が変わる瞬間に必ず起こる問題
21.「心の空間」を生きる
22.話が噛み合わないと感じるなら
23.人生に疲れ果てたとき
24.「自分らしさ」とは何か?
25.AIと張り合うくらいなら
26.ジツ充とジコチュウの違い
27.社会に絶望している人へ
28.ネガティブ思考を変える適切な方法
29.仕事は三つもつ
30.心の健康法の効果が出ない理由
31.ベーシックインカムで将来も安心?
32.「悩み解決書」で悩みが解決しない理由
33.生きづらさを癒す一つの方法
34.もっとクヨクヨ考えよう
35.仕事を三つもつ理由
36.好きなことを仕事にする…?
37.苦しみの使い方
38.向かい風を追い風にする生き方
39.行動力を身につける方法
40.お金との上手なつき合い方
41.自己洗脳と自己欺瞞
42.人並みという幻想
43.元気がないと幸せになれないのか?
44.社会の常識に振り回されない
45.気が休まらない…
46.綺麗事に気づいてしまう人
47.生きづらい人が起業を成功させられる理由
48.そんなかんたんな話じゃない
49.人に気をつかい過ぎて疲れしまう
50.悩み過ぎて体がガチガチ
51.正解なんてない
52.心に余裕がない
53.誰に相談したらいいのかわからない
54.やる気はどこから湧いてくる?
55.人と対立してしまう
56.許すか、許さないか
57.生き方を決める
58.好きなこと探しの迷宮
59.生きづらさは誰のせい?
60.集中しすぎてしまう
61.居場所がない
62.不用意に交友関係を増やそうとしない
63.自分を最強の味方にする方法
64.世間のしがらみから脱け出したい
65.あと一歩が踏み出せない
66.なぜメンタルが弱いのだろう…?
67.苦手なことへの適切な対処法
68.心配ごとが頭から離れない
 


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